【ロレックス】人気が続く中でも、近年ますます注目度が高まっているのが“セミヴィンテージ”と呼ばれる年代のモデル。現行にはない味わいや経年変化、そして市場での希少性が相まって、コレクターからの評価も年々上昇傾向にあります。
今回のコラムでは、コミット銀座の在庫の中から“優良個体”を厳選してご紹介いたします。初めてのセミヴィンテージモデルにも、自分だけの一本を探している方にもおすすめできるラインナップです。どうぞ最後までお楽しみください!

ご興味ある時計がございましたら、この機会に是非インタレスト(再入荷希望)をご登録ください!

①【ロレックス】『サブマリーナー ノンデイト』「Ref.14060」

こちらは1991年頃製造のN番個体で、文字盤と針にトリチウム夜光を採用したセミヴィンテージモデルです。

針・インデックス・ルミナスポイントのトリチウム夜光は均一に美しい飴色へと変化しており、セミヴィンテージ特有の雰囲気を存分に味わえる「パティーナダイヤル」となっております。トータルコンディションも良好で、ケースラグは迫力のある状態を保ち、エッジもはっきりと立っております。ヘアライン仕上げも美しく残っており、非常に印象の良い個体です。
パーツの整合性もすべて一致しており、付属品は箱(レフシール付き)・保証書・国際サービス保証書・サブマリーナ冊子(92)・オイスター冊子(92)・オイスター特殊時計の使い方冊子・取扱説明書・カレンダー(91–92)・イカリチェーンと大変充実しております。
コンディション抜群のバキバキケースに、深く焼けたパティーナダイヤルの組み合わせが最高に魅力的な一本で、セミヴィンテージならではの存在感を存分にお楽しみいただけます。このような良個体は年々減少しており、条件の揃った【Ref.14060】をお探しの方には、ぜひオススメしたい逸品でございます。

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👉https://commit-watch.co.jp/products/2y37bjr2

②【ロレックス】『サブマリーナー』「Ref.5513」

こちらは1988〜1989年頃製造のL番個体で、最終品番に近い“後期フチあり”のラッカーダイヤルを備えております。艶やかなブラックラッカーダイヤルは、ミラーダイヤルを彷彿とさせる深みのある雰囲気を放っています。
夜光はオールトリチウムで、針夜光もクラックなどは見受けられず、素晴らしいコンディションを保っています。ケースおよびブレスレットの状態も極めて良好で、ノンポリッシュを思わせるエッジの立った極太のラグに、整ったヘアライン仕上げが際立つバキバキ個体です。このようなトップコンディションの個体は、なかなか出会うことができません。
また、裏蓋にはシールが残っており、付属品も箱(レフシール付き)・保証書・シリアルタグ・サブマリーナー冊子(88)・オイスター冊子(88)・カレンダー(90–91)・余りコマ(フルコマ)と充実しております。
ベゼル・ダイヤル・ケース・ブレスレットすべての要素が高水準で揃った、トータルコンディション抜群の優良個体です。整合性の取れたトップコンディション、そして付属品完備という条件を満たす個体は非常に希少なため、お探しの方にはぜひご検討いただきたい一本です。

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👉https://commit-watch.co.jp/products/fxqo5agj

③【ロレックス】『エクスプローラーI』「Ref.14270」

こちらは1995〜1996年頃製造のT番個体で、最大の特徴はトリチウム夜光が強烈に焼けたパティーナ仕様である点です。
針とインデックスは均一にエイジングが進んでおり、ダイヤルにはマーブル状の経年変化が見られます。力強く焼けたトリチウム夜光との組み合わせにより、セミヴィンテージらしい味わい深い雰囲気が漂っています。
外装には使用に伴う小傷こそ見られるものの、ノンポリッシュを思わせる素晴らしいコンディションを保っております。ケースラグはエッジがしっかりと立っており、きめ細かなヘアラインも美しく、ミドルケースはオリジナルフォルムを見事に維持しています。バックルも固さの残る良好な状態で、裏蓋には綺麗なシールが残っております。
トップコンディションのパティーナ個体は流通数が極めて少なく、需要も非常に高い人気仕様。お探しの方にぜひおすすめしたい、魅力溢れるコレクターズアイテムでございます。

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👉https://commit-watch.co.jp/products/pphkaqn5

④【ロレックス】『デイトジャスト』「Ref.68278 」

「Ref.68278」は、80年代後半〜90年代初頭にかけて製造されたボーイズサイズ(31mm)の18Kイエローゴールド無垢モデルです。
31mmという絶妙なケース径は、男性・女性どちらの腕にも自然に馴染む万能サイズ。金無垢でありながら、いやらしさがなく、デイリーにもフォーマルにも取り入れやすい点が大きな魅力。R番(1987-1988年頃)の個体ならではの程よいセミヴィンテージ感があり、この年代ならではの温かみのあるイエローゴールドの輝きが、他のモデルとは一線を画す存在感を放ちます。
さらに、「Ref.68278」は同時代の『デイトジャスト』の中でも流通量が少なく、状態の良い個体が市場に出ることは珍しくなっております。また、ノンポリッシュを思わせるコンディションをキープしており、プレジデントブレスのヨレは無くエッジが立ったケース、ベゼルが非常に魅力的な個体です。
「ゴールドウォッチに挑戦したい」「サイズ感にこだわりたい」「人と被らないロレックスを選びたい」、そんな方にぜひオススメしたい逸品です。

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👉https://commit-watch.co.jp/products/trjiatpk

⑤【ロレックス】『エクスプローラーII』「Ref.16570」

こちらは1993年頃製造のS番個体で、オールトリチウム夜光とシングルバックルを備えた、セミヴィンテージの中でも非常に人気の高いモデルです。
本個体の大きな特徴は、通常のホワイト文字盤とは異なる透明感のあるダイヤルを採用している点で、マニアの間では密かに注目されている“ポーセリンダイヤル”を彷彿とさせる質感を持っています。
さらに、“ROLEX”“PERPETUAL”“EXPLORER”のX・L・Rの文字が縦に揃う特徴的な表記レイアウトも見逃せないポイントです。針とインデックスのトリチウム夜光はレモンイエロー系へと均一に経年変化しており、艶感のあるポーセリン調ダイヤルとの組み合わせは、市場流通が非常に少ない希少な仕様となっています。
外装はスレ傷こそ見られるものの、ミドルケースは非常に太くエッジも際立っており、抜群のコンディションをキープしています。また、『エクスプローラーⅡ』において重要なポイントとなるベゼル部分も、エッジの立った良好な状態を維持しており、こちらも大きな魅力の一つです。
付属品は箱・保証書・シリアルタグ・EX冊子(94)・オイスター冊子(94)・カレンダー(94–95)と充実しており、コレクターズアイテムとしても自信を持っておすすめできる一本です。

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👉https://commit-watch.co.jp/products/8coo564s

まとめ

今回ご紹介した5本はいずれも、セミヴィンテージならではの風格と、現行モデルにはない魅力を色濃く楽しめる優良個体ばかりです。製造年代ごとの仕様違いや経年変化による表情は、その時計だけが持つ唯一無二の魅力となり、所有する喜びをより深いものにしてくれます。コレクションの核となる1本をお探しの方は、ぜひこの機会にセミヴィンテージの奥深い世界に触れてみてください!

監修者のプロフィール

根本翼の写真

根本 翼(ねもと つばさ)

高級腕時計専門店 コミット銀座 シニアアドバイザー / 鑑定士歴:2017年~現在

31歳 神奈川県出身

大学卒業後に某ブランド買取・販売店に就職。各種ブランド品を幅広く見ている中で、高級腕時計の虜に。この時、愛機Ref.16710コークに出会い、一目惚れで購入。
時計販売をメインに実績を積み、27歳でコミット銀座への転職を決意。先輩鑑定士、阿部・金子の指導の下、鑑定業務に勤しむのみならず、若さを武器に各種SNSでも得た知見を発信中。

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