高級腕時計をお持ちの方もそうでない方も、誰もが一度は「どのモデルが人気なんだろう?」と考えたことがあるかと思います。「人気の王道モデルが欲しい!」「人と被らないモデルが欲しい!」など、皆様それぞれの動機があるなか、実際にどれが人気なのか!?は、リアルタイムに情報を得なければなかなか手に入りません。

そこで今回は、【A.ランゲ&ゾーネ】のモデルを対象に、2025年上半期のコミット銀座(以下:当店)取り扱い数上位5本を公開いたします!是非とも皆様も一緒にランキングを想像しながら、楽しんでご覧ください。

 

 

第5位

『リトル ランゲ1 ムーンフェイズ』「Ref.182.086」

 

第5位には、夜空に燦然と輝く星々を表現した、神秘的な文字盤デザインが特徴の『リトル ランゲ1 ムーンフェイズ』「Ref.182.086」がランクイン。

こちらの文字盤は、別名”アベンチュリン”とも呼称されるゴールドストーンを何層にも重ねて制作されており、そこに散りばめられた何千もの酸化銅の結晶に光が反射する事で、まるで夜空に浮かぶ星空のように見える作りとなっています。『ランゲ1』のレイアウトはそのままに、やや小ぶりな36.8mmのケースサイズで仕上げた『リトル ランゲ1』は、日本人の腕周りにもピッタリなサイズ感です。仕様違いとして、ダイヤモンドをベゼルに埋め込んだ豪華な印象の「Ref.182.886」もございますので、お好みで選んでみてはいかがでしょうか。

 

 

第4位

ランゲ1「Ref.191.039」

第4位には、【A.ランゲ&ゾーネ】のアイコンウォッチとも言える『ランゲ1』の発表より約20年の時を経て、2015年にリニューアルされた「Ref.191.039」がランクイン。

デザインはそれまでの『ランゲ1』をほぼ継承している一方で、ムーブメントには自社生産の新パーツをふんだんに使用した「Cal.L121.1」を搭載し、精度がグッと向上しています。更には、同ブランドの特徴でもある”アウトサイズデイト”も進化しており、従来のゆっくりと日付が切り替わる仕様から、瞬時に切り替わる仕様へと変更されています。黄金比によって美しく配された文字盤デザインに最新技術を詰め込んだこちらは、もはや芸術品と言っても過言ではない魅力的な一本です。

 

 

第3位

サクソニア フラッハ「Ref.192.032」

 

第3位には、第2位には、創業者”アドルフ・ランゲ”の出生地、ザクセンを意味する”サクソニア”を名に持ち、二針のシンプルなデザインに仕上げられた『サクソニア フラッハ』「Ref.201.027」がランクイン。

針・バーインデックスの太さ、長さ、ブランドロゴなど、その全てのバランスが黄金比で計算された美しい仕上がりのこちらは、厚さ僅か5.9mm、ケース径37mmと、日本人の方には特に嬉しい仕様となっています。搭載された手巻きムーブメント「Cal.L093.1」は、2.9mmの薄型仕様ながらもパワーリザーブは約72時間のハイスペックとなっており、その動きをケースバックから鑑賞いただくことも可能です。飽きの来ないシンプルな作りは、長く愛用したい方に是非ともオススメしたい一本です。

 

 

第2位

『ランゲ1 ムーンフェイズ』「Ref.192.032」

 

第2位には、2017年発表の『ランゲ1 ムーンフェイズ』「Ref.192.032」がランクイン。

スワンネック形バネと、側面にある調整用ビスにより微調整が可能なビートエラー補正装置を備えたこちらには、精巧な「Cal.L121.1」をベースに更に改良を加え、パワーリザーブ約72時間を実現した手巻きムーブメント「Cal.L121.3」を搭載しています。また、122.6年で1日の誤差という高精度で月の満ち欠けを表示するムーンフェイズは、天空ディスクと呼ばれる24時間で1周するデイ・ナイト表示機能と一体化されており、1日の時間帯により様々な美しい色調のブルーへと変化します。爽やかなブルーとシルバーが目を惹く、黄金比で計算されたオススメの一本です。

 

 

第1位

オデュッセウス「Ref.363.179」

 

栄えある第1位には、同ブランド初となるラグジュアリースポーツモデルとして誕生した『オデュッセウス』から、2019年発表の「Ref.363.179」がランクイン。

こちらは、ミドルケース、ベゼル、ケースバックの3ピース構造を採用したことで、従来の『ランゲ1』や『1815』などの30m防水から120m防水へと一気に機能が飛躍し、実用性が高まったモデルです。18KWG(ホワイトゴールド)の針、インデックスが映えるダークブルー文字盤の3時位置には大きなアウトサイズデイトが配され、デザイン性のみならず視認性にも優れた仕上がりとなっています。【A.ランゲ&ゾーネ】の中でも最も価格が高騰しているコレクションであり、デザイン性、機能性、資産性そのどれもが優秀な一本と言えるでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

【A.ランゲ&ゾーネ】のアイコンウォッチ『ランゲ1』に軍配が上がると思いきや、販売から比較的日の浅いコレクションである『オデュッセウス』が堂々の一位を獲得しましたね。やはり同ブランドの商品は、そのどれもに目を惹く個性があり、甲乙つけがたいことからこのような結果になったのでしょう。とにもかくにも、やはり高級腕時計は実物を見ることが一番です。是非ともお近くにいらした際には、コミット銀座へお立ち寄りください。

本記事が皆さまの売買における参考になれば幸いでございます。次回以降の取り扱い数ランキングもお楽しみにお待ちください!

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