インターネット上での商品購入が当たり前となっている昨今。高級腕時計も例外ではございません。当店においても、ホームページ(以下:HPと表記)で公開している情報を、事前に検索して来店される方や、そのままインターネット上で購入される方も多数いらっしゃいます。実際に、アクセス数が多い商品に関しては即販売に至っているケースがほとんど。このことからも、市場での注目度や人気の度合いを測るうえで、HPアクセス数は重要な指標となるのです。

そこで、当店の直近半年間におけるアクセス数上位5本を、ブランド毎に複数回に渡ってご紹介していきたいと思います。こちらのランキングに注目し、是非とも実需の高いモデルを見極めるひとつの知見にしていただければと思います。

今回は、高級腕時計の代名詞【A.ランゲ&ゾーネ】のモデルにフォーカスを当て、ご紹介していきます!ぜひ最後までお楽しみください。

 

 

第5位

『ランゲ1』「Ref.191.032」

第5位には【A.ランゲ&ゾーネ】の顔とも言える『ランゲ1』「Ref.191.032」がランクイン。

新ムーブメント「Cal.L121.1」の採用や、一瞬で日付表示を切り替えられる仕様へとアウトサイズデイトがアップデートされていることが大きな特徴です。黄金比で形成されているアシンメトリーなダイヤルレイアウトに視覚的な美しさを感じることはもちろん、18KPG(ピンクゴールド)ケースとシルバーダイヤルのコンビネーションは、主張がありつつも上品な大人の印象を与えてくれます。品格や風格を表現できるモデルをお探しの方は、ぜひ一度手に取ってみていただきたい一本です。

 

 

第4位

『ランゲ1』「Ref.191.039」

第4位には、【A.ランゲ&ゾーネ】のアイコンウォッチとも言える『ランゲ1』の発表より約20年の時を経て、2015年にリニューアルされた「Ref.191.039」がランクイン。

デザインはそれまでの『ランゲ1』をほぼ継承している一方で、ムーブメントには自社生産の新パーツをふんだんに使用した「Cal.L121.1」を搭載し、精度がグッと向上しています。更には、同ブランドの特徴でもある”アウトサイズデイト”も進化しており、従来のゆっくりと日付が切り替わる仕様から、瞬時に切り替わる仕様へと変更されています。黄金比によって美しく配された文字盤デザインに最新技術を詰め込んだこちらは、もはや芸術品と言っても過言ではない魅力的な一本です。

 

 

第3位

『ランゲ1 タイムゾーン』「Ref.116.032」

第3位には、ホームタイムと第二時間帯の時刻を読み取ることが可能な”ワールドタイム機能”を有した『ランゲ1 タイムゾーン』「Ref.116.032」がランクイン。

こちらには、ワールドタイム機能のみならず、2つのタイムゾーンの両方にデイ&ナイト表示が存在しており、昼と夜の区別も一目で分かるなど技術力の高さが伺える一本となっています。また、シースルーのケースバックから鑑賞いただける自動巻ムーブメント「Cal.L031.1」は、約72時間のパワーリザーブを有しており、その性能に関しても文句無しといったところ。デザインに関しても、18KPG(ピンクゴールド)ケースにシルバー文字盤と、『ランゲ1』ならではの上品さをそのままに、クラシックな印象からモダンな雰囲気へと様変わりしています。他の人とは少し違ったモデルをお探しの方や、海外を飛び回る方には是非ともオススメしたい一本です。

 

 

第2位

『ランゲ1 ムーンフェイズ』「Ref.192.032」

 

第2位には、2017年発表の『ランゲ1 ムーンフェイズ』「Ref.192.032」がランクイン。

スワンネック形バネと、側面にある調整用ビスにより微調整が可能なビートエラー補正装置を備えたこちらには、精巧な「Cal.L121.1」をベースに更に改良を加え、パワーリザーブ約72時間を実現した手巻きムーブメント「Cal.L121.3」を搭載しています。また、122.6年で1日の誤差という高精度で月の満ち欠けを表示するムーンフェイズは、天空ディスクと呼ばれる24時間で1周するデイ・ナイト表示機能と一体化されており、1日の時間帯により様々な美しい色調のブルーへと変化します。爽やかなブルーとシルバーが目を惹く、黄金比で計算されたオススメの一本です。

 

 

第1位

『オデュッセウス』「Ref.363.179」

 

栄えある第1位には、同ブランド初となるラグジュアリースポーツモデルとして誕生した『オデュッセウス』から、2019年発表の「Ref.363.179」がランクイン。

こちらは、ミドルケース、ベゼル、ケースバックの3ピース構造を採用したことで、従来の『ランゲ1』や『1815』などの30m防水から120m防水へと一気に機能が飛躍し、実用性が高まったモデルです。18KWG(ホワイトゴールド)の針、インデックスが映えるダークブルー文字盤の3時位置には大きなアウトサイズデイトが配され、デザイン性のみならず視認性にも優れた仕上がりとなっています。【A.ランゲ&ゾーネ】の中でも最も価格が高騰しているコレクションであり、デザイン性、機能性、資産性そのどれもが優秀な一本と言えるでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

【A.ランゲ&ゾーネ】のアイコンウォッチ『ランゲ1』に軍配が上がると思いきや、販売から比較的日の浅いコレクションである『オデュッセウス』が堂々の一位を獲得しましたね。やはり同ブランドの商品は、そのどれもに目を惹く個性があり、甲乙つけがたいことからこのような結果になったのでしょう。とにもかくにも、やはり高級腕時計は実物を見ることが一番です。是非ともお近くにいらした際には、コミット銀座へお立ち寄りください。

本記事が皆さまの売買における参考になれば幸いでございます。次回以降のアクセス数ランキングもお楽しみにお待ちください!

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