登場人物: 店主(鑑定士)=落ち着いたプロ、論理派/ 賢治(お客様)=時計好き、売却は初めて

漫画1コマ。舞台:銀座の高級時計店のカウンター。左に店主(40代、落ち着いた鑑定士、黒シャツ+エプロン)、右に賢治(30代、カジュアル、少し緊張)。賢治が腕時計を外してカウンターに置く瞬間。店内は上品で暖色照明。テキスト無し。横長構図。写実寄りの漫画調、線は綺麗、影は柔らかい。
賢治
すみません、これ売りたいんですけど…箱とか保証書、たぶん捨てちゃってて。
店主
なるほど。まず実物を拝見しますね。…ちなみに「付属品」、どこまで残ってるか覚えてますか?
漫画1コマ。賢治が「やっちゃった…」という表情で頭をかき、店主が穏やかにうなずく。カウンター上に時計のみ(箱なし)。背景にショーケースがぼんやり。横長構図。写実寄り漫画調。
賢治
えっと…時計だけです。コマも…どっか行ったかも。
店主
正直に言うと、付属品の有無で査定ってけっこう変わります。
「時計そのもの」以外が、信用と再販性を作るので。
漫画1コマ。店主が「保証書」をカードのように指でつまむイメージ(実物は描写してOK、ブランド名は伏せる)。賢治の頭上に「身分証?」という小さな疑問マークの演出。テキスト無し。横長構図。漫画調、分かりやすい図解的演出。
店主
まず保証書(ギャランティ)。これは時計の“身分証”みたいなものです。
発行日・販売店・個体情報が揃うと、次の買い手が安心します。
賢治
え、でも本体が本物なら…保証書なくても同じじゃないですか?
漫画1コマ。店主の後ろに「次の買い手」「海外」「プレゼント需要」などの抽象アイコンがふわっと浮かぶ演出。賢治は納得しかけの表情。テキスト無し。横長構図。
店主
“本物かどうか”は鑑定で判断できます。
ただ、買い手は鑑定士の目だけじゃなく「書類込み」で安心したい人が多い。
だから再販価格が変わる=買取価格も変わりやすいんです。
賢治
(なるほど…“購入者心理と安心”ってやつか…)
付属品が「価格」に効く3つの理由
  • 信用:保証書・購入経路が説明しやすい
  • 再販性:次の買い手が付きやすく回転が良い
  • 完全性:コレクター需要(“揃っていること”自体が価値)

※どのブランドでも共通の考え方。差の出方はモデル・年式・コンディションで変動します。

漫画1コマ。カウンター上にブレスのコマが数個あるイメージ(ただし賢治側には無い)。店主が腕回りをメジャーで測るジェスチャー。賢治が「えっ」顔。横長構図。写実寄り漫画調。
店主
そして意外に大きいのが、ブレスのコマ。
コマが足りないと、腕が太い人は着けられない=買い手が減ります。後日メーカーでコマを購入することもできますが、手間も費用もかかるのです。
賢治
うわ…調整したときに外したやつ、引っ越しで消えたかも…。
漫画1コマ。店主が「箱・冊子・タグ」を並べたイメージを指差す(実物は背景演出でOK)。賢治は「箱ってそんなに…?」の顔。テキスト無し。横長構図。
店主
箱や冊子も、モデルによっては効きます。
もちろん最重要は保証書ですが、「一式感」が出ると購入検討がスムーズなんですよね。
賢治
付属品って、ただのおまけじゃないんだ…。
漫画1コマ。店主が安心させるように手のひらを見せて説明、賢治が少しホッとする。時計は丁寧にトレイに置かれている。横長構図。上品な雰囲気。
店主
ただ、安心してください。付属品が無くても、売却や査定はできます。
その上で「付属品が揃っていた場合の上振れ」を説明しますね。
賢治
(売却できないかと思った…助かった…)
漫画1コマ。賢治の頭の中に「引き出し」「クローゼット」「書類ケース」「時計ケース」など探索スポットのアイコンが浮かぶ。店主はチェックリストを差し出す演出。テキスト無し。横長構図。図解的。
店主
もしご自宅で探すなら、これらを見つけてください。
①保証書 ②余りコマ ③箱・冊子 ④タグ類
賢治
今日帰ったら、探してみます…!
今日から使える:付属品チェック(売却前)
  • 保証書:日付・店名・個体情報が読めるか(写真でもOK、ただし最終は現物確認)
  • コマ:全コマ数が分からなければ「余りコマが何個あるか」だけでもメモ
  • :外箱+内箱、枕(クッション)の有無
  • 冊子:取説・冊子・カードケース(セットで保管されがち)

リスク:付属品に汚損が見つかっても、無理に自身で補整せず、現状のまま持参が肝要です。

漫画1コマ。店主が少し真剣な表情で「モデルによっては保証書が重要」と示唆。賢治が「え、そんなに?」と身を乗り出す。横長構図。緊張感は軽め。
店主
ちなみに…モデルによっては「保証書がないと扱いが難しい」ケースもあります。続いて、その話をします。
賢治
よろしくお願いします!
第1話まとめ
  • 付属品は「おまけ」ではなく、信用と再販性に直結
  • 探す優先順位は「保証書 → コマ → 箱・冊子 → タグ」
  • 無くても査定はできるが、差が出る可能性は高い

―― 次回予告 ――

鑑定士が一瞬ためらう、その理由
  • 「保証書なし」でも問題ないモデルと、致命的になるモデルの差とは?
  • なぜ同じ高級時計でも、扱いが分かれるのか
  • 鑑定士が内心で“これは難しいかも…”と感じる瞬間
次回、核心に迫る。
※演出はイメージです。査定は常に冷静かつ現実的に行われます。

監修者のプロフィール

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