みなさん、こんばんは。
今回は、「Ref.5196」の後継モデルが緊急入荷いたしましたので、そちらをご紹介したいと思います。ぜひ最後までご覧ください!
「Ref.6196P-001」
『カラトラバ』PT
「Ref.5196」の後継機として2025年に登場した『カラトラバ』「Ref.6169P-001」。
ケース表面(ベゼル、ラグを含む)のポリッシュ仕上げと、側面のサテン仕上げとのコントラストが、シンプルかつ美しい仕上がりとなっています。この初代『カラトラバ』「Ref.96」から受け継がれている不変のデザインは、いつ見ても惚れ惚れしてしまいます。
それにしても、まさかのPT(プラチナ)モデルのみでの発表というのはビックリしましたね。
ここで簡単に『カラトラバ』の歴史に触れたいと思います。
先ず『カラトラバ』を語る上で外せないのが、初代『カラトラバ』として1932年に登場した、通称”クンロク”の名で親しまれている「Ref.96」。
シンプルで機能的なデザインが特徴のモデルであり、今日(こんにち)の腕時計における模範とも称されています。また、実はロングセラーモデルであり、1970年代前半までの約40年以上の期間、製造されていたと言われています。
「Ref.96」の生産終了から10年ほど経過した1982年に、クラシック(原点回帰)スタイルを復活させるべく登場したのが、後継モデルにあたる「Ref.3796」。
直径は約30~31mm、風防にはサファイアクリスタルが採用され、手巻きムーブメントは「Cal.215」へとアップデートされています。こちらは、ケースバックがシースルーとなった日本限定モデルなど、文字盤のバリエーションも含め多種多様なモデルがあるのも魅力の一つで、今もなお高い人気を誇るモデルであります。
『カラトラバ』の正統な系譜のデザインを受け継ぎ、2004年に37mmサイズで発表された「Ref.5196」。
ムーブメントには「Cal.215 PS」が継続採用されましたが、ケース素材は18KYG(イエローゴールド)、18KRG(ローズゴールド)、18KWG(ホワイトゴールド)、PT(プラチナ)の4素材で展開されています。また、PT(プラチナ)ケースのみ差別化されており、ケース6時位置にはダイヤモンドが埋め込まれ、ダイヤルは2トーンのブレゲ数字のインデックスにリーフハンドの組み合わせとなっています。2022年に惜しくも生産終了となっていますが、今もなお根強い人気を有しています。
ここからは「Ref.6169P-001」に話を戻します。
ケース径は38mmと、「Ref.5196」に比べ、若干(1mm)サイズアップしています。当店の在庫に「Ref.5196」のPT(プラチナ)、18KWG(ホワイトゴールド)素材のモデルがございますので、そちらと見比べていただければと思います。
ローズゴールドメッキのオパーリン文字盤が美しいこちらは、アントラサイトに加工されたホワイトゴールドの針、オビュ(弾丸)の形をしたアワーマーカがセットされており、視認性が良いメリハリの効いたデザインとなっています。文字盤の基本的なデザインは「Ref.5196」の18KWG(ホワイトゴールド)モデルと変わりありませんが、印象も全く異なりますね。
ケース6時側には、PT(プラチナ)モデルのみに差別化されている事が分かるダイヤモンドがセッティングされております。
38mmへと若干のサイズアップを図りながらも文字盤デザインのバランスが良くなっているのは、直径31mmに大型化された新型ムーブメント「Cal.30-255PS」によるもの。
37mm径の「Ref.5196」に搭載されていたムーブメント「Cal.215 PS」は、直径が約10mm小さい21.9mmとなっていたため、スモールセコンド(秒針)がやや中央寄りに配置されていました。一方で「Ref.6196」には、大型化されたムーブメントが搭載されたことにより、スモールセコンドの位置が下がり、文字盤上のバランスが向上したのです。
スケルトンバックから見てみると非常に迫力ある作りとなっていますね。しかし、ただ大きくなった訳ではなく、機能性ももちろん向上しており、65時間のロングパワーリザーブ、ハック機能(リューズを引くと秒針がストップ)が搭載されています。
保証書日付は2025年。比較的直近に販売されている個体であり、箱、冊子類、保証書等を納めるレザー製のパスケースなど、付属品も非常に綺麗な状態となっています。
気になる販売価格は、、、と言いたいところでしたが、本記事公開前に販売となってしまいました、、、
毎度のことながら、大変申し訳ありません!!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2025年新作で、人気のカラトラバが早くも入荷してきましたが、サイズ感や色味などを含め、全体的にバランス良く仕上がっており、入荷後すぐに販売に至ってしまったことを考えると、やはり誰しもがカッコ良いと思える素晴らしい仕上がりなのではないでしょうか。
ご購入を検討されていた方には大変申し訳ございませんでしたが、誠心誠意入荷に努めさせていただきますので、首を長くしてお待ちいただければと思います。
引き続き、今まで以上に魅力的でオススメ出来るモデルを一本でも多くご紹介して参りますので、次回もお楽しみにお待ちください!
では、また!