本日は【2023年度版】機械式腕時計 “おすすめ『ダイヤインデックス』モデル5選”をお送りいたします。

時計の顔とも言える”ダイヤル”。そこに配される”インデックス”は、時間を読み取る目盛りの役割だけでなく、その時計の表情を決める重要なポイントであり、購入を決定づける大きな要素のひとつでもあります。そこで、本コラムから全4回に渡って、”ダイヤインデックス”、”アラビア数字インデックス”、”ローマンインデックス”、”バーインデックス”を備えたモデルを、ご紹介していきたいと思います。

第1回目となる今回は、”ダイヤインデックス”を備えたモデルから、厳選した”5本“をご紹介していきたいと思いますので、是非とも最後までお楽しみください。

*2023年6月時点の当店販売価格を参考に作成しております。

①【ロレックス】『デイトナ』「Ref.16528G」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-el-primero-310687/

18KYG(イエローゴールド)ケース・ブレスレット×8Pダイヤインデックス搭載の絢爛豪華な『デイトナ』「Ref.16528G」。

搭載ムーブメントに、【ゼニス】社製の”エルプリメロ”をブラッシュアップした「Cal.4030」を採用していることから、その名の通り”エルプリメロ”の愛称でも広く知られています。こちらの「Ref.16528G」は、ブラックダイヤルのインデックスに8Pダイヤを配した、武骨ながらもラグジュアリー感溢れる一本となっています。資産性はもちろん、金無垢の王道とも呼べるカラーコントラストが魅力で、一生モノの一本としてオススメできるモデルです。

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/blog/rolex/blog-847/

●概算予算 6,000,000円前後

②【ロレックス】『デイトナ』「Ref.116503G」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-801/

続いても『デイトナ』より、精悍な印象のロレゾールモデル「Ref.116503G」。

このダイヤルデザインは、2016年の発表当初はラインアップに存在せず、2021年に新たなバリエーションとして追加されました。しかしながら、僅か2年に満たない内に生産終了となった為、流通量が少ないダイヤルとされております。後継機として誕生した「Ref.126503G」は、インダイヤルのデザインが変更されていることもありますので、こちらの人気が今後上がってくる可能性もありますね。ラグジュアリースポーツモデルらしい上品さと高級感を備えた、ぜひオススメしたいロレゾールモデルの1本です。

*出典元:https://www.instagram.com/matsu.gmtmaster/

●概算予算 4,000,000円前後

③【ロレックス】『デイデイト36』「Ref.18238A」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/day-date/day-date-36-308105/

流線形が美しいスタイリッシュなケース、ブレスレット、ベゼル、文字盤、その全てがゴールド一色で統一された、まさに豪華絢爛な印象の『デイデイト』「Ref.18238A」。

ゴールドやプラチナのみで展開され、【ロレックス】最高峰モデルに位置付けされている『デイデイト』。アメリカ大統領”アイゼンハワー”に贈られたことから、装着されているブレスレットは「プレジデントブレス」と呼ばれています。自動巻ムーブメント「Cal.3155」が搭載されたことで、デイト表示に加え、初めて曜日変更が可能となり、前モデル「Ref.18038」の厚みのあるカマボコケースに比べると、流線形が美しいスタイリッシュなケース形状に変更されている点もポイントです。独特のレトロな雰囲気を持っており、クラシカルなデザインを楽しめるモデルでありながらも、シャンパンダイヤルのインデックスに8Pダイヤ、2Pバケットダイヤが配された、これぞ『デイデイト』と呼べる、ラグジュアリー感の高い1本ですね。

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/blog/rolex/blog-423/

●概算予算 2,500,000円前後

④【ロレックス】『サブマリーナー』「Ref.16613SG」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/submariner/submariner-date-269704/

【ロレックス】の人気ダイバーズウォッチ『サブマリーナー』の中でも、珍しいダイヤルを備えた「Ref.16613SG」。(※型番末尾「SG」は、8Pダイヤモンドと3つのサファイアがセッティングされた文字盤のことを指します。)

落ち着いたグレー文字盤に、8Pダイヤモンドと6、9、12時位置にサファイアがセッティングされたゴージャスな仕様のこちらは、グレー及びシャンパンカラーのみでラインアップされておりますが、2009年頃まで生産されていた5桁の『サブマリーナー』にしか存在しておりません。1999年頃まで、バックル素材にはSS(ステンレススチール)のみが使われていましたが、それ以降はバックル中央部分に18KYG(イエローゴールド)を採用しております。唯一無二とも言えるダイヤルを備えたセミヴィンテージモデルで、是非ともご自身の腕元を飾ってみてはいかがでしょうか。

*出典元:https://www.instagram.com/commit_official/

●概算予算 2,000,000円前後

⑤【ロレックス】『デイトナ』「Ref.116506A」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-307361/

最後にご紹介するのは、2013年に『デイトナ』誕生50周年記念モデルとして発表された「Ref.116506A」。

プラチナモデルにのみラインアップされている、チェスナットカラーのセラクロムベゼル、アイスブルーカラーのダイヤルが最大の特徴で、レギュラーモデルの中でも最高峰に位置するスポーツモデルです。『デイトナ』誕生60周年となる2023年にモデルチェンジが敢行され、「Ref.116506A」もディスコン(廃番)となりました。新型『デイトナ』「Ref.126506A」では、インダイヤルがチェスナットカラーに変更されているため、アイスブルーカラーのインダイヤルを有したこちらのモデルは、今後が楽しみな1本と言えるのではないでしょうか。

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/blog/rolex/blog-853/

●概算予算 17,000,000円前後

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ダイヤモンドを文字盤に配したモデルは、その煌びやかな印象からビジネスシーンではなかなか使いにくいと敬遠される方も多かった印象ですが、リモートワークが増えてきた影響か、ここのところは以前より抵抗無く、購入を希望する方が増えてきたように感じます。

今回は魅力的なラインアップが多数ある【ロレックス】からのご紹介となりましたが、近年、各ブランドともジェムセットモデルに力を入れてきている印象がございますので、どのモデルを選んだら良いか悩んでしまう方も多くいらっしゃることかと思います。当店には知識豊富なスタッフが常駐しており、デザイン、機能、予算などに合わせて、的確にアドバイスさせていただきますので、是非ともお気軽にご相談いただければ幸いです。

今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となることを願っております。

ではまた!

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