第31回 高級腕時計トレンド2025｜チューダーのAIによるおすすめモデル10選

2025年の為替と高級時計市場

2025 年 7 月時点で 1 USD ≒ 145 円 前後と円安が定着し、輸入品であるスイス時計の国内定価は円建てでじわじわ上昇しています。中古相場では海外バイヤーの流入も相まって人気モデルは円建てでも高値安定の傾向です。

• 米金利高止まり→円安継続観測
• 国内中古市場は観光需要回復で取引増

チューダーとは？ロレックス譲りの実用性と戦略価格

チューダー（TUDOR）は1946年にロレックス創業者ハンス・ウイルスドルフが「ロレックス品質を手頃に提供する」目的で設立。近年は自社ムーブメント開発やMETAS認定取得など独自技術で付加価値を高めつつ、価格競争力を維持しています。

各モデルの詳細とおすすめポイント：

①ロイヤル41 Ref.M28600-0005

モデル概要：

41㎜ステンレスケースに5連一体ブレスを組み合わせ、エンジンターンドベゼルを彷彿とさせるノッチ入りベゼルとローマンインデックスが放つクラシカルな気品が魅力。曜日・日付付きで実用性も高く、ビジネスとカジュアルで万能に活躍してくれるデザインが特徴。

おすすめポイント：

ロレックス譲りの高い質感ながら手に入れやすい価格帯が魅力。サンレイ仕上げのブルー文字盤は上品かつ爽やかで、5連ブレスの装着感も軽快。ブランド伝統の“Royal”名称を復活させた象徴モデル。日常生活には十分な100m防水を備える。

②ブラックベイ58 Ref.M79030N-0001

モデル概要：

1958年製「ビッグクラウン」を現代的なケースサイズ39㎜で再構築。チューダーならではのイカ針、レッドトップ（ルミナスポイント）も特徴。厚さ11.9㎜と薄型でフィット感抜群。自社製ムーブメント「Cal.MT5402」は70時間駆動とCOSC取得、200ｍ防水でツールウォッチの美学を体現したダイバーズウォッチ。

おすすめポイント：

ほど良いサイズ感とロングパワーリザーブのバランスが取れたモデルで男女問わず人気。ゴールドレターがアクセントとなることで黒文字盤が映えるデザインも秀逸。ヴィンテージの雰囲気を手頃に味わえるため、初めてのダイバーズウォッチに最適な選択肢のひとつ。

③ペラゴス39 Ref.M25407N-0001

モデル概要：

軽量グレード2チタン製39㎜ケースに200m防水仕様のダイバーズウォッチ。逆回転防止ベゼルと自動伸縮クラスプを備え、強発光インデックスが暗所で視認性を発揮。都会的に装えるプロフェッショナルダイバー。

おすすめポイント：

軽量なチタン製ということもあり使い勝手が良く、日常でも目立ち過ぎないデザインとともにその万能さが魅力。ピンバックル付きのブラックラバーストラップが付属しており、チタン製ブレスレットと換装することで、ダイビング用途はもちろんビジネスカジュアルにも映えるため、1本で完結したい人におすすめです。

④ブラックベイ クロノ“Panda” Ref.M79360N-0002

モデル概要：

41㎜ケースに垂直クラッチ&コラムホイール式ムーブメント「Cal.MT5813」を搭載。200m防水を確保し、白ダイヤル×黒インダイヤルの“パンダ”配色がヴィンテージクロノグラフの雰囲気を演出。日付表示も備えた多機能スポーツモデル。

おすすめポイント：

パンダ文字盤のクロノグラフは装着シーンを選ばず爽やかでファッション性も高い。70時間パワーリザーブを誇るブライトリング「Cal.01」ベースの厚い信頼性、メンテナンスの安心感も魅力。チューダーとブライトリング、両社の協力関係は2017年から開始しており、初めてのクロノグラフ搭載モデルにも好適。

⑤ブラックベイ GMT Ref.M7939G1A0NRU-0001

モデル概要：

39㎜ケースに赤黒“コーク”ベゼルを装備。独立可動のGMT針を持つ「Cal.MT5450-U」は65時間のパワーリザーブを誇るだけでなくCOSCとMETAS取得。200m防水を備え、ダイバーズとGMTの二役をこなすトラベルウォッチの入門モデル。

おすすめポイント：

ロレックスGMTマスターⅡの雰囲気を手頃な価格帯で楽しめるが最大の魅力。赤黒ベゼルで視認性も高く、海外出張や旅行の多いビジネスパーソンに最適。現行ロレックスにコークベゼルがラインアップされていない点も魅力。維持費もロレックスより抑えられるため、コストパフォーマンスも優秀。

⑥レンジャー Ref.M79950-0001

モデル概要：

39㎜マットスチールケースに100m防水を備える。1952年北グリーンランド探検隊に供給されたモデルを現代技術で復刻。大型アラビア数字&バーインデックスが昼夜問わず高い視認性を確保。

おすすめポイント：

華美な装飾を排した質実剛健なデザインは飽きが来ず長く愛用できる。シンプルな3針モデルでメンテナンス費用も抑えられることも魅力。ロレックス エクスプローラーⅠを彷彿とさせる意匠でありながら、人と被りにくく、ブランドネームが高い点もおすすめ。

⑦ブラックベイ セラミック Ref.M79210CNU-0001

モデル概要：

41㎜マットブラックセラミックケースに自社製ムーブメント「Cal.MT5602-1U」を搭載。耐磁15,000ガウス以上を誇るMETAS認定ムーブメントで、シックなカラーで統一したステルスデザインが特徴。

おすすめポイント：

オメガ以外でいち早くMETASを取得した技術象徴モデル。オールブラックで流行に左右されず、耐磁・耐傷性が高くガジェット好きにも刺さる。ブラックの精悍でモダンなデザインは、セカンドウォッチとして夏場に腕元を飾るのもおすすめ。

⑧ブラックベイ58 Ref.M7939A1A0RU-0001

モデル概要：

1958年製「ビッグクラウン」を現代的なケースサイズ39㎜で再構築。チューダーならではのイカ針はそのままに、現代的なサイズ感が魅力。厚さ11.7㎜と薄型でジュビリーブレスレットによりフィット感抜群。自社製ムーブメント「Cal.MT5400-U」は優れた耐磁性能と65時間駆動とMETAS認定を受けており、200ｍ防水を誇るダイバーズウォッチ。

おすすめポイント：

バーガンディーカラーの文字盤とベゼルが最大の特徴。一見、派手に見えるが大人の雰囲気を醸しつつ、意外にも着用し易いカラーとして、男女ともに人気。比較的手が届く価格帯であることも大きな魅力。

⑨ブラックベイ プロ Ref.M79470-0004

モデル概要：

39㎜スチールケース＋固定式GMTベゼル、オパリンのホワイトダイヤルが特徴。COSC認定の自社製ムーブメント「Cal.MT5652」を搭載し、GMT機能とデイト表示を備える。GMT針のイエローカラーがデザインのアクセントに。世界を飛び回るビジネスパーソンに最適。

おすすめポイント：

無骨なデザインは玄人好みながら、飽きが来ず長く愛用できる。爽やかなホワイト文字盤に黒いフチで彩られた針、インデックスにより視認性抜群。ロレックス エクスプローラーⅡを彷彿とさせる意匠で、人と被らないデザインと適度なサイズ感で実用性◎。

⑩ブラックベイ54 Ref.79000-0001

モデル概要：

チューダー初のダイバーズウォッチRef.7922の特性を忠実に受け継いだモデル。ミラーポリッシュ仕上げのベゼル、現代的な37mmのサイズ感、厚さ11.2㎜と薄型でジュビリーブレスレットによりフィット感抜群。自社製ムーブメント「Cal.MT5400」は優れた耐磁性能と70時間駆動とCOSC認定を受けており、200ｍ防水を誇るダイバーズウォッチ。

おすすめポイント：

南国の海からインスピレーションを得た、砂を連想させるテクスチャーが特徴のラグーンブルー文字盤が爽やかな印象。ほど良いサイズ感で男女問わず快適に装着でき、ビーチや夏の腕元を飾るのにぴったり。

今後の展望｜2025 後半〜2026 に向けて

• 円安定着なら新品価格はさらに 3–5 % 上昇の可能性
• Black Bay 58 GMT や Pelagos FXD GMT など新キャリバーに注目
• ヴィンテージモデルは海外富裕層買いで高騰の可能性

まとめ｜チューダーは“今”こそ狙い目

実用性とコストパフォーマンスを兼ね備えたチューダーは、円安環境でもなお“手が届く本格スイス時計”として光ります。今回ご紹介した10本は、初心者のファースト高級機からコレクターのデイリーユース候補まで幅広く対応。気になるモデルがあればコミット銀座までお気軽にご相談ください！