登場人物: 店主(鑑定士)=落ち着いたプロ、論理派/ 賢治(お客様)=時計好き、売却は初めて

賢治
すみません、これ売りたいんですけど…箱とか保証書、たぶん捨てちゃってて。
店主
なるほど。まず実物を拝見しますね。…ちなみに「付属品」、どこまで残ってるか覚えてますか?

賢治
えっと…時計だけです。コマも…どっか行ったかも。
店主
正直に言うと、付属品の有無で査定ってけっこう変わります。
「時計そのもの」以外が、信用と再販性を作るので。
「時計そのもの」以外が、信用と再販性を作るので。

店主
まず保証書(ギャランティ)。これは時計の“身分証”みたいなものです。
発行日・販売店・個体情報が揃うと、次の買い手が安心します。
発行日・販売店・個体情報が揃うと、次の買い手が安心します。
賢治
え、でも本体が本物なら…保証書なくても同じじゃないですか?

店主
“本物かどうか”は鑑定で判断できます。
ただ、買い手は鑑定士の目だけじゃなく「書類込み」で安心したい人が多い。
だから再販価格が変わる=買取価格も変わりやすいんです。
ただ、買い手は鑑定士の目だけじゃなく「書類込み」で安心したい人が多い。
だから再販価格が変わる=買取価格も変わりやすいんです。
賢治
(なるほど…“購入者心理と安心”ってやつか…)
付属品が「価格」に効く3つの理由
- 信用:保証書・購入経路が説明しやすい
- 再販性:次の買い手が付きやすく回転が良い
- 完全性:コレクター需要(“揃っていること”自体が価値)
※どのブランドでも共通の考え方。差の出方はモデル・年式・コンディションで変動します。

店主
そして意外に大きいのが、ブレスのコマ。
コマが足りないと、腕が太い人は着けられない=買い手が減ります。後日メーカーでコマを購入することもできますが、手間も費用もかかるのです。
コマが足りないと、腕が太い人は着けられない=買い手が減ります。後日メーカーでコマを購入することもできますが、手間も費用もかかるのです。
賢治
うわ…調整したときに外したやつ、引っ越しで消えたかも…。

店主
箱や冊子も、モデルによっては効きます。
もちろん最重要は保証書ですが、「一式感」が出ると購入検討がスムーズなんですよね。
もちろん最重要は保証書ですが、「一式感」が出ると購入検討がスムーズなんですよね。
賢治
付属品って、ただのおまけじゃないんだ…。

店主
ただ、安心してください。付属品が無くても、売却や査定はできます。
その上で「付属品が揃っていた場合の上振れ」を説明しますね。
その上で「付属品が揃っていた場合の上振れ」を説明しますね。
賢治
(売却できないかと思った…助かった…)

店主
もしご自宅で探すなら、これらを見つけてください。
①保証書 ②余りコマ ③箱・冊子 ④タグ類
①保証書 ②余りコマ ③箱・冊子 ④タグ類
賢治
今日帰ったら、探してみます…!
今日から使える:付属品チェック(売却前)
- 保証書:日付・店名・個体情報が読めるか(写真でもOK、ただし最終は現物確認)
- コマ:全コマ数が分からなければ「余りコマが何個あるか」だけでもメモ
- 箱:外箱+内箱、枕(クッション)の有無
- 冊子:取説・冊子・カードケース(セットで保管されがち)
リスク:付属品に汚損が見つかっても、無理に自身で補整せず、現状のまま持参が肝要です。

店主
ちなみに…モデルによっては「保証書がないと扱いが難しい」ケースもあります。続いて、その話をします。
賢治
よろしくお願いします!
第1話まとめ
- 付属品は「おまけ」ではなく、信用と再販性に直結
- 探す優先順位は「保証書 → コマ → 箱・冊子 → タグ」
- 無くても査定はできるが、差が出る可能性は高い





