著名人が身に着けている腕時計が欲しい。皆さん、そう思ったことはありませんか?

腕周りをよく注目して見ると「オシャレなデザイン」や「豪華で存在感のある時計」など、著名人の中には一流の高級腕時計を身に着けている人が多く存在していることがわかります。

今回は、アメリカのロックバンド【マルーン5】のフロントマン、『アダム・レヴィーン』の腕元にフォーカス。ソングライターとしての優れた才能で、ジャンルを超えた音楽性を持ち、マルーン5を世界的な成功へと導いた中心人物のアダム・レヴィーン。その功績は、シングル全世界トータルセールス7億5000万枚を突破し、代表曲「シュガー」のミュージックビデオは、バンドとして世界最多の41億回再生(YouTube)を記録するなど、音楽シーンで圧倒的な成功を収めています。

そんなアダム・レヴィーンは、実は【ロレックス】コレクターとしても有名で、希少かつ、こだわりの詰まったコレクションを着用している姿が度々目撃されています。世界的なアーティストとしての成功だけでなく、そのセンスが反映された時計の選び方にも、彼ならではの魅力が感じられます。ぜひ最後までお楽しみください。

 

 

1本目
【ロレックス】『デイトナ』
「Ref.6263」

出典元:Sotheby's 

 

最初にご紹介するのは、1969年頃から1988年頃まで製造されていた、プラスチックベゼルが特徴の手巻き『デイトナ』の最終型となる「Ref.6263」。

このモデルは、プッシュボタンがねじ込みスクリュー式になったことで、防水性能が30mから50mへと向上し、文字盤には『デイトナ』シリーズで初めて"OYSTER"の文字がプリントされました。特に18KYG(イエローゴールド)モデルは、COSCの公式認定を受けた初のクロノグラフのレギュラーモデルとなり、文字盤には「SUPERLATIVE CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED(公式認定クロノメーター)」というレターが追加されています。ムーブメントには、第2世代から引き継がれた高精度の「Cal.727」が搭載されており、機能性と美しさを兼ね備えた一本となっています。

 

 

2本目
【ロレックス】『デイトナ』
「Ref.6263」ポール・ニューマン

出典元:Sotheby's 

 

2本目は、通称"白ポール"と呼ばれているコレクター垂涎のタイムピース『デイトナ』「Ref.6263」ポールニューマン。

1969年頃~1972年頃に販売されていたこちらのモデルは、「エキゾチックダイヤル」と呼ばれる特徴的な文字盤を備えており、俳優兼レーサーであるポール・ニューマンが愛用していたことで、後に「ポールニューマンダイヤル」として広く知られるようになりました。希少価値が非常に高く、世界オークション等でしか見ることもほとんどございません。購入したいと考えている方は、絶対的に信用できるお店で購入するようにしましょう。

 

 

3本目
【ロレックス】『デイトナ』
「Ref.116595RBOW」

 

3本目は、ゴージャスな仕様が目を惹く『デイトナ』「Ref .116595RBOW」。

2012年に18KYG(イエローゴールド)、18KWG(ホワイトゴールド)仕様のデイトナレインボーが発表され、その後、2018年に18KERG(エバーローズゴールド)仕様が登場しました。バゲットカットサファイアがセットされたベゼルやインデックス、ゴールドクリスタルが使用されたインダイヤルが、煌びやかかつ高級感漂うデザインとなっています。製造過程においてバゲットカットサファイアの選定など、非常に高い技術が求められるため、極めて限られた数量しか生産されないコレクター垂涎の希少モデルです。

 

 

4本目
【ロレックス】『GMTマスター』
「Ref.1675」

 

 

4本目は、1959年頃~1980年頃に製造されていた、『GMTマスター』第二世代モデルの「Ref.1675」

初期のギルトダイヤル、後期のマットダイヤルと、大きく分けて2つのカテゴリーに分類されるこちらは、初期モデルはポインテッドクラウンガード(PCG)などのレアポイントが数多く存在することでコレクターの方からの支持が厚く、後期モデルは比較的、経年変化が少ないことから、実用志向のユーザーからの注目度が高い傾向にあります。『GMTマスター』と言えば、ベゼルの色味によって大きく変化する”表情”が一番の魅力ですので、気になっている方は、色鮮やかなモノから薄くヴィンテージ調に変化したモノまで、お好みの個体を探してみてはいかがでしょうか。

 

 

5本目
【ロレックス】『デイデイト』
「Ref.18238」

 

 

5本目は、流線形が美しいスタイリッシュなケース、ブレスレット、ベゼル、文字盤、その全てがゴールド一色で統一された、まさに豪華絢爛な印象の『デイデイト』「Ref.18238」。

前モデル「Ref.18038」の厚みあるカマボコケースに比べ、薄くスマートな形状に変更されたこちらは、搭載ムーブメントも「Cal.3055」から「Cal.3155」へと変更され、安定性とメンテナンス性が向上しています。シャンパンダイヤルにローマンインデックスのデザインがクラシカルでありながらもラグジュアリーな印象で、レトロな雰囲気漂う一本です。

 

 

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか?

希少なモデルばかりですが、さすがロックスター!と言えるラインアップだったのではないでしょうか。時計に対する並々ならぬこだわりっぷりは、音楽だけでなく、腕元にも表れていますね!

 

 

 

最後に、世界に一本しか存在しないアダム・レヴィーンと【アルティザンズ ドゥ ジュネーブ】のコラボレーションによって生まれたカスタム『デイトナ』をお見せいたします。

ねじ込み式プッシャーとホワイトのポールニューマン風のダイヤルを備え、インダイヤルにスケルトン加工が施されています。さらにホワイトのベゼルとダイヤルは全体に夜光が施され、全面が発光するという、非常にユニークな一本に仕上がっています。ご覧いただいている皆さまも、アダム・レヴィーンのようにご自身の個性やこだわりにピッタリ合致した時計を選んでみてはいかがでしょうか。

今回も、本記事がご自身のお気に入りの一本を選ぶ際の一助となれば幸いです。

ではまた!

著名人シリーズ