本日は【2024年度版】ロレックス ヴィンテージ・セミヴィンテージモデル“価格帯別おすすめモデル5選”≪200~300万円編≫ をお送りいたします。

1点、1点異なる魅力を持つヴィンテージ、セミヴィンテージモデル。個体差が出やすく、どれを選んだら良いのかなかなか分かりにくいのではないでしょうか。そこで、数多くのモデルを手に取ってきたプロの視点から、本当にオススメしたいモデルを厳選して、価格帯別にご紹介していきたいと思います!

今回は、ヴィンテージ、セミヴィンテージモデルを初めて手にしようとお考えの方で探されることの多い価格帯でもある200万円~300万円を対象に選定しておりますので、是非とも最後までお楽しみください!

※以下の状態を前提に選定しております。
・ヴィンテージモデル:保証書なし、パーツの整合性〇
・セミヴィンテージ:保証書あり、パーツの整合性〇

 

ご興味ある時計がございましたら、この機会に是非インタレスト(再入荷希望)をご登録ください

 

 

①『GMTマスターⅡ』「Ref.16760」

 

1982年頃から製造された『GMTマスターⅡ』のファーストモデルで、通称”ファットレディ”とも呼ばれている「Ref.16760」。

その愛称のとおり、ケースに厚みがあることが最大の特徴で、”コーク”と呼ばれる赤黒ベゼルのみで展開されていました。年代によってベゼルカラーが褪色した個体、経年変化によりトリチウム夜光が強く焼けた個体なども存在しており、セミヴィンテージの雰囲気を存分に楽しめる一本です。1988年頃に後継モデル「Ref.16710」が登場したことでディスコン(廃番)となりましたが、製造年数はおよそ6年と短かったため、個体数も多くはなかったと推測されます。近年は出回りが非常に少なくなってきているため、資産価値の目線で見ても今後が楽しみなモデルの一つです。

 

 

②『デイトジャスト』「Ref.16233」

 

ドレスウォッチの入門モデル『デイトジャスト』から、1988年~2004年頃まで製造されていたコンビネーションモデル「Ref.16233」をご紹介。

『デイトジャスト』はダイヤルバリエーションが非常に豊富ですが、今回オススメしたいのは、一部の希少ダイヤルを除いた天然石や天然木、人工石などの天然素材が文字盤に採用され、ケース・ブレスレットにはSS(ステンレススチール)×18KYG(イエローゴールド)が採用されたコンビネーションのモデル。天然素材を使用したモデルは流通量が少なく、非常に高い人気を誇っていますが、金無垢モデルに比べてコンビネーションモデルは比較的手に取りやすい価格帯となっていますので、狙い目なのではないかと思います。現行モデルでは味わえない独特の雰囲気と、一つとして同じ模様のない唯一無二の文字盤が魅力です

※写真は人工石のフェライト文字盤。

 

 

③『デイデイト』「Ref.18238」

 

1988年から2000年頃まで製造されていた18KYG(イエローゴールド)を素材に採用した「Ref.18238」。

『デイデイト』は、他モデルに無い曜日表示と専用のプレジデントブレスレットが装着されていることもあり、数ある【ロレックス】のモデルの中でも特別な位置付けとなっています。ムーブメントは先代「Cal.3055」から変更、日付だけでなく、曜日もクイックチェンジできる「Cal.3155」へブラッシュアップされており、操作性がさらに向上しています。

また『デイトジャスト』と同様にダイヤルバリエーション豊富な『デイデイト』ですが、今回オススメするのはシャンパンやブラックなど定番カラーのダイヤル。天然素材のモノよりは手に取りやすい価格に設定されていますが、資産性はもちろん抜群。さらには見た目の高級感もあり、ステータス性も抜群と、大人の男性を演出するのにはもってこいの一本となっています。少々派手になり過ぎてしまうと危惧している方には、ブレスレットを革ベルトに換装してみるのがオススメです。

 

 

④『サブマリーナー』「Ref.5513」

 

ダイバーズウォッチの代名詞である『サブマリーナー』から、【ヴィンテージロレックス】の入門モデルとしても注目を浴びている「Ref.5513」。

こちらは、1963年頃~1990年頃まで製造されていた『サブマリーナー』きってのロングセラーモデルであり、マイナーチェンジによる仕様の違いが大きな魅力を持つモデルです。実用性や防水性を高めるために"トリプロックリューズ"へ変更されたり、ダイビングスーツの上からでも着用できるよう、初めて”エクステンション”が採用されるなど、ダイバーズウォッチの進化を牽引したモデルとも言えるでしょう。そんな「Ref.5513」から今回オススメするのは、フチなしマットダイヤルの個体。現在のところ、流通個体も比較的多く、レムリッチ、スターン、シンガーなどの好みの仕様を探したり、ご自身のバースイヤーと合致する個体を探してみるのもオススメです。

 

 

⑤『エクスプローラー』「Ref.1016」

 

最後にご紹介するのは、【ヴィンテージロレックス】の中でも屈指の人気を誇る『エクスプローラー』「Ref.1016」。

1960年頃から1990年頃までの約30年間も製造されていたロングセラーモデルで、そのシンプルなデザインによって長きに渡り【ロレックス】ファンに愛されてきました。そして今回オススメするのはマットダイヤルの個体。多くの時計遍歴を経た愛好家が回り回って最後に手にすることも多いモデルのため、今後もその普遍的な人気が続くことが予想されます。年々、良個体は出回りが少なくなってきている印象ですので、早めに抑えておくことをオススメします。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

これまで幾度となく当店のYouTubeやコラム等で取り上げてきた定番人気モデルばかりではありますが、裏を返せばそれだけ人気があり、オススメしたいということでもあります。

今回ご紹介のモデルを所有されており、売却をご検討されている方がいらっしゃいましたら、ぜひ当店の預かり販売・買取をご利用いただければ幸いです。

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