高級腕時計をお持ちの方もそうでない方も、誰もが一度は「どのモデルが人気なんだろう?」と考えたことがあるかと思います。「人気の王道モデルが欲しい!」「人と被らないモデルが欲しい!」など、皆様それぞれの動機があるなか、実際にどれが人気なのか!?は、リアルタイムに情報を得なければなかなか手に入りません。

そこで今回は、【ロレックス】の6桁モデル(近年に発売された型番が6桁のモデル)を対象に、2024年下半期のコミット銀座(以下:当店)取り扱い数上位5本を公開いたします!是非とも皆様も一緒にランキングを想像しながら、楽しんでご覧ください。

 

 

第5位

デイトナ「Ref.116500LN」ホワイト文字盤

第5位には、圧倒的なリセールバリューと知名度を誇り、『デイトナ』の中でも過去最高傑作との呼び声も高い、2016年発表の「Ref.116500LN」白文字盤がランクイン。

ベゼルの素材がステンレスからセラクロムへと変わり、よりメリハリがついたことで精悍な印象となったこちらは、皆さんご存知の通り爆発的な人気モデルとなりました。そんな同モデルは、2023年の”Watches and wonders Geneva”にてディスコン(廃盤)となり、後継機「Ref.126500LN」が登場。大きな話題を集めたことが記憶に新しいかと思います。しかしながら、過去最高傑作の名は伊達ではなく、未だに根強い支持を得ており、「Ref.126500LN」を退けてTOP5にランクインしました。高級腕時計市場全体の動きに直結してくる中心モデルに違いありませんので、気になる方は引き続き動向をチェックしておきましょう。

 

 

第4位

GMTマスターⅡ 「Ref.126720VTNR」

第4位は、新色を引っ提げて2022年に登場した新作モデル『GMTマスターⅡ』「Ref.126720VTNR」がランクイン。

『Watches and Wonders Geneva 2022』にて、【ロレックス】のコーポーレートカラーでもあるグリーンを採用して登場したこちらは、今までに無い新鮮なカラーリングで、瞬く間に注目を集めました。また、リューズとカレンダーが逆側に配置され、昨今の【ロレックス】ではほとんど展開が無かった”レフトハンドモデル”仕様ということもあり、左利きの方には朗報だったのではないでしょうか。昨今、新たなカラーリングが登場していることで、【ロレックス】の中でも『GMTマスターⅡ』の注目度はうなぎ登りに上昇しています。実用性はもちろんのこと、将来性も十分ございますので、是非ともご購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

第3位

GMTマスターⅡ「Ref.126710BLRO」

 

第3位には、伝統的なレッド×ブルーのツートンカラーベゼルが特徴的な2018年登場の『GMTマスターⅡ』「Ref.126710BLRO」がランクイン。

一目でわかるスタイリッシュで魅力的なデザインによって広く親しまれていますが、実は、新型キャリバー3200系にGMT機能を搭載したムーブメント「Cal.3285」を採用し、約70時間のパワーリザーブを確保しているなど、高い機能性や堅牢性をも有した、優れた一本となっています。同モデルから、スポーツモデルでは使用されることの少ないジュビリーブレスレットも採用されたことで選択の幅が広がり、近年更に人気が高まってきています。急にディスコン(廃盤)ということも可能性としてはありますので、検討していた方はお早目に手にしておくことをオススメいたします。

 

 

第2位

サブマリーナー「Ref.126610LV」

第2位は、初代グリーンサブマリーナー「Ref.16610LV」と同様に、グリーンベゼル×ブラック文字盤の組み合わせで2020年に登場した『GMTマスターⅡ』「Ref.126610LV」がランクイン。

先代「Ref.116610LV」の40mmケースから、41mmへと変更され、ラグは1mm、ブレス幅も1mm太くなり、よりインパクトが増しています。また、針が太く、長くなり、ムーブメントもパワーリザーブ約70時間を誇る「Cal.3235」へとスペックアップするなど、実用性も抜群に向上しています。デザイン性に優れた”グリーンサブ”が更なる飛躍を遂げたことで、実需ともに【ロレックス】の顔となりつつあるモデルの一つです。

 

 

第1位

デイトナ「Ref.116520」ブラック文字盤

栄えある第1位は、2000年頃から2016年頃まで生産されていた二世代前の『デイトナ』「Ref.116520」ブラック文字盤がランクイン。

2015年夏~2016年までの約一年間のみに見られる、鏡面バックル仕様の他に、白タグや年代一致の冊子、印字タイプのギャランティーが付属しているモノなどはコレクターズアイテムとして非常に評価が高く、探されている方が多い印象です。に人気の高い「Ref.16520」と「Ref.116500LN」に挟まれ、少し伸び悩んでいた印象の同モデルですが、近年注目度が高くなっていますので、今後の動きに要注目です。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

やはり巷で人気が高いと囁かれている『デイトナ』強し、といった結果ではありましたが、『GMTマスターⅡ』や『サブマリーナー』などカラーが入り、主張が強いモデルも人気になってきましたね。

今回ご紹介したような【ロレックス】の6桁モデルは、非常に人気が高いが故に価格変動も激しくなっております。買い時、売り時を見極めるのは難しいことかと存じますので、売買をご検討の際は、まず当店までお気軽にご相談ください。お客様のご要望や状況に応じて、適切にアドバイスさせていただきます。

本記事が皆さまの売買における参考になれば幸いでございます。次回以降の取り扱い数ランキングもお楽しみにお待ちください!

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