賢治
店主、聞いてください。
僕、相場を調べてきました。
この時計、相場は“120万”です(ドヤ)
僕、相場を調べてきました。
この時計、相場は“120万”です(ドヤ)
店主
いいね。…で、質問。
その“相場”、どこを参考にしたの?
その“相場”、どこを参考にしたの?
賢治
え、相場って相場じゃないんですか?
相場はひとつしかないと思ってました。
相場はひとつしかないと思ってました。
店主
相場はね…
“同じ名字で3人いる親戚”みたいなもの。
全員、顔が似てるようで実は似ていないんだ。
“同じ名字で3人いる親戚”みたいなもの。
全員、顔が似てるようで実は似ていないんだ。
店主
(上手く伝わっているだろうか…)
① 相場は“1人”じゃない:買取・販売・ネット(海外)で別人格
店主
ざっくり言うと、相場はこの3人。
(1)買取相場:お店が“買う”価格帯
(2)販売相場:お店が“売る”価格帯
(3)海外オークション相場:条件が違いすぎる別世界
(1)買取相場:お店が“買う”価格帯
(2)販売相場:お店が“売る”価格帯
(3)海外オークション相場:条件が違いすぎる別世界
賢治
え、同じ時計なのに…別人!?
じゃあ僕が見た120万って…
じゃあ僕が見た120万って…
店主
たぶん販売相場か、ネットの“強そうな価格”だね。
買取はそこからいろいろ引いて成立する。
買取はそこからいろいろ引いて成立する。
② なんでズレるの?:相場は「同じカレー」でも店によって値段が違う理論
店主
カレーで例えると…。
同じ“カレー”でも、
高級店は家賃とサービスが乗るし、
食堂は回転と仕入れが違うし、
屋台は条件(場所・時間)でも変わる。
時計の相場も似てる。
同じ“カレー”でも、
高級店は家賃とサービスが乗るし、
食堂は回転と仕入れが違うし、
屋台は条件(場所・時間)でも変わる。
時計の相場も似てる。
賢治
たしかに…色々な条件によって変わりますね…。
③ 相場より買取が低く見える理由:販売から“引かれるもの”がある
店主
販売相場から買取相場が生まれるまでに、
だいたい“引かれるもの”がある。
・整備(オーバーホール/点検)
・保証(販売後の対応)
・在庫リスク(売れるまで現金化できない)
・相場変動
・手数料/決済/物流
つまり、買取と販売は別生態。
だいたい“引かれるもの”がある。
・整備(オーバーホール/点検)
・保証(販売後の対応)
・在庫リスク(売れるまで現金化できない)
・相場変動
・手数料/決済/物流
つまり、買取と販売は別生態。
賢治
そこは意識してなかったな…
実際は、別の生態だ。
実際は、別の生態だ。
④ 相場比較でやらかすポイント:条件が混ざると“会話が別番組”になる
賢治
じゃあ相場を見るとき、何が混ざりがちなんです?
店主
混ざるのはこの辺。
・新品/未使用/中古
・保証書の有無・年式
・付属品の有無(箱/コマ/冊子)
・状態(研磨・傷・劣化)
・ブレス/ストラップ交換
・相場の時点(いつの価格?)
これが混ざると、“別番組”のようになる。
・新品/未使用/中古
・保証書の有無・年式
・付属品の有無(箱/コマ/冊子)
・状態(研磨・傷・劣化)
・ブレス/ストラップ交換
・相場の時点(いつの価格?)
これが混ざると、“別番組”のようになる。
店主
たとえば、君が見てるのが
「未使用・保証書あり・フルセット」で、
こっちが見てるのが
「中古・保証書なし・付属品欠品」だったら…
それ、同じ時計でも別物。
「未使用・保証書あり・フルセット」で、
こっちが見てるのが
「中古・保証書なし・付属品欠品」だったら…
それ、同じ時計でも別物。
賢治
違う条件を同じ土俵で考えてた…。
⑤ 今日からできる:相場を見るときの“5点セット”でバグを止める
店主
相場を調べるための“5点セット”はこれだね。
調べるとき、メモにこの形で残すだけで強い。
調べるとき、メモにこの形で残すだけで強い。
相場メモのテンプレ(コピペ用)
- ① 参照元:買取?販売?個人売買?海外?(どこ)
- ② 条件:未使用/中古、保証書年、フルセット/欠品、状態(研磨・傷)
- ③ 価格の性質:表示価格?成約価格?手数料込み?税別/税込?
- ④ 時点:いつの価格?(相場は“天気”)
- ⑤ 数:何件見た?(1件は“例外”になりやすい)
※「表示価格=相場」になりがちなので、可能なら“成約”や“売り切れ”を重視。難しければ「複数件」で傾向を取るのが安全です。
⑥ お店で話が早くなる:相場の質問テンプレ(店主が喜ぶやつ)
賢治
じゃあ僕、お店に行って
「相場いくらですか?」って聞くより、どう聞けばいいです?
「相場いくらですか?」って聞くより、どう聞けばいいです?
店主
これ言ってくれると、話が早くなる。
「中古・保証書◯年・付属品◯◯で、販売相場はこの辺を見ました。
同条件だと買取はどのくらいになりますか?」
これ、店主の脳内CPUが喜ぶ。
「中古・保証書◯年・付属品◯◯で、販売相場はこの辺を見ました。
同条件だと買取はどのくらいになりますか?」
これ、店主の脳内CPUが喜ぶ。
店主
(“どこの相場?”の往復が消える。)
⑦ リスクと懸念:相場の“強そうな数字”に吸い寄せられる罠
店主
ここ大事。相場を見るときの罠。
・“高い表示”=相場と思い込む(売れてないかも)
・条件が違うのに同列比較(別番組)
・海外/個人売買をそのまま国内店に当てる(土俵が違う)
・相場が動いてるのに固定値だと思う(天気予報の否定)
・“高い表示”=相場と思い込む(売れてないかも)
・条件が違うのに同列比較(別番組)
・海外/個人売買をそのまま国内店に当てる(土俵が違う)
・相場が動いてるのに固定値だと思う(天気予報の否定)
賢治
“相場は天気”…
昨日が晴れでも、今日は台風かもしれない…。
昨日が晴れでも、今日は台風かもしれない…。
結論:相場は3人いる。まず“どこの相場か”を揃えると会話が噛み合う
賢治
今日の学び。
相場は三者の顔がある。
相場は三者の顔がある。
店主
いいね。
“どこの相場?”か言えると、会話が弾むかも。
覚え方:買取=買う、販売=売る、海外=別ルール。
“どこの相場?”か言えると、会話が弾むかも。
覚え方:買取=買う、販売=売る、海外=別ルール。
今日からできる:相場で迷わない3つ
- 参照元(買取/販売/海外)を先に言語化(相場の正体を確定)
- 条件(保証書/付属品/状態/年式)を揃えて比較(別番組を混ぜない)
- 質問テンプレで店に聞く(会話が速い・精度が上がる)
※相場は日々動きます。特に短期で上下しやすいモデルほど「いつ時点の相場か」を揃えると、誤解が減ります。



