みなさん、こんばんは。

今回は、大変希少で美しいハンドクラフトのモデルが久しぶりに入荷しましたので、そちらをご紹介したいと思います!!なかなかお目に掛かれないモデルですので、ぜひ最後までご覧ください!!
「Ref.5160/500G-001」
『パーペチュアルカレンダー ムーンフェイズ レトログラード』18KWG

ハンドエングレービング(手彫り)によって仕上げられた彫金が魅力的な『パーペチュアルカレンダー ムーンフェイズ レトログラード』「Ref.5160/500G-001」。
2016年に登場した、ケース、バックルの緻密なデザインが特徴的なこちらは、懐中時計からインスピレーションを受け、熟練の彫金師が伝統的な工具を用いて製造された一本。限定品ではございませんが、正規販売店でも簡単に入手出来るモデルでは無く、生産本数も極めて少ないため、存在自体を知らない方も多いと思われます。ちなみに、惜しまれつつも2024年2月に生産終了がアナウンスされております。

初代モデル「Ref.5160G-001」は、文字盤インデックスにローマ数字を採用しており、クラシックな印象の強いデザインでした。
一方、今回ご紹介する「Ref.5160/500G-001」は、ブラック仕上げのホワイトゴールド製ブレゲ数字(アラビアインデックス)を採用することで、全体の雰囲気がぐっと柔らかく、上品な印象へと変化しています。さらに、文字盤中央には職人によるハンドエングレービングが施されております。

18KWG(ホワイトゴールド)仕様の本作は、ケースだけでなくラグのネジ頭やリューズといった細かなパーツにまで彫金が施されています。普段は見落とされがちな部分にまで手を抜かないその仕上げから、細部に至るまで一切の妥協を許さない【パテックフィリップ】のものづくりの姿勢がはっきりと感じられます。

裏蓋に施された彫金の中央には、“PATEK PHILIPPE”のブランド名が刻まれています。
さらに、フォールディングバックルにもハンドエングレービングが施され、中央には“カラトラバ十字”を配置した特別仕様となっています。
裏蓋とは異なるデザインが採用されている理由は明らかではありませんが、こうした点からも【パテックフィリップ】ならではの強いこだわりや、上質な遊び心が感じ取れますね。

裏蓋の内側はポリッシュ仕上げとなっているため、鏡のように反射し、搭載されている薄型永久カレンダームーブメント「Cal.324 S QR」の美しい造形を映し出します。
ムーブメントを直接見るだけでなく、反射を通しても楽しめる点は、このモデルならではの贅沢な魅力と言えるでしょう。
さらに、スケルトンバックの外周部にも繊細な彫金が施されており、その完成度は、ケースバックだけでも人を惹きつけてやまない美しさを備えています。

保証書の日付は2020年。使用に伴う細かなスレや小キズは見られますが、ポリッシュは一切行われておらず、ケースの造形がしっかりと残った印象の良い個体です。また、付属する箱も通常仕様とは異なり、内箱の内部にはハンドクラフトによる彫金に合わせた専用デザインが施された特別仕様となっています。
ちなみに「Ref.5160/500G-001」には、通常の保証書に加えて専用の証明書が付属しており、この点からも本モデルが特別な位置付けの一本であることがお分かりいただけるかと思います。
気になる販売価格は、19,800,000円(税込)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したモデルは、惜しまれつつも2024年2月に生産終了が発表され、今後は二次流通市場でしか入手できない希少モデルとなりました。
当店には、本モデルのように希少性と魅力を兼ね備えた特別な時計も数多くご用意しております。販売価格は決して安価ではありませんが、今後の流通状況や価値を考えると、まさに今がチャンスと言える一本です。
引き続き、魅力的でオススメ出来るモデルを一本でも多くご紹介して参りますので、次回もお楽しみにお待ちください!
では、また!




