「あの俳優が着けていた腕時計、いったいどこのブランドなんだろう？」
「好きなスポーツ選手と同じモデルをいつかは手に入れてみたい。」
そんな気持ちになったことはありませんか。

今回は、2024〜2025年にかけて話題になった著名人の着用モデルをベースに、腕時計初心者の方にも、コレクターの方にも役立つように整理してみました。数字や価格帯も最新情報をもとにまとめているので、トレンドの“現在地”をつかむのにちょうど良いはずです。

高級腕時計トレンド2025｜著名人が選ぶ最新モデルと人気ブランド

ここ数年、レッドカーペットやスポーツの表彰式で、著名人の腕元がクローズアップされる機会が一気に増えました。SNSで拡散されるスナップ写真から、「あの人が着けていたこのモデルが欲しい」と一目惚れするケースもありますよね。

この記事では、

• 日本人俳優・スポーツ選手が愛用する最新腕時計
• 海外セレブが選ぶハイエンド＆ヴィンテージウォッチ
• 初心者とコレクター、それぞれの視点から見た選び方
• 2025年前後の市場動向と今後の展望

といったテーマを、事例ベースでわかりやすく解説します。「この組み合わせは真似したい！」と思えるコーディネートもあれば、「この価格にはさすがに驚きました…」という一本も登場しますので、時計ファン冥利につきますね。

*AIによるイメージ画像です。

日本人俳優が選ぶ最新腕時計トレンド【2024〜2025】

まずは日本人俳優の手元から見ていきましょう。2024〜2025年にかけては、ウブロ（HUBLOT）のイベントで重なった着用例がとくに目立ちました。ファッション性と存在感のバランスがよく、「衣装との合わせやすさ」を重視する俳優陣から支持されている印象です。

たとえば、女優・モデルの泉里香さんは、日本限定のビッグ・バン ワンクリック モノクローム スチール ダイヤモンドを着用。33mmのケースにダイヤをセッティングしたモデルで、爽やかなカラーのドレスとの相性が抜群でした。価格はおよそ200万円前後で、ラグジュアリーながら日常使いもイメージしやすい一本です。

俳優の笠松将さんや桜田通さんは、角形ケースのスクエア・バンや、自社製ムーブメントUNICOを搭載したビッグ・バン ウニコをチョイス。どちらもクロノグラフウォッチで、「スポーティさ」と「モード感」がうまく共存しています。こうした選び方は、「スーツ一辺倒ではない、今っぽいドレスアップ」を狙ううえで参考になりますね。

俳優陣の選び方を俯瞰すると、

• シーンに合わせてケースサイズは40mm前後もしくはそれ以下
• 色味は衣装に合わせてモノトーンか、差し色としてのビビッドカラー
• クロノグラフやスケルトンなど“映える”ディテール

というポイントが見えてきます。華やかな席ほど、「少し攻めたデザイン」が選ばれる傾向があるのは面白いですね。

*AIによるイメージ画像です。

スポーツ選手が愛用する腕時計：実用性とステータスの両立

次に、スポーツ選手の腕元を見てみましょう。ここ数年で象徴的なのが、大谷翔平選手と井上尚弥選手です。どちらも競技成績だけでなく、腕時計選びでも大きな話題を呼びました。

大谷選手は、契約ブランドであるセイコー／グランドセイコーのモデルを愛用。ニューヨークでの記者協会ディナーでは、手巻きのドレスウォッチグランドセイコー SBGW295を着用していました。500本限定・定価約180万円台のモデルで、シンプルながら質感の高さが際立ちます。「スポーツ選手＝派手なクロノグラフ」というイメージを良い意味で裏切る選び方で、好感度が高い組み合わせでした。

一方、井上尚弥選手はウブロのアンバサダーとして、世界限定10本・価格7,000万円台という超ハイエンドモデルビッグ・バン インテグレーテッド トゥールビヨン フルパープルサファイアを着用。紫のサファイアケースは、試合後の晴れ舞台にふさわしいインパクトで、まさに「世紀の王者」にふさわしい一本と言えます。

初心者目線では、「ここまで高額なモデルは現実的ではない…」と感じるかもしれませんが、見方を変えると、

• ブランドとのパートナーシップ（セイコー×大谷、ウブロ×井上）
• フォーマルシーン用の落ち着いたモデル（例：グランドセイコー）
• 人生の節目を飾る一本としての超ハイエンドモデル

といった「使い分けのロールモデル」として、とても参考になります。特に社会人になって最初に良い時計を考える方は、大谷選手のようにシンプルな三針ドレスウォッチからスタートするのも良い選択です。

*AIによるイメージ画像です。

海外セレブが魅せるヴィンテージ＆ハイエンドウォッチ

海外セレブの世界では、リシャール・ミルやロレックスといった定番ブランドに加え、あえてヴィンテージのカルティエを選ぶなど、個性の出し方がさらに多様化しています。

たとえば、若手俳優ティモシー・シャラメは、アカデミー賞のレッドカーペットで1990年代製のカルティエ「バニュワール」系ヴィンテージウォッチを着用していたことで話題になりました。最新のハイテクウォッチではなく、あえて古き良きドレスウォッチを選ぶセンスは、ファッション感度の高い層に強く刺さります。

一方、ミシェル・ヨーやトップアスリートは、ダイヤモンドをあしらったリシャール・ミルやロレックス レディデイトジャストなど、宝飾性の高いモデルを選ぶケースも増えています。レッドカーペットでは照明が強く当たるため、「宝飾＋スケルトン＋複雑機構」といった“見栄えの良さ”が優先されるのは自然な流れと言えます。

コレクター目線では、

• 限定モデル・ヴィンテージモデルの長期的な価値
• セレブ着用による一時的な相場上昇リスク
• 国内流通量・メンテナンス体制

を冷静に見極めることが重要です。特に価格が数百万円〜数千万円に及ぶモデルでは、「誰が着けていたか」だけで飛びつかず、自分のポートフォリオ全体のバランスを意識したいところですね。

*AIによるイメージ画像です。

初心者とコレクターで変わる「著名人モデル」の見方

同じ「著名人が着けているモデル」でも、初心者とコレクターでは見るポイントが少し違います。ここではそれぞれの視点から、チェックすべき項目を整理してみましょう。

腕時計初心者の視点

• 自分のライフスタイルに合ったケースサイズか（〜40mmが無難）
• メンテナンスしやすいブランドか（国内サービス拠点の有無）
• オン・オフどちらでも使えるデザインか
• 予算に対して無理がないか（年収や貯蓄とのバランス）

たとえば大谷選手のように、ドレスシーンに溶け込むグランドセイコーから始めるのは、「長く使える一本」を求める初心者にとって王道の選択肢です。

コレクターの視点

• 限定本数・生産終了の有無や、その背景ストーリー
• ムーブメントの独自性（自社製か、複雑機構の有無）
• 著名人との関係性（アンバサダー契約 or プライベート）
• 過去数年の相場推移と今後のリセールバリュー

井上選手が着用したサファイアケース×トゥールビヨンのように、「技術力と希少性の塊」と言えるモデルは、長期的な価値という意味で非常におもしろい存在です。一方で価格も桁違いなので、投資というよりは“パトロン的な楽しみ方”に近いかもしれません。

*AIによるイメージ画像です。

高級腕時計市場の今後の展望と著名人トレンド

2025年にかけての高級腕時計市場を見ると、「著名人が着けているモデル＝すべて高騰」という単純な構図から、少しずつ変化が見えはじめています。コロナ禍後の価格調整もあり、モデルによってはピークから落ち着いた相場に戻ったものもあります。

一方で、

• 技術的・工芸的に優れた少量生産モデル
• ブランドの歴史の転換点となるリファレンス
• 継続的にアンバサダーが着用し続けている“顔”となるモデル

といった条件を満たす時計は、長期的にも安定した評価を受けやすい傾向があります。著名人の着用情報は、その「文脈」を読み解くためのヒントとして活用するのがよさそうです。

個人的には、「誰が着けているか」だけでなく、「なぜその人がそのモデルを選んだのか」という背景に目を向けると、時計選びがぐっと楽しくなると感じています。これこそ時計ファン冥利につきますね。

*AIによるイメージ画像です。

まとめ：著名人の一本を、あなたの一本選びにどう活かすか

この記事では、2024〜2025年にかけて著名人が着用した腕時計をいくつかピックアップしながら、トレンドと選び方のポイントを整理してきました。

• 日本人俳優は、ファッション性の高いウブロなどで「映える一本」を選ぶ傾向
• スポーツ選手は、実用性とブランドとのストーリーを両立させたモデル選びが目立つ
• 海外セレブは、ハイエンドだけでなくヴィンテージを取り入れた“個性の演出”が加速
• 初心者とコレクターでは、見るべきポイントと予算感が大きく異なる

著名人の着用モデルは、「自分はどんなシーンでどんな一本を着けたいか」を考えるきっかけになります。気になるモデルがあれば、まずは実物を手に取ってみて、サイズ感や重さ、文字盤の表情を確かめてみてください。

コミット銀座では、最新モデルからヴィンテージ、投資視点でおもしろい一本まで幅広くご提案しています。気になる方は、下記ページもあわせてご覧ください。

• 高級時計の買取・査定について相談する
• 預かり販売のご案内はこちら
• 在庫一覧から現在のラインナップを見る

よくある質問（FAQ）

Q1. 著名人と同じ腕時計を探すとき、何から調べればいいですか？

まずはブランド名とシリーズ名（例：ロレックス デイトナ、グランドセイコー エレガンスコレクション）を押さえましょう。型番まで特定できるとベストですが、難しい場合は「ケース形状・色・ベゼル・ブレスレットの素材」など特徴をメモして、お問い合わせ時に共有いただくとスムーズです。

Q2. 著名人モデルは投資目的で買っても大丈夫ですか？

モデルによっては長期的に価値が評価され続ける可能性もありますが、「誰が着けたか」だけで判断するのはおすすめしません。ブランドの歴史や生産本数、ムーブメントの評価なども合わせて見たうえで、あくまでも「使って楽しめる範囲の投資」と考えるのが安全です。

Q3. 初めての一本で、あまり派手すぎないモデルはありますか？

はい、たとえばグランドセイコーやオメガのシンプルな三針モデルは、スーツにも私服にも合わせやすく人気です。ケース径は37〜40mm前後、ステンレスのブレスレットやレザーベルトを選ぶと、オン・オフ問わず使いやすい一本になります。

Q4. 中古で著名人モデルに近い時計を買うときの注意点は？

付属品（箱・保証書・ブレスの駒）や、正規サービスでのメンテナンス履歴の有無をチェックしましょう。また、磨き過ぎによるケース痩せや、改造パーツの有無も重要です。コミット銀座では、状態や真贋を確認したうえで販売していますので、気になる点は遠慮なくご質問ください。

Q5. 自分に合う一本がわからない場合、どう相談すればいいですか？

ご予算、よく着る服のテイスト、使いたいシーン（仕事・フォーマル・休日など）を教えていただければ、こちらからいくつか候補をご提案できます。「この著名人の雰囲気が好き」といったイメージベースのご相談も大歓迎です。