第45回 高級腕時計トレンド2025｜仮想通貨暴落と“実物資産”の安心感

10月11日。朝起きてスマホを開いた瞬間、目を疑った。チャートが真っ赤。

「え？リーマンショックのような出来事がまたあったの？」ニュースを開くと、そこには一行——

「トランプ氏、中国製品に100％の関税を発表。」

その瞬間、世界の金融市場は大混乱。ビットコイン、イーサリアム、リップル…。主要な仮想通貨は軟調から一気に暴落。前日までの強気相場が、一夜にして崩れ去るなんて…。

*AIによるイメージ画像です。

一瞬で資産が半分。SNSには“悲鳴”があふれた

「10月は上がるって言ってたじゃないか！」「FTXショックの再来だ…」。X（旧Twitter）はそんな投稿で溢れていた。しかも、一部では“発表の1分前にショートポジション（空売り）を仕込んでいた投資家がいた”なんて噂まで。この世界のスピード感に追いついていけない…。

僕も少額ながら仮想通貨を持っていたけど、朝見た時点でマイナス30％。正直、笑うしかない…。

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「レバレッジをかけていなかった」それだけが救い

ただ、一つだけホッとしたことがある。それは、レバレッジ（自己資金の何倍もの取引を、借入金や証拠金を利用して行うこと）をかけていなかったこと。

もし“10倍”なんて夢を見ていたら、今ごろは強制ロスカット（損切り）で退場していたはず。あの誘惑のボタンを押さなかった自分を、心から褒めたい。数字がゼロになる感覚って、本当に恐ろしい…。画面上の数字が一瞬で消えるだけで、心まで吸い取られるような感覚になる…。

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「現物資産」は、ちゃんとそこに“ある”

暴落のチャートを見つめながら、ふと思ったことがある。やっぱり“現物資産”って強い。

時計でも、金でも、不動産でも。値段が下がっても、手に取れば“そこにある”。画面の数字がどんなに動こうと、存在そのものが消えることはない。

僕の場合、それが“腕時計”。手元のロレックスを見ながら思った。「この重さ、存在感、これも資産だよな」って。

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価値が変動しても、“モノ”は嘘をつかない

もちろん、時計の相場も上がり下がりはある。でも、極端に“ゼロになる”ことはない。壊れても修理できるし、年を重ねても味が出る。それに、日常的に使うこともできるんだよな。

仮想通貨や株のように、誰かのツイートひとつで暴落することもない。相場に翻弄され、精神的にストレスを抱えることも少ない。“モノ”は嘘をつかない。 それが実物資産の強さなんだ。

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トランプ関税ショックの朝、改めて思ったこと

10月11日の朝、コーヒーを飲みながらチャートを眺めていたとき、あらためて感じた。

「やっぱり、現物って強い。」

数字じゃなく、形ある資産を持つ安心感。そして、長い年月を超えて価値を保つ力。それを象徴する「モノ」のひとつが“高級時計”なんじゃないか。