本日は【2025年度版】“傷がついてこそカッコいい!”ガンガン使えるロレックス5選〜5桁モデル編〜をお送りいたします。

高級腕時計の顔と言っても過言ではない誰しもが知るブランド【ロレックス】。近年ではあらゆるモデルが高騰しており、資産として持つ方も増えています。「傷がつくのが勿体無くて使えない…。」と特別なシーンでしか使用されない方も多いのではないでしょうか?
ですが「ロレックスは傷が付いてこそカッコいい!」と声を大にして言いたい筆者が、あらゆるシーンで活躍できる【ロレックス】のセミヴィンテージモデルを5本ピックアップしました!!!
是非とも最後までお楽しみください!

 

ご興味ある時計がございましたら、この機会に是非インタレスト(再入荷希望)をご登録ください

 

 

①『エクスプローラーⅡ』「Ref.16570」


 1988年〜2011年頃まで製造されていた第3世代の『エクスプローラーⅡ』「Ref.16570」。

洞窟探検家のために製造されたこのモデルは、耐久性・機能性の両面を追求しており、デイト表示に加えて、GMT機能を備えるなど充実したスペックを誇り、約20年に渡るロングセラーモデルとしてラインアップしていました。
前モデル「Ref.16550」との外観上の変更点として、ベゼル上の数字が細くなった点があります。GMT機能が搭載されていることにより、2ヶ国の時間を瞬時に把握することができるだけでなく、洞窟のような暗闇にいてもベゼルの数字を組み合わせることにより「午前か午後なのか」昼夜の時間も瞬時に把握することができる、まさに探検家の為に製作された万能モデルと言えるでしょう。
文字盤はブラック文字盤、ホワイト文字盤がラインアップされており、ステンレススチール製のスポーツモデルには珍しい2種類のダイヤルをお好みでチョイスできます。無骨な印象のSS製のベゼルとブレスレットは、使い込むほどに傷がついて深みを増し、まさにガシガシ使える時計の筆頭モデルと言えるのではないでしょうか?

 

 

②『シードゥエラー』「Ref.16600」


1989年〜2008年頃まで製造されていた第3世代の『シードゥエラー』「Ref.16600」。

防水性に特化したこのモデルは1220m防水を誇り、まさにプロダイバーに向けて製作されたプロフェッショナルウォッチ。飽和潜水時にヘリウムガスを排出する特許機構「ヘリウムガス・エスケープバルブ」が搭載することで、潜水時の気圧の影響で時計の破損を防ぐ設計が施されております。
ブレスレットにはエクステンションの誤作動を防止する機能も搭載されており、堅牢性・実用性が向上しております。また約19年間の長い生産期間の中で、夜光塗料の変更やケースサイドの横穴の有無、エクステンションリンクの変更などが行われており、【ロレックス】が誇るダイバーズウォッチとして進化が続けられてきました。
『シードゥエラー』の外観は『サブマリーナー』と非常に似ていますが、ぷっくりとした厚みのあるケースが特徴です。『サブマリーナー』と比べて男らしさがあるこのモデルは、ガシガシ使って傷が付いていくと、新品時の感動とはまた違った味わい深い魅力を増していきます。高級時計なので傷が付かないように丁寧に使用するのもありですが、良い意味で“ツール“としての魅力があるモデルなので日常的に使い込んでいただきたい一本です

 

 

③『エクスプローラー』「Ref.14270」


 1990年〜2000年頃まで製造されていた『エクスプローラー』「Ref.14270」。

前モデル「Ref.1016」から大きくフルモデルチェンジしており、当時の最先端技術を投入した自動巻きムーブメント「Cal.3000」を搭載しております。外観上の変更点として、風防の素材がプラスチックから圧倒的強度を誇るサファイアクリスタルに変更、ダイヤルは艶のあるラッカー仕上げのブラック文字盤になりインデックスはシルバーの縁取りがされ、より洗練されたスタイリッシュなデザインになりました。また「Ref.14270」には初期製造個体「E番」「X番」に主に存在するブラックアウトというレア個体も存在します。特徴としてインデックスの3・6・9に黒いラインが入っており、ダイヤル上の王冠マークやブランドロゴの表記がシルバーカラーでデザインされております。通常個体とは明らかに異なる雰囲気が出ており、当時の【ロレックス】の試行錯誤が感じられるマイナーチェンジとなっており、コレクター内では人気が非常に高くなっております。
36mmと小ぶりなケースサイズが魅力で、冠婚葬祭やスーツスタイル、カジュアルなど様々なシーンで活躍してくれるモデルです。個体によって傷の入り方や、インデックスのトリチウム夜光の焼け具合、ダイヤル表面に経年による変化が入っていたり、個体によって一つ一つ異なる個性を感じられるので、使い込んで自分だけの個体に育てる楽しみを感じられること間違いなしです

 

 

④『GMTマスターⅡ』「Ref.16710」


 1988年〜2007年頃まで製造されていた『GMTマスターⅡ』「Ref.16710」。

前モデル「Ref.16760」からモデルチェンジを果たした第2世代の『GMTマスターⅡ』で、短針を単独で操作することができ、回転ベゼルとの組み合わせで3ヶ国の時間を把握できる機能を持ったムーブメント「Cal.3185」が搭載されております。外観上の特徴としてベゼルには「ブラック」「赤黒(通称コーク)」「赤青(通称ペプシ)」と3種類のカラーでラインアップされております。「Ref.16710」が登場した当初は「赤黒(通称コーク)」のみのカラーでしたが、1999年頃まで併売していた『GMTマスター』「Ref.16700」が製造終了したことにより『GMTマスターⅡ』「Ref.16710」に「ブラック」と「赤青(通称ペプシ)」が追加されることになりました。
製造期間が約19年間と非常に長く様々なマイナーチェンジを繰り返しており、中でも2007年後半に存在する「GMT-MASTERⅡ」のⅡが縦線2本の「スティックダイヤル」、「Cal.3186」搭載の最終M番の個体は、個体数が非常に少なく希少価値がかなり高くなっております。
現行モデルとは異なりシャープなラグ、薄いケースデザインになっているため非常に使いやすいモデルです。アルミ製のツートーンカラーのベゼルインサートは経年により褪色していたり、当時の鮮やかなカラーを残したインサートがあったり、個体によって魅力は様々です。『GMTマスターⅡ』は一見すると派手に見えますが、腕元にアクセントをもたらしてくれるモデルで、カジュアルシーンで日常的にご使用していただきたい一本です

 

 

⑤『デイトナ エルプリメロ』「Ref.16520」


最後にご紹介するのは、1988年頃〜2000年頃まで製造されていた『デイトナ エルプリメロ』「Ref.16520」。

自動巻きクロノグラフムーブメントの傑作と謳われるゼニス社の「エル・プリメロ」をベースに【ロレックス】が独自の改良を施して制作されたムーブメント「Cal.4030」が搭載されており、【ロレックス】では初となる自動巻きクロノグラフムーブメントを搭載したモデルとなっています。
また前モデル「Ref.6263、Ref.6265」から大きくデザインが変更されており、ダイヤルカラーはブラック文字盤、ホワイト文字盤の2色がラインアップ、プラスチックベゼルは姿を消してステンレスベゼルのみの展開となりました。また、ケース径は37mmから40mmへ大型化されており、リューズガードも装備されたことでよりスポーツモデルらしいデザインに進化しました。また、約12年間の製造期間の中で様々なマイナーチェンジを繰り返しており、ダイヤル、ベゼルの細分化がされ、年代によって評価が全く異なるところも「Ref.16520」の魅力。1994年〜1995年(S番、W番)のブラック文字盤には、経年変化によりインダイヤルが茶色く変色したブラウンアイの個体も存在しており、流通量が非常に少ないことから希少価値がかなり上がっています。
ブラック文字盤はインダイヤルが元々暖かみのあるブラウン調の色味をしており、現行モデルと比べてヴィンテージらしい雰囲気を感じられ、ホワイト文字盤は爽やかなデザインでありながらインダイヤルがブラックカラーになっていることにより引き締まった印象を持ち、それぞれ魅力が異なります。クロノグラフ搭載モデルの中では汎用性の高いシンプルなデザインになっておりますので、日常使いでガンガン使っていただき、傷がつくことによりヴィンテージらしい味のある雰囲気を感じることができる不動の人気モデルです

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

近年【ロレックス】は価格高騰により資産価値の面で注目を浴びる傾向にあります。しかしながら、【ロレックス】は着用して楽しみながら、リセールバリューの面でも期待できる魅力的なブランドですので、ご自身の腕時計に愛着を持ちながら【ロレックス】ライフを楽しんでいただければ幸いです。
5桁モデルはセミヴィンテージとして唯一無二の個体を探す楽しさもありますので、自分好みの個体に育てる楽しさを感じてみてはいかがでしょうか?

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