RICHARD MILLE TRIVIA リシャールミルの豆知識
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宇宙素材を腕時計に:ALUSIC®の採用
2005年に発表されたRM 009 フェリペ・マッサでは、通常は人工衛星の製造に使用される超軽量素材ALUSIC®をケースに採用しました。この挑戦により、当時最軽量のトゥールビヨンウォッチ(ストラップなしで29g)が誕生し、工業素材の新たな美しさを引き出すことに成功しました。
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カーボンTPT®:独特な模様を持つ革新的素材
リシャールミルは、カーボンTPT®という革新的な複合素材を使用しています。この素材は、厚さ30ミクロンのカーボンファイバー層を何百層も重ね、各層の繊維方向を45度ずつずらして積層し、120℃で加熱処理することで製造されます。その結果、独特のダマスカス模様が生まれ、他に類を見ない美しい外観と高い耐久性を実現しています。
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ムーブメントの地板にカーボンナノファイバーを使用
RM 002-V2では、ムーブメントの地板にカーボンナノファイバーを採用しています。この素材は、温度変化や湿度に対して高い安定性を持ち、複雑な時計機構の精度と耐久性を向上させる理想的な基盤となっています。
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F1技術の応用:RM 50-03 マクラーレン F1
RM 50-03は、マクラーレンF1チームとの協力で開発され、ストラップを含めてわずか40グラムという超軽量を実現しました。これは、チタンやカーボンTPT®、そしてグラフェンを含む新素材グラフTPT®の採用によるものです。この革新的な素材は、航空宇宙産業やF1レーシングカーの技術を時計製造に応用した結果です。
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スプラインネジの採用:精度と耐久性の向上
リシャールミルの時計には、組み立て時の締め付けトルクを最適に制御できるグレード5チタン製のスプラインネジが使用されています。これにより、組み立てや分解を繰り返してもネジが劣化しにくく、時計全体の耐久性と精度が向上しています。
RICHARD MILLE HISTORY リシャールミルの歴史
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2001年
初の時計「RM 001 トゥールビヨン」を17本限定で発表。続いて「RM 002」を発表。チタン製ムーブメント地板とファンクション表示機能を搭載
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2002年
デュアルタイム機構を備えた「RM 003 トゥールビヨン デュアルタイム」を発表。第1回ル・マン・クラシックのメインスポンサーを務める
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2003年
複雑な「RM 008 トゥールビヨン スプリットセコンド クロノグラフ」を発売。開発に5年以上を要した
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2004年
「RM 004 スプリットセコンド クロノグラフ」、「RM 005 オートマティック」、「RM 006 トゥールビヨン フェリペ・マッサ」を発表
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2005年
初のレディースウォッチ「RM 007 オートマティック」を発表。宇宙探査素材ALUSIC®を使用した「RM 009 トゥールビヨン フェリペ・マッサ」を25本限定で発表。香港に初のリシャール・ミル ブティックをオープン
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2006年
高級時計財団(Fondation de la Haute Horlogerie)の新メンバーとなる。超薄型角型ケースの「RM 016 オートマティック エクストラフラット」を発表。「RM 011 フライバッククロノグラフ フェリペ・マッサ」を発表。
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2007年
「RM 020 トゥールビヨン ポケットウォッチ」、「RM 018 トゥールビヨン オマージュ・ア・ブシュロン」を発表。第4回ヒストリックカーレースのために「RM 011」の特別仕様、150本限定のル・マン・クラシック限定モデルを発表
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2008年
初のダイバーズウォッチ「RM 025 トゥールビヨン クロノグラフ ダイバー」、レディースジュエリーウォッチ「RM 019 トゥールビヨン」、「RM 023 オートマティック」を発表。
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2009年
国際高級時計サロン(SIHH)に初参加。「RM 027 トゥールビヨン ラファエル・ナダル」を発表。ミシェル・ヨーがブランドのパートナーに加わる。第1回レ・ヴォワル・ドゥ・サン・バルトのメインパートナーとなる
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2010年
「RM 017 トゥールビヨン エクストラフラット」を発表。保証期間を3年から5年に延長。ゴルファーのバッバ・ワトソン、ポロ選手のパブロ・マクドナウがパートナーに加わる
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2011年
「RM 031 ハイパフォーマンス」を発表。月差30秒以下の高精度を誇る。サファイアクリスタル製ケースの「RM 056 トゥールビヨン サファイヤ」を発表。パイロット用クロノグラフ「RM 039 トゥールビヨン フライバッククロノグラフ アヴィエーション E-6B」を発表。陸上選手ヨハン・ブレイクがパートナーに加わる
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2012年
「RM 27-01 トゥールビヨン ラファエル・ナダル」を発表。ストラップ込みで18.83グラム以下の軽量化を実現。「RM 052 トゥールビヨン スカル」を発表。スカルデザインをムーブメントに統合し、ブランドの哲学を象徴するモデルとなる
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2013年
「RM 27-01 トゥールビヨン ラファエル・ナダル」を発表。このモデルは、ストラップを含めてわずか18.83グラムという軽量化を実現し、当時の世界記録を更新
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2014年
「RM 56-02 トゥールビヨン サファイア」を発表。このモデルは、サファイアクリスタル製のケースを採用し、内部のムーブメントが透けて見えるデザインが特徴
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2015年
「RM 69 トゥールビヨン エロティック」を発表。このモデルは、独特の表示機構を持ち、文字盤に特定のフレーズを表示する機能が特徴
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2016年
「RM 50-03 トゥールビヨン スプリットセコンド クロノグラフ マクラーレンF1」を発表。このモデルは、グラフェンを織り交ぜたハイテク素材「グラフTPT®」を使用し、軽量化と高い耐久性を実現
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2017年
「RM 27-03 トゥールビヨン ラファエル・ナダル」を発表。このモデルは、10,000Gの耐衝撃性を持ち、過酷な条件下でも高い精度を維持する設計となっている
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2018年
「RM 71-01 オートマティック トゥールビヨン タリスマン」を発表。このモデルは、リシャール・ミル初の自社製自動巻きトゥールビヨンムーブメントを搭載し、独特のデザインが特徴
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2019年
「RM 50-04 トゥールビヨン スプリットセコンド クロノグラフ」を発表。このモデルは、F1ドライバーのキミ・ライコネンとのコラボレーションによるもので、高度な技術とデザインが融合している
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2020年
「RM 27-04 トゥールビヨン ラファエル・ナダル」を発表。このモデルは、リシャール・ミルの中で最も耐衝撃性の高い時計として設計されている
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2021年
「RM 40-01 オートマティック トゥールビヨン マクラーレン スピードテール」を発表。このモデルは、マクラーレンが製造した最速のロードカー「スピードテール」のデザインを反映している
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2022年
「RM 47 トゥールビヨン」を発表。このモデルは、日本の象徴を表現したデザインが特徴
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2023年
「RM 88 スマイリー」を発表。このモデルは、スマイリーの世界にインスパイアされたデザインで、自社製自動巻きトゥールビヨンを搭載している
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