みなさん、こんばんは。
これまで当店では、数多くの【TIFFANY&CO.】との”Wネームモデル”を取り扱って来ましたが、私自身も初めて見ることになる、大好きなモデルが入荷して参りましたので、ご紹介していきたいと思います。ぜひ最後までご覧ください!
「Ref.5130G-001」
『ワールドタイム TIFFANY&CO.』18KWG
2006年に「Ref.5110」の後継モデルとして登場した『ワールドタイム』「Ref.5130」。
発売時期こそ異なりますが、先代同様に、18KYG(イエローゴールド)、18KRG(ローズゴールド)、18KWG(ホワイトゴールド)、PT(プラチナ)の4素材で展開されています。
先代からの変更点は、ケース径が37mmから39.5mmへとサイズアップし、文字盤中心部分のデザインはギョーシェ仕上げからサンビーム仕上げへ、針(時針)のデザインも通称”アップルハンド”へと変更されました。また、文字盤中心部のデザイン変更によって、現在時刻をセットし易くなり(特に分単位)、サイズアップされたことで都市名のリングも若干大きくなったため、視認性がグッと向上しています。
ケースサイズ、針、インダイヤルの仕様変更によって、初代「Ref.5110」とは、かなり印象が変わりましたね。
文字盤上の繊細なデザインによって、どうしても文字盤上にWネームの証を入れられない、または困難なモデルが幾つか存在します。まさしくこの『ワールドタイム』「Ref.5130G-001」がそれに該当します。
文字盤中央部のギョーシェ彫りされたサンバースト仕上げと、その周りを各国の都市名が埋め尽くしてしまっているため、【TIFFANY&CO.】のロゴを入れられないと思っておりましたが、、、なんとこの個体を見ると、間違いなく文字盤上(6時位置)にロゴが記載されているのではないですか!!
どのブランドにも言えることですが、Wネームモデルで最も重要なのは保証書の存在です。もちろん、文字盤に表記されているエングレービング(彫刻)も非常に重要ではありますが、基本的にはリテイラー(販売店)の印が押されている、プリントされている、もしくは記載されている保証書に、その記載があるのかどうかが鍵となります。ちなみにこちらの個体に関しては、ホノルルのブティックで販売されていますね。
スケルトンバックから鑑賞いただけるムーブメント「Cal.240 HU」は、「Ref.5110」から引き継がれた【パテックフィリップ】独自のワールドタイム機構。
10時位置のプッシュボタンを押すことにより、時針、24時間リング、都市名リングが動いて行く様は、少々大袈裟かもしれませんが、見ていて感動します。記念すべき第一回目のパテックフィリップ論でも『ワールドタイム』を取り上げ、その後複数回に渡ってご紹介しているのには理由があり、私が初めてこの機構を目にした時の驚きを未だに覚えているからなのです。
こちらの個体ですが、2025年5月にメーカーで外装仕上げ、オーバーホールをしております。直近でメーカー修理がなされているのは、使用をするうえで安心出来るポイントですよね。
※外装仕上げで取りきれていないキズ残りが見られる箇所がございます。
保証書日付は2013年12月。レザー調のパスケース、ワールドタイムの取扱説明書、冊子類など、付属品も一式揃っています。【TIFFANY&CO.】とのWネームモデルならではですが、外箱をさらに収納出来る、ティファニーブルーの紙製の箱も付属しています。コレクター心をくすぐりますよね。
気になる販売価格は、、、と言いたいところでしたが、本記事公開前に販売となってしまいました、、、
毎度のことながら、大変申し訳ありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
【パテックフィリップ】ファンであれば、いつかは手に入れたい!と思っているであろうWネームモデルをご紹介させていただきましたが、他にもWネームモデルやその他超絶級とも言えるモデルを当店では数多く取り扱ってきております。
目の肥えたお客様方のためにも、今後も一級品をたくさんお取り扱いさせていただければと考えておりますので、購入したい方のみならず、希少モデルをお持ちの方も、まずはご相談いただければと思います。
引き続き、今まで以上に魅力的でオススメ出来るモデルを一本でも多くご紹介して参りますので、次回もお楽しみにお待ちください!
では、また!