登場人物: 店主(鑑定士)=落ち着いたプロ/ 賢治(お客様)=時計好き

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賢治
実はこの時計、前にオーバーホールしてるんですけど…
修理歴があるとマイナス査定になったりしますか?
店主
それ、めちゃくちゃ聞かれます(笑)
でも結論から言うと「内容による」です。
賢治
えっ、修理=マイナスじゃないんですか?

オーバーホール=時計の健康診断

店主が指を立てて「オーバーホールは健康診断です」と説明。背景に健康診断のギャグ演出(聴診器・血圧計・バリウム的なシルエット)と、時計に「検診中」の札がかかる。賢治は「なるほど…」顔。
店主
オーバーホールって、人間でいうと健康診断とケアなんですよ。
定期的に受けてる人のほうが、安心じゃないです?
賢治
たしかに…放置してる人は怖いですね。
店主
時計も同じで、ちゃんとしたオーバーホールは
むしろプラス評価になることもあります。
賢治
(修理って上手く動作しないとか、壊れたからせざるを得ないイメージだったから、マイナス評価になるのかと思ってたから安心したな)

ただし「どこで修理したか」が超重要

三叉路のギャグ図解。「①正規メーカー修理(光)」「②信頼できる工房(普通)」「③謎修理(闇)」の看板。店主が「分かれ道です」と真顔で指差し。賢治はゴクリ。背景は少し暗転し、③だけ赤い警告演出。
店主
ただ、ここが一番の分かれ道。
「どこで修理したか」で評価が変わる可能性があります。
賢治
どこで…って、正規とかですか?
店主
ざっくり3つ。
①正規メーカー修理/②信頼できる専門工房/③謎修理。
店主
①と②は内容次第でプラス。
③は…「誰が何をしたか分からない」のが怖いです。
賢治
“謎修理”って・・・

純正パーツかどうかも査定の地雷

店主が時計の内部を覗き込む演出。背景に「純正パーツ=安心(天使)」と「社外パーツ=要確認(警報)」のアイコン。賢治の頭上に「え、そこまで!?」の吹き出し。
店主
さらに大事なのが、交換パーツが純正かどうか。
ここ、モデルによっては査定に直撃します。社外製パーツの場合、取り扱いが難しくなるケースもあるんです。
賢治
えっ…時計の内部とか、自分では見ることもないし、分からないから怖いな。
店主
メーカー修理であれば純正パーツを使いますが、専門工房では純正パーツで交換をお願いしておくことも大切です。ただ、古い時計は純正パーツが流通しておらず、代替パーツをあえて使うこともあるので、時計によって知見がある専門店に相談してみることが良いでしょう。
賢治
(修理も気を付けなきゃいけないポイントがあるんだな)

明細(修理書)があると、評価が一段上がる

賢治が封筒から修理明細を取り出して「これあります!」とドヤ顔。店主の背後にキラキラ演出と「情報が強い!」の文字。
賢治
じゃあ…修理の明細とかって、持ってたほうがいい?
店主
めちゃくちゃ良いです。
“何を交換したか”“いつやったか”が分かると、安心度が上がります。
店主
(鑑定士の脳内:不確定要素が減る=査定が作りやすい=強い)
査定がブレやすい「修理パターン」
  • 修理先が不明(口頭だけで証拠なし)
  • 純正か不明なパーツ交換(特に文字盤・針・ベゼルなど外装系)
  • 研磨・外装交換の履歴(“やりすぎ”はマイナスになる可能性)
  • 正規の受付記録が追えない(書類なし等)

※「修理したからダメ」ではなく、「情報が無いと怖い」が本音です。

今日の結論:オーバーホールは敵じゃない

店主がまとめの札を掲げる。「オーバーホール=健康診断」「どこで」「何を」「書類があるか」。賢治はメモを取りつつ満足げ。背景に“健康優良時計”の表彰状ギャグ。
第3話まとめ
  • オーバーホール=時計の健康診断とケア。ちゃんとしていればプラス評価に
  • 重要なのは「どこで修理したか」(正規/信頼工房/謎修理)
  • 純正パーツかどうかで査定が変わることがある(特に外装系)
  • 修理明細があると“情報の強さ”で評価が安定しやすい
NEXT

―― 次回予告 ――

鑑定士が必ずチェックする“本体の地雷”
  • 見た目は綺麗でも一発アウトになる改造
  • 「磨きすぎ」がなぜ嫌われるのか
  • 鑑定士が心の中で赤信号を出す瞬間
次回、コンディション編。
※演出はイメージです。実際の査定は常に冷静です。

監修者のプロフィール

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コミット銀座

2015年の会社設立以来、"高く買い、安く売る"をモットーに、顧客第一主義を徹底。価格面におけるメリットのみならず、お客様が安心して買い物出来る環境づくり、お客様に最適な時計の提案も実現。
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