阿部泰治のパテック論～第２６３回～ "人気"で"希少"な"未使用"個体！！『パーペチュアルカレンダークロノグラフ』「Ref.5970P-001」をご紹介！！｜高級腕時計の販売・買取ならコミット銀座

みなさん、こんばんは。

本日は、人気且つ市場での出回りが少ないモデルが、なんと"未使用"状態で入荷して来ましたので、そちらをご紹介したいと思います。ぜひ最後までご覧ください！

「Ref.5970P-001」
『パーペチュアルカレンダークロノグラフ』PT

2004年のバーゼルワールドにて、18KWG（ホワイトゴールド）ケースと18KRG（ローズゴールド）ケースで登場した「Ref.5970」。

1986年から2004年頃まで製造されていた三代目『パーペチュアルカレンダークロノグラフ』「Ref.3970」の後継機にあたるこちらは、文字盤上のカレンダー、インダイヤル、ムーンフェイズの配置、文字盤外周に書かれたタキメータースケールのバランスと、どれをとっても完璧な仕上がりとなっています。

また、2008年には18KYG（イエローゴールド）ケース、2009年にはPT（プラチナ）ケースのモデルも発表されるなどバリエーションも豊富で、更に魅力が増しましたね。

発売当時こそ、比較的見かけることもありましたが、近年はあまり見なくなってきたように思えます。というのも「Ref.5970」シリーズの生産期間は2004年から2010年頃までとなっており、「Ref.3970」と比較するとその生産期間は約1/3となっておりますので、流通個体は間違いなく少なくなっているのです。

中でも、PT（プラチナ）ケース×黒文字盤仕様で登場した「Ref.5970P-001」の生産期間は僅か２年程しかなく、生産個数が少ないことは容易にお分かりいただけると思います。

18KWG、18KRG、18KYG素材のモデルは、ケースの色味こそ違いますが、シルバー文字盤に、カレンダー表示、インダイヤル、タキメータースケール、クロノ針が黒色で仕上げられています。

一方、PT（プラチナ）ケースは、唯一の黒文字盤仕様となっているため、各文字盤上のパーツに白色が採用されています。また、６時位置に配されたムーンフェイズの外周にある日付表示は、数字が他素材と比べると明らかに大きく、視認性にも長けております。これは、最終で発表されたモデルということもあり、差別化したのでしょう。

「Ref.5970」はこれまでの『パーペチュアルカレンダークロノグラフ』搭載モデルに採用されたケース・文字盤デザイン、角形のクロノグラフボタンなど、歴代モデルの良いとこ取りをして登場しており、更には40mmケースを採用したことで、今までで一番モダンな仕上がりとなっております。

スケルトンバックから鑑賞いただけるムーブメントは、レマニア製のクロノグラフムーブメント「Cal.2310」がベースとなっている、名機としても名高い「Cal. CH 27-70 Q」。【パテックフィリップ】が作り上げた完成度の高いムーブメントは、何度見ても飽きずに見惚れてしまいますね。

状態はなんと未使用品！フォールディングバックルにも保護のシールが貼られたままとなっています。また付属品には、ムーブメント/シリアルナンバーが入ったシールが貼ってある納品時のスリーブケースも付属しており、裏蓋、調整ピンも綺麗な状態です。市場での出回りも少ないうえ、このような素晴らしい状態の個体は、今後出てこないのではないでしょうか。

気になる販売価格は、14,960,000円(税込)

商品詳細はコチラ

着用して楽しんでももちろん良いですが、コレクションピースにも適しておりますので、お探しの方には特にオススメです！！