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先日【オーデマピゲ】から美しいオープンワークが特徴的な『ロイヤルオーク ダブル バランスホイール オープンワーク』の新作モデルが発表されました。
SS(ステンレススチール)と18KYG(イエローゴールド)、ブラックセラミックの3つの素材で構成されたこちらのモデルは、オープンワークダイヤルが何よりの特徴として印象的なデザインに仕上げられています。今回は、【オーデマピゲ】のクラフツマンシップを体現した、新作モデルの魅力を詳しくご紹介していきます。ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。
概要
特徴
①オープンワークダイヤル
1930年代に登場したオープンワークは、時計の構造はもちろんのこと、素材に関する深い知識、高い仕上げの技術が必要とされています。そんな技術者の力量が必要とされるオープンワークを『ロイヤルオーク』に初めて採用したのは、1996年に発表された「Ref.25829」。そこから、多数のオープンワークモデルを発表しており、直近10年間では『ロイヤルオーク』コレクションだけでも、50種類ほど発表しています。今作ではそんな歴史あるオープンワークの美しさが否応なく存分に堪能できるデザインに仕上げられています。
②コントラストで際立つ美しさ
SS(ステンレススチール)素材のモデルと、ブラックセラミック素材のモデルでは、ベゼルを留めるネジやインナーベゼル、オープンワークムーブメントにピンクゴールドカラーを採用しており、ケース・ブレスレットとのコントラストが目を惹くデザインとなっています。一方で、18KYG(イエローゴールド)モデルでは、チャコールグレーのカラーを組み合わせるなど、ケース・ブレスレットとダイヤルとのコントラストを意識したデザインに仕上げられています。
また、アワーマーカーと針においても、SS(ステンレススチール)モデルでは18KWG(ホワイトゴールド)、ブラックセラミックモデルでは黒のロジウムカラーを採用するなど、ダイヤル内においてもコントラストが強調された作りとなっています。
ブランド名と秒表示は、オープンワークの美しさを邪魔しないよう、インナーベゼルにプリントで印字されるなど、細かい点も最大限考慮されています。
3つのモデル毎に最適なカラーや素材を組み合わせることで、全体の魅力を引き立てているのは、【オーデマピゲ】ならではのセンスと言えますね。
③ 最先端技術と伝統技術が融合したムーブメント
今作に搭載された自社製ムーブメント「Cal.3132」には、2つのテンプとヒゲゼンマイが同軸上にセットされることで、優れた精度と安定性を実現した"ダブルバランスホイール"機構を採用しています。こちらは、2010年に【オーデマピゲ】が開発した世界初の機構であり、特許を取得したものの、製品化するのに更に5年の歳月を要した程、高い技術力を必要とします。ムーブメントの部品は、最新の製造テクノロジーのマシンを使って切り出し、最後は職人の手作業によって研磨されるなど、最先端の技術と伝統的なクラフツマンシップを組み合わせることで、唯一無二のムーブメントを作り上げているのです。
こちらのムーブメントは、表からはもちろんのこと裏側もスケルトン仕様となっていますので、着けても置いてもこの精緻な動きを鑑賞いただけるのは時計ファンにとってはたまらないポイントですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
伝統と革新を常に体現する【オーデマピゲ】は、新作モデルを発表する度に、その技術力の高さとデザイン性、そして先鋭的なスタイルで、私たちを驚かせてきました。今作も、これまでにもあったオープンワークダイヤルの新たなスタイルを提示するようなモデルとなっていますので、ぜひ実機でも見てみたいものです!
今回も本コラムを見て下さったことで、一人でも多くの方が高級腕時計に興味を持ってくだされば幸いです!
ではまた!