みなさま、こんばんは!
【グランドセイコー】では限定モデルが近年多彩なラインアップで発表されていますが、その中でも注目を浴びている逸品を今回ご紹介したいと思います。
その名も
『ヘリテージコレクション メカニカルハイビート36000 横浜高島屋限定 2024』「Ref.SBGH361」
昨年も非常に話題となり、予約完売となった横浜高島屋限定モデル。そのデザイン性や色の使い方などセンス溢れる限定モデルは今年も健在です。横浜の港を連想させる鮮やかなスカイブルーが最大の特徴であり、まさに横浜高島屋限定モデルとして相応しい一本となっています。人気が出るであろうこの限定モデルに加えて、近年発表されたモデルも合わせてご紹介していきますので、ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。
概要
特徴
①横浜をイメージしたスカイブルー
やはり今回の最大の特徴は、この色鮮やかな文字盤のスカイブルー。別名“横浜スカイブルー”などとも呼ばれているこちらは、朝方の横浜の空にかかる雲と共に、横浜港を象徴する船舶や橋染の白からインスピレーションを得た、ロゴや秒針、目盛りやレターなど、文字盤全体で横浜を表現しています。また一見シンプルにも見えるダイヤルですが、 光の加減によって表情が変わり、その美しいブルーを最大限活かすための仕様になっています。
②ケースデザイン
1960年代の【グランドセイコー】の中でも"傑作モデル"と称された"62GS"をベースとしたケースデザインが採用されています。ベゼルレスの構造によってダイヤルが広々と見えることや、ザラツ研磨によるシャープでエッジのきいたデザインになっているのが特徴です。(※ザラツ研磨:ケースの仕上げの前の下地処理のことで、ゆがみのない美しい面を作るために必要不可欠な加工技術であり、クリアで美しい鏡のような仕上がりとなる)
③10振動ハイビートムーブメント「Cal.9S85」搭載
ムーブメントは、【グランドセイコー】スタジオ雫石で熟練の巧みの技によって組み立てられた10振動のメカニカルムーブメント「Cal.9S85」を搭載。パワーリザーブ約55時間、精度は平均日差+5~-3秒と【グランドセイコー】の技術力を体感できます。またシースルーバックの裏蓋には、お馴染みの獅子の紋章が描かれています。 ネイビーカラーの獅子は横浜をイメージして採用されたのかもしれませんね。
近年の横浜高島屋限定モデル
①2023年『スポーツコレクション』「Ref.SBGE303」
限定50本で販売され即日完売になった『スポーツコレクション』「Ref.SBGE303」。
横浜の緑豊かな風景をイメージし、鮮やかなライトグリーン文字盤を搭載して登場したこちらの一本。横浜市では、街全体で自然環境を育む取り組みをしていることから、この年の限定モデルはレギュラーモデルでは採用していなかったライトグリーンダイヤルに深みのあるグリーンベゼルを組み合わせたデザインとなったそうです。なかなか実機を拝見する機会がないモデルですね。
②2022年『エレガンスコレクション』「Ref.SBGE293」
限定30本という生産数の少なさで希少性の高い『エレガンスコレクション』「Ref.SBGE293」。
横浜の水辺の風景をイメージし、晴れ渡る青空や、光によって表情を変える海の青を、奥行きのあるブルーのダイヤルで表現したこちらは、ゴールドのロゴ表記とシルバーの針が深みのあるブルーに映える魅力的な仕様になっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今年も話題になっている横浜高島屋限定モデル。単独店舗でのコラボモデルは早々出てくるモノではありませんが、これだけ継続して毎年のように発表されているところを見ると、非常に人気が高いことが窺えますね。今年は横浜高島屋65周年ということもあり、65本限定で販売しているところもニクイ演出です。欲しい方は是非8月21日(水)~ 27日(火)までに是非応募してみてください。そしてもし購入できた際は、ぜひ実機を見せに来ていただければ嬉しい限りでございます!
今回も本コラムを見て下さったことで、一人でも多くの方が高級腕時計に興味を持ってくだされば幸いです!
ではまた!