本日は【2025年度版】"マニア必見"ヴィンテージ デイデイト&デイトジャスト レア文字盤5選をお送りいたします。
【ロレックス】の『デイデイト』と『デイトジャスト』は、長い歴史の中で数多くのダイヤルバリエーションが存在し、特にヴィンテージモデルには希少な文字盤が数多く存在します。一般的なダイヤルとは一線を画す個性的なデザインや素材、ヴィンテージならではの特別仕様の文字盤は、時計好きなら一度は目にしたいものばかりです。
今回は、コミット銀座で取り扱ったモデルの中から、希少性の高いレア文字盤の個体を5本厳選しました。是非最後までお楽しみください!
ご興味ある時計がございましたら、この機会に是非インタレスト(再入荷希望)をご登録ください
①『デイトジャスト』「Ref.1603」
ヴィンテージ市場でも希少な”レッドアイ”ダイヤルを採用した『デイトジャスト』「Ref.1603」。
1970年代に存在する”レッドアイ”ダイヤルは、一見ブラックに見える文字盤表面に、ルーペで見ると無数のレッドやグリーン、イエローなど細かな斑点が浮かび上がる希少なダイヤルです。さりげなく目を引くディテールは、通常の『デイトジャスト』とは異なり、ヴィンテージならではの個性を感じさせるダイヤルと言えます。
ケースサイズは36mm、ヴィンテージロレックスのムーブメントの代表的な存在で名機と名高い自動巻き「Cal.1570」を搭載しています。フルーテッドベゼルではなくエングレーブドベゼルを採用している点も「Ref.1603」ならではの魅力です。
文字盤のレアリティと合わせて、コレクションとしての価値も非常に高いモデルと言えるでしょう。市場に出回ることが極めて少ない”レッドアイ”ダイヤルの『デイトジャスト』はコレクターなら一度は手にしてみたい、特別な一本なのではないでしょうか。
②『デイトジャスト』「Ref.16000」

”ボイラーゲージ”ダイヤルを備えた、1980年代の隠れたレアモデル『デイトジャスト』『Ref.16000』。
こちらのモデルは1978〜1988年頃まで製造されていたモデルで、1980年代の『デイトジャスト』は圧倒的にフルーテッドベゼルの個体が多い中、スムーズベゼルが装備された希少なモデルとなっています。
”ボイラーゲージ”とは、文字盤の内周に設けられたレイルウェイミニッツサークルや、ブレゲ数字のインデックスが特徴的なデザインで、その名の通り工業用の計測器を彷彿とさせるデザインが他のダイヤルとは一線を画す特徴を持ちます。”ボイラーゲージ”にはホワイト・アイボリー・ブルーのカラーバリエーションが存在しますが、この個体はエナメルコーティングされた艶感のあるホワイトダイヤルで、コレクター内でも密かにファンが多い一本。ヴィンテージデイトジャストの中でも珍しい『Ref.16000』に、レトロな雰囲気を漂わせた個性が際立つ”ボイラーゲージ”ダイヤルを搭載したこちらはコレクター心をくすぐること間違い無しです。
③『デイトジャスト』「Ref.16030」
希少な”ブルーバックリー”ダイヤルを装備した『デイトジャスト』「Ref.16030」。
前モデル「Ref.1603」と比べて、ムーブメントにクイックチェンジ機能を追加した「Cal.3035」が搭載された実用性にも優れたモデルです。文字盤は近年人気を集めている”バックリー”ダイヤルの中でも、特に流通量が少なく希少な”ブルーバックリー”ダイヤルを備えた個体です。僅かにグリーンの色味も入った独特な色味をしており、ヴィンテージならではの良い雰囲気を醸し出しています。
”バックリー”ダイヤルとは、1970年代から1980年代に製造された『デイトジャスト』や『デイデイト』に採用されたダイヤルで、大きくプリントされたローマ数字のインデックスが特徴的なダイヤルです。”バックリー”とはロレックスコレクターでもある宗教家のジョン・バックリーの名前が由来とされています。
”ブルーバックリー”は市場に出回ることが非常に少なく、デイトジャストの中でも特に希少なバリエーションとされており、正にコレクターズアイテムと言える一本です。
④『デイデイト36』「Ref.18038」
漆黒の”オニキス”ダイヤルを装備した『デイデイト36』「Ref.18038」。
こちらの「Ref.18038」は1970年代後半に登場したモデルで、前モデル「Ref.1803」から、風防がプラスチックからサファイアクリスタルに、カレンダーのクイックチェンジ機能が搭載されたモデルです。この個体の最大の特徴は、天然石である”オニキス”を使用したダイヤルで、インデックスやミニッツスケールすら排したシンプルなデザインは、一般的な『デイデイト』とは一線を画す特別感があります。余計な装飾を一切排除したことで、”オニキス”独特の艶やかな質感と光沢が際立つ仕様は唯一無二と言えるでしょう。コレクターの間でも非常に人気が高く、中古市場においても”オニキス”ダイヤルの個体は価格が高騰しております。18Kイエローゴールドの輝きと、深みのある漆黒の”オニキス”ダイヤルとのカラーコントラストも非常に美しく、ヴィンテージ市場でも流通数が少ないコレクターズアイテムです。
⑤『デイデイト36』「Ref.18038」
自然が生み出す唯一無二の表情を持つ”ウッド”ダイヤルを装備した『デイデイト36』「Ref.18038」。
こちらの”ウッド”ダイヤルは、天然木を使用しているため木目の模様や色合いが一つ一つ異なるのが最大の魅力。”ウッド”ダイヤルの中でも、カバザクラの木を文字盤に使った「バーチ」は、色味が明るく光沢のある美しい木肌が特徴で、白の班模様がきめ細やかで摩耗しにくく、18Kイエローゴールドケースとの相性も抜群です。天然素材独特の風合いは、一般的な『デイデイト』とは異なる特別な存在感を放ち、個体毎に異なる表情を持つのも、このダイヤルの面白いところ。また、ダイヤル表面にはコーティングが施され、ウッドの美しい木目とブラックレターの組み合わせが、大人の落ち着きを感じられるような仕上がりになっています。
ケースサイズは36mm、ムーブメントにはクイックチェンジ機能を搭載した「Cal.3055」を搭載し、実用性も申し分ありません。
ラグジュアリーな雰囲気を持ちながらも、ナチュラルな素材が個性を演出する”ウッド”ダイヤルは、市場に出回ることが少ない希少モデルです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ヴィンテージの『デイデイト』、『デイトジャスト』には個性的な文字盤が数多く存在し、現行モデルでは味わえない魅力があります。今回ご紹介した5本は、市場でも流通が少ない希少な文字盤を備えた個体で、個体ごとの個性を楽しめるのも大きな魅力です。ぜひ唯一無二の文字盤を持つ特別な一本を手にして、その美しさを実感してみてはいかがでしょうか。当店の取り扱い商品の中から、気になるモデルがあれば、是非一度お問い合わせいただければ幸いでございます。