みなさま、こんばんは!
【グランドセイコー】の"スプリングドライブ"は、機械式とクオーツ式ムーブメントの良さを兼ね備えた、独自のムーブメント。この革新的なスプリングドライブムーブメント「Cal.9R」が誕生20周年を迎えたことを記念して、この度限定モデル2本が発表されました!!
『エレガンスコレクション「Cal.9R」20周年記念限定モデル』
「Ref.SBGY035」
『エレガンスコレクション「Cal.9R」20周年記念限定モデル』
「Ref.SBGA499」
ブランドならではの型打ち模様と、鮮やかな赤色が際立つダイヤルとなっており、どちらも朝日に照らされた穂高連峰をモチーフとしています。今回は、秋にぴったりのこちらの新作モデル2本を詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
概要
「Ref.SBGY035」特徴
①グラデーションと型打ち模様が印象的なダイヤル
これまで【グランドセイコー】では日本の四季や自然をモチーフにしたモデルを多数発表しており、今回は【グランドセイコー】スプリングドライブモデルを製造している「信州 時の匠工房」がある、長野県塩尻の穂高連峰からインスピレーションを受けています。
手巻きモデルの「Ref.SBGY035」では、夜明けの光に徐々に照らし出される様子をグラデーションで表現。荒々しい岩肌を持つ穂高連峰の山肌を、有機的な型打ち模様で施しています。この文字盤パターンは人気モデルの“花筏”や“春分”などと同じであり、本作では美しい赤を採用しています。またGSのロゴと秒針はローズゴールドを使用し、革ベルトも赤みのあるブラウンのクロコダイルを組み合わせることで、秋らしさを前面に表現したデザインになっています。
②薄型ムーブメントを搭載
こちらのモデルは、一つの香箱のなかに、2つのゼンマイを用いたデュアルスプリングバレル機構を搭載しています。これによって、約72時間のロングパワーリザーブでありながらも、ケースの厚みは10.2mmまで抑えられており、ドレスウォッチならではの薄型化を実現しています。また精度に関しても抜群で、なんと平均月差±15秒(日差±1秒相当)を実現しており、【グランドセイコー】の技術力の高さを感じさせてくれる作りとなっています。
「Ref.SBGA499」特徴
①朝日に照らされる秋の穂高連峰を表現したダイヤル
「Ref.SBGA499」では「Ref.SBGY035」より、鮮やかな赤色となっているのが特徴で、7~8時の位置にあるパワーリザーブ表示はサーモンピンク、12時位置のGSロゴはピンクゴールドとなっています。単色である分、ブランドの強みであるダイヤモンドカットのインデックスや針が際立っているのもポイントです。
②クラシカルなスタイルを具現化
「Ref.SBGA499」は、自動巻きムーブメントを搭載している点や、限定本数の多さから、より広い層へ向けたモデルであることが伺えます。しかしながら、独特な風合いのあるボックス型サファイアガラスや、【グランドセイコー】の強みであるザラツ研磨を施したラグなど、ブランドの基本的なスタイルは崩さずにクラシカルな要素を取り入れていれるなど、意匠をしっかりと受け継いだ仕上がりになっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
【グランドセイコー】のスプリングドライブムーブメント「Cal.9R」の誕生20周年を記念した2本の新作モデルは、どちらも日本の自然を落とし込んだ、美しいダイヤルに仕上げられていましたね。ブランドの強みであるザラツ研磨や、ダイヤモンドカットが施された立体的な時分針はもちろん、流れるように滑らかに動くスイープ運針も魅力的ですので、気になる方はぜひ一度ご覧になって見てはいかがでしょうか。
今回も本コラムを見て下さったことで、一人でも多くの方が高級腕時計に興味を持ってくだされば幸いです!
ではまた!