本日は【2025年度9月版】パテックフィリップおすすめ希少モデル5選をお送りいたします。

高級時計の世界において、【パテックフィリップ】は誰もが憧れる特別なブランドのひとつ。その中でも、流通量が極めて限られた希少モデルは、コレクターや愛好家にとって垂涎の対象であり、出会える機会そのものが大きな価値と言えるでしょう。
今回のコラムでは、2025年9月時点でコミット銀座に入荷している【パテックフィリップ】のおすすめ希少モデルを厳選して5本ご紹介いたします。市場にほとんど出回らないモデルを、スペックやデザインの魅力とともに解説いたしますので、ぜひご注目ください!

ご興味ある時計がございましたら、この機会に是非インタレスト(再入荷希望)をご登録ください!

 

①【パテックフィリップ】『グランドコンプリケーション』「Ref.5236P-010」

2024年に登場した「Ref.5236P-010」は、【パテック フィリップ】が誇るグランドコンプリケーションの中でも特に注目を集めているモデルのひとつ。
最大の特徴は、“インライン表示”によるパーペチュアルカレンダー。12時位置に、曜日・日・月を横一列に配置することで、視認性と独自性を両立しています。
文字盤は「ローズゴールド オパーリン」を採用。柔らかな光沢が41.3mmのプラチナ製ケースの輝きとコントラストを成し、エレガントな雰囲気が感じられます。
ムーブメントは、自社製自動巻き「Cal.31-260 PS QL」搭載しており、薄型設計ながら永久カレンダー機構を搭載した革新的キャリバーで、スケルトンバックから細部まで美しい仕上げを堪能することができます。
視認性・技術力・デザイン性を高い次元で融合させた「Ref.5236P-010」は、市場でも極めて希少な存在。グランドコンプリケーションの真髄を味わえる一本です。

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👉https://commit-watch.co.jp/products/2bisv67b

②【パテックフィリップ】『グランドコンプリケーション』「Ref.5370P-011」

【パテックフィリップ】の中でも最高峰に位置づけられるスプリットセコンド・クロノグラフ搭載モデル「Ref.5370P」。2020年に登場した「Ref.5370P-011」は、深みのあるグランフーエナメルのブルー文字盤が採用された希少な文字盤を備え、限られた製造数から市場でも非常にレアな存在となっています。
ケースサイズは41mmのプラチナ製で、シンプルに見えながらも力強い存在感を放ち、ブルーエナメルの本青七宝文字盤との組み合わせによって一層の高級感を演出しています。アプライドのホワイトゴールド製ブレゲ数字インデックスとリーフ針が、文字盤にクラシカルで上品な雰囲気を添えています。
搭載されているのは自社製手巻きクロノグラフ・ムーブメント「Cal.CH R 29-535 PS」。スプリットセコンド機構を備えたこのキャリバーは、ケースバックのサファイアクリスタル越しに、その緻密で芸術的な仕上げを眺めることができます。
伝統的な美しさと、複雑機構の技術力が融合した「Ref.5370P-011」はグランドコンプリケーションの中でも特に完成度が高く、コレクターにとって憧れの一本といえるでしょう。

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👉https://commit-watch.co.jp/products/6gakq7qy

③【パテックフィリップ】『パーペチュアルカレンダー』「Ref.3940P」

1985年に誕生した「Ref.3940」は、パテックフィリップの永久カレンダーを代表する名作で、今なお高い人気を誇るモデルです。「Ref.3940」は第一世代から第三世代まで分類されており、今回ご紹介する個体は第三世代の個体。

第三世代は1989年以降に製造されており、3時位置のインダイヤルに配された閏年表示の数字が線で分割されている点が特徴。また、初期製造個体には、9時位置の24時間計の18時〜6時が濃い色で表現されている仕様も見られます。こうしたディテールの違いによって、製造年代を見極める楽しみもこの世代ならではの魅力といえるでしょう。

コンパクトな36mmのケースに収まるよう、文字盤には3つのインダイヤルをバランスよく配置し、月・曜日・日付・ムーンフェイズといった情報をわかりやすく表示。搭載ムーブメントはマイクロローターを備えた自動巻き「Cal.240 Q」で、マイクロローター構造により薄型化を実現しております。
ただでさえ流通数の少ない「Ref.3940」の中でも、プラチナケース仕様は特に希少な存在で、実用性と芸術性を兼ね備えた、まさにコレクター垂涎の一本といえるでしょう。

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👉https://commit-watch.co.jp/products/s2sum9ee

④【パテックフィリップ】『コンプリケーション ワールドタイム クロワゾネ』「Ref.5131/1P-001」

ワールドタイム機構を搭載した名作『ワールドタイム』に、工芸美術”クロワゾネ七宝”を融合させた特別モデル「Ref.5131/1P-001」。
最大の魅力は、文字盤中央に施された北極方向から見た地球が鮮やかに描かれており、まさに一点物の芸術品と呼べる仕上がりです。【パテックフィリップ】が誇る伝統的なクロワゾネ七宝装飾は特別な存在感を放っており、ケースとブレスレットに採用されているプラチナとの組み合わせが、高級感を兼ね備えた仕様となっています。
ムーブメントは自社製自動巻き「Cal.240 HU」を搭載。シースルーバックからは、マイクロローターを備えた薄型機構と美しい仕上げを堪能できます。
機構の実用性と工芸的な美しさを兼ね備えたこちらのモデルは、市場でも非常に流通が限られており、【パテックフィリップ】の真髄を味わえる一本です。

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👉https://commit-watch.co.jp/products/fqdbsad2

⑤【パテックフィリップ】『パーペチュアルカレンダー スプリットセコンド クロノグラフ』「Ref.5204G-001」

グランドコンプリケーションの代表格として名高い「Ref.5204G-001」は、永久カレンダーとスプリットセコンド・クロノグラフを組み合わせた超複雑モデル。

文字盤はオリーブグリーンのソレイユ仕上げで、深みのある輝きがホワイトゴールドケースと美しく調和。曜日・月・日付に加え、ムーンフェイズと閏年表示が整然と配置され、複雑な機構でありながら高い視認性を実現しています。ケース素材にはホワイトゴールドを採用、複雑機構を搭載しながら、40mmケースに収める【パテックフィリップ】の技術力がその存在感を際立たせています。
シースルーバックから覗く自社製手巻きムーブメント「Cal.CH R 29-535 PS Q」は、スプリットセコンド機構の緻密な動きや、美しく磨き上げられたパーツの数々を堪能でき、まさに芸術品と呼ぶにふさわしい存在です。
パテックフィリップの時計製造技術の粋を集めたこのモデルは、複雑機構の頂点に立つ一本といえるでしょう。

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👉https://commit-watch.co.jp/products/i9oanzws

まとめ

【パテックフィリップ】が手がける希少モデルは、単なる高級腕時計の枠を超え、卓越した技術力と歴史、そして芸術性が凝縮された存在です。

今回ご紹介したモデルの中に、心を惹かれる一本があれば、ぜひ実際に手に取ってその魅力を感じていただきたいと思います。

ぜひ、ご自身の感性に響くグランドコンプリケーションモデルを見つけてみてください!

監修者のプロフィール

根本翼の写真

根本 翼(ねもと つばさ)

高級腕時計専門店 コミット銀座 シニアアドバイザー / 鑑定士歴:2017年~現在

31歳 神奈川県出身

大学卒業後に某ブランド買取・販売店に就職。各種ブランド品を幅広く見ている中で、高級腕時計の虜に。この時、愛機Ref.16710コークに出会い、一目惚れで購入。
時計販売をメインに実績を積み、27歳でコミット銀座への転職を決意。先輩鑑定士、阿部・金子の指導の下、鑑定業務に勤しむのみならず、若さを武器に各種SNSでも得た知見を発信中。

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