当店コミット銀座のホームページには、お客様が気に入った商品を登録しておく、"お気に入り登録"機能がございます。今や様々なサイトで導入されている機能ではありますが、当店をご利用のお客様からも大変好評な機能であり、多くの方にご登録いただいております。
ただ、このようなデータは一般的には公開されませんので、実際にいまどのモデルの需要が高いのかを知ることは出来ないかと存じます。
そこで【2025年8月最新版】と題し、お気に入り登録されているモデルの上位5本をランキング形式で公開していきたいと思います。是非とも実需の高いモデルを見極めるひとつの知見にしていただければ幸いです。ぜひ最後までお楽しみください。
第5位
【ロレックス】『シードゥエラー』「Ref.16600」SS ブラック文字盤
第5位には、1989年〜2008年頃まで製造されていた第3世代の『シードゥエラー』「Ref.16600」がランクイン。
防水性に特化したこちらのモデルは1,220m防水を誇る、まさにプロダイバーに向けて製作されたプロフェッショナルウォッチでありながらも、ブレスレットにはエクステンションの誤作動を防止する機能が搭載されていることで、堅牢性・実用性も向上しております。また約19年間の長い生産期間の中で、夜光塗料の変更やケースサイドの横穴の有無、エクステンションリンクの変更などが行われており、【ロレックス】が誇るダイバーズウォッチとして進化を遂げてきたモデルでもあります。『サブマリーナー』と比べて厚みがあり、男らしさを感じた方に選ばれているのではないでしょうか。
第4位
【ヴァシュロンコンスタンタン】『オーヴァーシーズ デュアルタイム』「Ref.47450/B01A-9227」SS ブラック文字盤
第4位には、2006年に『オーヴァーシーズ』誕生10周年を記念して登場した【ヴァシュロンコンスタンタン】『オーヴァーシーズ デュアルタイム』「Ref.47450/B01A-9227」がランクイン。
『オーヴァーシーズ』ならではの無骨な印象のケース、ブレスレットに、デュアルタイム機能、パワーリザーブインジケーター、デイ&ナイト表示がバランス良く配されたブラック文字盤との組み合わせが、カジュアルでありながらもエレガントな印象の一本。また、リューズロック時は15気圧防水、解除時でも6気圧防水機能が付いた機能性も高さも魅力の一つで、日常使いはもちろんのこと、文字盤にブラックが採用されていることから、ビジネスシーンにおいても利用可能なのは嬉しいポイントです。三針モデルの『オーヴァーシーズ』に次ぐ人気を有しており、資産価値としても期待できる一本です。
第3位
【ロレックス】『サブマリーナー デイト』「Ref.5513」SS ブラック文字盤
第3位には、【ロレックス】のヴィンテージモデルの中でも、1、2を争う人気モデルの『サブマリーナー』「Ref.5513」がランクイン。
デイト表示がないシンプルで完成されたデザインであるのはもちろんのこと、製造期間が長く、マイナーチェンジによる多くの仕様が存在しているところも、時計愛好家の心を掴んで離さないのでしょう。また、ご自身のバースイヤーウォッチをお探しの方も多いモデルとなっています。【ロレックス】のヴィンテージ入門機としてもおすすめしたい一本です。
第2位
【IWC】『インヂュニア オートマティック40』「Ref.IW328903」SS グリーン文字盤
第2位には、2023年にリニューアルを果たした【IWC】『インヂュニア オートマティック 40』「Ref.IW328903」がランクイン。
SS(ステンレススチール)の40mmケースが腕馴染みの良い
繊細なグリッドパターンが施された色鮮やかなグリーン文字盤に、5つのビスを備えた特徴的なポリッシュ仕上げのベゼル、精密に仕上げられたインテグレーテッドブレスレットと、スポーティーかつスタイリッシュに仕上げられた一本です。搭載されるムーブメントは自社製の自動巻き「Cal.32111」で、約120時間(5日間)のロングパワーリザーブを誇ります。復活を遂げたこちらの『インヂュニア』は、高いデザイン性に実用性も備えた、万能モデルとして注目を集めています。
第1位
【ロレックス】『ランドドゥエラー』「Ref.127334」SS/WG ホワイト文字盤
栄えある第1位には、2025年の新作にて発表され、一躍話題の中心となった【ロレックス】の新コレクション『ランドドゥエラー』「Ref.127334」がランクイン。
SS(ステンレススチール)×18KWG(ホワイトゴールド)を組み合わせた42mmのロレゾール仕様のこちらは、ベゼルに【ロレックス】を象徴するポイントの一つでもあるフルーテッドベゼルを採用し、スポーティーかつエレガンスな印象に仕上げられています。そして何と言っても、爽やかで清涼感のあるインテンスホワイトハニカムモチーフダイヤルが最大の特徴で、光の角度によって浮かび上がる立体的なパターンが、夏の強い日差しの下で美しく輝きます。また、フラットジュビリーブレスレットは見た目の無骨さとは裏腹に抜群の装着感となっているため、日常使いからアクティブシーンまで安心して着用いただけます。【ロレックス】の中心モデルとなるのか、今後の動向が楽しみな一本です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2025年時点での現行モデルがランクインしている中、当店が強みとしているセミヴィンテージ、ヴィンテージモデルもランクインするなど、入り乱れた結果ではありましたが、そのどれもがデザイン性のみならず実用性においても抜群の機能性を有しているモデルばかりでしたね。近年、高級時計に対して資産性が騒がれているところもございますが、本来の時計としての使い方を意識されている方が多い結果ともとれるのではないでしょうか。
本記事をご覧いただいている皆さまも、欲しいモデルが出てきた時に見逃さないよう、当店のホームページから目を離さず、そして、他にも良い個体が見つかりましたら、"お気に入り登録"を忘れずに!
今回も、本記事が皆さまの売買における参考になれば幸いでございます。