みなさん、こんばんは。
今回は、前々回にご紹介した「Ref.5970P-001」に引き続き、今後がとても楽しみな、“スペシャルモデル”「Ref.5270P-001」『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』PLATINUMが入荷致しましたので、ご紹介していきたいと思います。
*まだ「Ref.5970P-001」についての記事をお読みになっていない方はコチラから
ここのところ市場で見かけることも少なくなり、価格も以前と比較して、かなり上昇してきておりましたが、まさか2022年の新作発表にて生産終了、、、【パテックフィリップ】の現行モデルの中で、特に好きなモデルでしたので非常に残念でした。
ちなみに当モデルをお探しの方は多く、連日お問合せをいただいておりますので、早期販売に至ってしまうこともあるかもしれません。本記事をご一読いただいたら、すぐお買い求めいただいた方が良いかもしれませんね(笑)それでは、最後までお楽しみください。
「Ref.5270P-001」
『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』PLATINUM
『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』搭載モデルの第五世代として、2011年に発表された「Ref.5270」。2018年には、満を持してシリーズ待望のPlatinum(プラチナ)ケースモデルが発表されました。
この年には、18KRG(ローズゴールド)ケースに同素材のブレスレット仕様「Ref.5270/1R-001 (黒文字盤)」も発表され、こちらも市場で流通している個体が少ない、人気の現行モデルです。コミット銀座(以下:当店)でも、これまで3本の販売実績がございます。
過去に発売されてきた「Ref.5270」シリーズと比較すると、文字盤デザインの違いは明白ですね。10時〜2時までのバー型インデックスが、「Ref.5270P-001」ではアラビア数字のアップライドインデックスとなっております。
クラシカル、且つスペシャルモデルに採用されてきた、”サーモンピンク“や”カッパー“といわれる文字盤を搭載していることからも、このモデルがいかに差別化されているのかが分かります。針・インデックス・インダイヤル・タキメータースケールを黒色にしたことにより、高い視認性とヴィンテージの良い風合いを演出していますね。
「Ref.5270」シリーズを初めて見た時に、少し”クセ”に感じた、段になっているラグのデザインも、今となっては完成されたケースデザインであると感じますね。
また、逆に沿ったようなベゼルは、今では海外の時計オークションでしかほぼ見かけることができない、歴史的な『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』搭載モデル「Ref.2499」に採用されているデザインなのです。
お約束ではありますが、6時側のケースサイドにはPLATINUM(プラチナ)ケースの証明でもあるダイヤモンドが、ムーンフェイズ調整ボタンの隣にセッティングされております。
『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』搭載モデルの第三世代「Ref.3970」、先代(第四世代)「Ref.5970」からの大きな変更点として、レマニアベース「Cal.CH 27-70 Q」から完全自社製ムーブメント「Cal.CH 29-535 PS Q」へと変更されたこともポイントです。これにより、文字盤12時位置の下にあるカレンダー表示窓が大きくなり、閏年の表示窓を5時位置、昼夜表示窓を8時位置に配し、より分かりやすい文字盤デザインになったと思います。
現在「Ref.5970P-001」と「Ref.5270P-001」が当店にございましたので、2本並べて撮れる機会もなかなかないと思い、贅沢な2ショットを撮ってみました。それぞれに良さがあり、甲乙つけ難いと思いますが、皆さまはどちらがお好みでしょうか!?どちらも希少で今後の期待値が高いモデル。お探しの方は、是非ともこのタイミングでのご購入をお勧めいたします。
2020年2月印の保証書、箱、調整ピン、アディショナルのクローズドバック(裏蓋)、冊子類などの付属品も完品。使用によるスレや小キズはございますが、ワンオーナー品でノンポリッシュのケース・フォールディングバックルのしっかりとした個体です。
気になる販売価格は、29,260,000円(税込)
是非ともネット上をくまなくチェックしてみて下さい。間違いなくベストプライスです!!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
実に嬉しい限りですが、ここのところ本来評価されるべき時計の価値が見直されているように思えます。円安となり海外の動きが活発になり始めている今こそ、是非とも国内のお客様!手にしてください!(笑)
今後とも【パテックフィリップ】の時計の魅力について、みなさまにお届けしていけるよう、私阿部も頑張ります!
ではまた!