高級腕時計をお持ちの方もそうでない方も、誰もが一度は「どのモデルが人気なんだろう?」と考えたことがあるかと思います。「人気の王道モデルが欲しい!」「人と被らないモデルが欲しい!」など、皆様それぞれの動機があるなか、実際にどれが人気なのか!?は、リアルタイムに情報を得なければなかなか手に入りません。

そこで今回は、【オーデマピゲ】のモデルを対象に、2025年上半期のコミット銀座(以下:当店)取り扱い数上位5本を公開いたします!是非とも皆様も一緒にランキングを想像しながら、楽しんでご覧ください。

 

 

第5位

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ「Ref.15210OR.OO.A028CR.01」

 

第5位には、2019年登場の【オーデマピゲ】新コレクション『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック』「Ref.15210OR.OO.A028CR.01」がランクイン。

一般的なラウンド型時計に見えるこちらですが、実はケースが3層構造となっており、同ブランドを象徴する”八角形”をミドルケースに採用しています。グラデーションがかった文字盤には、光の反射が放射状に広がるサンバースト仕上げが施され、美しく妖艶な雰囲気を演出していますね。更には、パワーリザーブ約70時間を誇る自動巻ムーブメント「Cal.4302」を搭載し、28,800振動というハイビートで高い精度も実現しています。文字盤のブルーと18KPG(ピンクゴールド)ケースの組み合わせが、エレガントな印象を与える一本です。

 

 

第4位

ロイヤルオーク オートマティック「Ref.15500ST.OO.1220ST.03」

 

第4位には、【オーデマピゲ】不動の人気モデル『ロイヤルオーク』から、2019年に登場した「Ref.15500ST.OO.1220ST.03」がランクイン。

先代モデル「Ref.15400」からグランドタペストリーパターンは継承しつつも、インデックスが太くなったことで視認性が向上されたこちらは、文字盤6時位置のAUTOMATIC表記がなくなり、スッキリした見た目へと刷新されました。ケース径は41mmと、その存在感は抜群ながらブレスレットの装着感は非常に良くなっており、是非一度着用してみていただきたい一本です。現在は、相場が比較的落ち着いていますので、狙っていた方は今がチャンスかもしれません。

 

 

第3位

ロイヤルオーク オートマティック「Ref.15550ST.OO.1356ST.06」

 

第3位には、SS(ステンレススチール)×ナイトブルー文字盤の組み合わせが人気を博している『ロイヤルオーク オートマティック』「Ref.15550ST.OO.1356ST.06」がランクイン。

先代モデル「Ref.15450」からダイヤルデザインが変更となり、12時位置のAPロゴ、6時位置の”AUTOMATIC”表記が無くなったことで、すっきりしたデザインになっています。ブルー文字盤が特に人気の『ロイヤルオーク』ですが、こちらのナイトブルー文字盤は従来のモデルに使用されていたブルーより深い色味で落ち着いた印象を周りに与えるため、オンオフ兼用で使用される方も多いのではないでしょうか。またムーブメントには、前モデルで採用されていた「Cal.3120」からブラッシュアップされた自社製新ムーブメント「Cal.5900」を搭載しており、そのパワーリザーブは約60時間を誇ります。実用性も高く、資産価値も高いと、言うこと無しの魅力的な一本です。

 

 

第2位

ロイヤルオーク オートマティック「Ref.15450ST.OO.1256ST.01」

 

第2位には、『ロイヤルオーク』誕生40周年記念として、2012年に登場した「Ref.15450ST.OO.1256ST.01」がランクイン。

グランドタペストリーパターンのシルバーダイヤルが爽やかな印象のこちらは、ケース径37mmと、少し小ぶりなサイズで日本人には腕馴染みの良い一本となっています。また【オーデマピゲ】の基幹ムーブメントにあたる「Cal.3120」を搭載しており、パワーリザーブは約60時間と、デザインのみならず、実用性も抜群。「Ref.15450ST」は、ブルー、グレー、シルバーと3色展開となっていますが、どのモデルもオンオフ問わず活躍してくれますので、ご自身のスタイルに合わせて選ばれるのが良いでしょう。

 

 

第1位

ロイヤルオーク オートマティック「Ref.15300ST.OO.1220ST.03」

 

栄えある第1位には、2005年に登場した『ロイヤルオーク オートマティック』「Ref.15300ST.OO.1220ST.03」がランクイン。

39mmという日本人の腕に馴染みやすいサイズ感と、シンプルな三針の文字盤が特徴で、製造終了となった今もなお愛され続けているこちらは、搭載ムーブメントに【ジャガールクルト】製「Cal.920」をベースとして製造された「Cal.3120」を搭載しており、パワーリザーブは約60時間を誇ります。また、幅を取らず摩耗しにくい特性を持つ、”スイッチングロッカー式自動巻機構”を備えているなど、後継の「Cal.4302」には無い機構も搭載されており、現行モデルには無い魅力を多く持った一本です。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

【オーデマピゲ】と言えば、やはり『ロイヤルオーク』ということで、ランキングのほとんどを歴代のモデルで埋め尽くしていましたが、その中に食い込んできたのは、『CODE 11.59』。やはりこのグラデーション掛かったブルー文字盤と18KPG(ピンクゴールド)ケースとのコントラストや、希少性といったところに惹かれた方が多かったのでしょう。これは『ロイヤルオーク』1強の時代が変わりそうな予感がしてきますね!

本記事が皆さまの売買における参考になれば幸いでございます。次回以降の取り扱い数ランキングもお楽しみにお待ちください!

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