登場人物: 店主(鑑定士)=落ち着いたプロ/ 賢治(お客様)=時計好き

賢治
実はこの時計、前にオーバーホールしてるんですけど…
修理歴があるとマイナス査定になったりしますか?
修理歴があるとマイナス査定になったりしますか?
店主
それ、めちゃくちゃ聞かれます(笑)
でも結論から言うと「内容による」です。
でも結論から言うと「内容による」です。
賢治
えっ、修理=マイナスじゃないんですか?
オーバーホール=時計の健康診断

店主
オーバーホールって、人間でいうと健康診断とケアなんですよ。
定期的に受けてる人のほうが、安心じゃないです?
定期的に受けてる人のほうが、安心じゃないです?
賢治
たしかに…放置してる人は怖いですね。
店主
時計も同じで、ちゃんとしたオーバーホールは
むしろプラス評価になることもあります。
むしろプラス評価になることもあります。
賢治
(修理って上手く動作しないとか、壊れたからせざるを得ないイメージだったから、マイナス評価になるのかと思ってたから安心したな)
ただし「どこで修理したか」が超重要

店主
ただ、ここが一番の分かれ道。
「どこで修理したか」で評価が変わる可能性があります。
「どこで修理したか」で評価が変わる可能性があります。
賢治
どこで…って、正規とかですか?
店主
ざっくり3つ。
①正規メーカー修理/②信頼できる専門工房/③謎修理。
①正規メーカー修理/②信頼できる専門工房/③謎修理。
店主
①と②は内容次第でプラス。
③は…「誰が何をしたか分からない」のが怖いです。
③は…「誰が何をしたか分からない」のが怖いです。
賢治
“謎修理”って・・・
純正パーツかどうかも査定の地雷

店主
さらに大事なのが、交換パーツが純正かどうか。
ここ、モデルによっては査定に直撃します。社外製パーツの場合、取り扱いが難しくなるケースもあるんです。
ここ、モデルによっては査定に直撃します。社外製パーツの場合、取り扱いが難しくなるケースもあるんです。
賢治
えっ…時計の内部とか、自分では見ることもないし、分からないから怖いな。
店主
メーカー修理であれば純正パーツを使いますが、専門工房では純正パーツで交換をお願いしておくことも大切です。ただ、古い時計は純正パーツが流通しておらず、代替パーツをあえて使うこともあるので、時計によって知見がある専門店に相談してみることが良いでしょう。
賢治
(修理も気を付けなきゃいけないポイントがあるんだな)
明細(修理書)があると、評価が一段上がる

賢治
じゃあ…修理の明細とかって、持ってたほうがいい?
店主
めちゃくちゃ良いです。
“何を交換したか”“いつやったか”が分かると、安心度が上がります。
“何を交換したか”“いつやったか”が分かると、安心度が上がります。
店主
(鑑定士の脳内:不確定要素が減る=査定が作りやすい=強い)
査定がブレやすい「修理パターン」
- 修理先が不明(口頭だけで証拠なし)
- 純正か不明なパーツ交換(特に文字盤・針・ベゼルなど外装系)
- 研磨・外装交換の履歴(“やりすぎ”はマイナスになる可能性)
- 正規の受付記録が追えない(書類なし等)
※「修理したからダメ」ではなく、「情報が無いと怖い」が本音です。
今日の結論:オーバーホールは敵じゃない

第3話まとめ
- オーバーホール=時計の健康診断とケア。ちゃんとしていればプラス評価に
- 重要なのは「どこで修理したか」(正規/信頼工房/謎修理)
- 純正パーツかどうかで査定が変わることがある(特に外装系)
- 修理明細があると“情報の強さ”で評価が安定しやすい





