本日は【2024年度版】ロレックス“価格帯別おすすめモデル5選”≪100~200万円編≫ をお送りいたします。

当店では、ヴィンテージおよびセミヴィンテージの【ロレックス】に力を入れていることもあり、数多くの取り扱い実績がございます。どのモデルも異なる魅力がありますが、その中でも多くのモデルを手に取ってきたプロの視点から、本当にオススメしたいモデルを厳選してご紹介していきたいと思います!是非とも最後までお楽しみください!

※保証書が付属しており(セミヴィンテージモデルに限る)、パーツの整合性がとれている良個体を想定して、予算金額の枠に収まるようにモデルを選定しています。

 

ご興味ある時計がございましたら、この機会に是非インタレスト(再入荷希望)をご登録ください

 

 

①『エクスプローラー』「Ref.14270」

 

人気、知名度ともに【ロレックス】でも1、2位を争う『エクスプローラー』「Ref.14270」。

1980年代後半から2000年頃まで製造されていたセミヴィンテージに分類される人気モデルです。年代によってトリチウム夜光とルミノバ夜光の個体が存在しますが、オススメしたいのはS番(1993年頃)までに見られるトリチウム夜光、シングルバックル&ケースサイドに横穴ありの初期個体。シンプルなデザインゆえ、利用シーンを選ばないだけでなく、使い勝手の良さが大きな魅力で、愛好家の心を捉えて離さない一本です。ネクストヴィンテージモデルの筆頭株になるであろう点も含めて、抑えておきたいモデルだと思います

概算予算 1,200,000円

 

 

②『サブマリーナー』「Ref.14060」

 

ダイバーズウォッチの代名詞であり、【ロレックス】の数あるモデルの中でも世代問わず屈指の人気を誇る『サブマリーナー』。

中でもオススメしたいのは、デイト表記を省いた通称”ノンデイト”と呼ばれるシンプルなデザインが魅力の「Ref.14060」です。E番(1990年頃)からP番(2000年頃)まで製造されており、こちらもセミヴィンテージに分類される人気モデル。個体差はありますが、U番(1998年頃)まで経年変化により針やインデックスが焼けたような色に変わる”トリチウム”が夜光塗料として使用されており、特にキレイに変色した個体は【ロレックス】ファンを魅了してやみません。また、ブレスレットもコマが無垢ではなく中空となっているため、着け心地も軽やか。現行モデルでは味わえないセミヴィンテージ特有の雰囲気と、オンオフ問わない実用時計としてオススメのモデルです

概算予算 1,700,000円

 

 

③『エクスプローラーⅡ』「Ref.16570」

 

R番(1988年頃)からランダムシリアル(2011年頃)まで製造され、GMT機能やデイト表示を備えて実用性に優れた『エクスプローラーⅡ』。

ステンレス製プロフェッショナルモデルの中で、『デイトナ』とともに白文字盤がリリースされている数少ないモデルです。今回オススメしたいのは、U番(1998年頃)までに見られる白文字盤で、かつトリチウム夜光&シングルバックル仕様の個体です。白文字盤は、年代によってダイヤルの質感が異なるものや、経年変化により夜光が焼けた個体などが存在しており、好みの仕様を探すのも楽しみのひとつ。後継機「Ref.216570」および「Ref.226570」は、ケースサイズが42mmに大型化されており、最後の40mmモデルということもあってオススメです

 概算予算 1,500,000円

 

④『GMTマスター』「Ref.16700」

R番(1988年頃)からA番(1999年頃)まで製造された「Ref.16700」は、『GMTマスター』の最終モデル。

黒ベゼル、通称”ペプシ”と呼ばれる赤青のツートーンカラーベゼルでラインアップされていました。今回オススメしたいのは、T番(1995年頃)までに存在するトリチウム夜光×シングルバックルの組み合わせの”ペプシ”インサートの個体。搭載ムーブメント「Cal.3175」は、2カ国のタイムゾーンを把握できる「Ref.16700」専用キャリバーとなっています。後継ムーブメント「Cal.3185」は短針を動かすことで日付を調整する仕組みとなっており、3カ国のタイムゾーンを把握することが可能ですが、「Cal.3175」はカレンダーのクイックチェンジ機能を備えているため、こちらの操作性が好みの方も少なくない印象です。セミヴィンテージらしく、ベゼルの褪色も個体差があり雰囲気が個体毎にガラッと印象が変わるのも魅力のひとつでオススメしたい一本です。

 概算予算 1,900,000円

 

⑤『シードゥエラー』「Ref.16600」

 

R番(1988年頃)からV番(2009年頃)まで製造されていた、『シードゥエラー』最長のロングセラーモデル「Ref.16600」。

ダイビングスーツの上からでも装着出来るように”フリップロック”(ブレスレットの延長)、飽和潜水時に混入するヘリウムガスを排出する”ヘリウムエスケープバルブ”を備え、プロダイバーのための潜水ツールとして開発されました。デザインは前モデル「Ref.16660」を踏襲しつつ、新ムーブメント「Cal.3135」の搭載により、耐久性やメンテナンス効率が向上した実用的なモデルとなっています。今回オススメするのはU番(1998年頃)までに製造されたトリチウム夜光の個体で、セミヴィンテージの醍醐味でもある夜光のエイジングが何よりの魅力。現行モデルは堅牢性に非常に優れていますが、「Ref.16600」はブレスレットが無垢ではなく中空のため、重量が気にならないのも大きなポイントでしょう。意外にもサイクロップレンズがない風防をお好みの方も多く、支持の厚いモデルとなっています

概算予算 1,600,000円

 

まとめ

予算を踏まえ、今回は【ロレックス】のセミヴィンテージモデルの選出となりましたが、いかがでしたでしょうか。これまで幾度となく当店のYouTubeやコラムで取り上げてきた定番人気モデルばかりではありますが、裏を返せばそれだけ人気があり、オススメしたいということでもあります。

該当モデルを所有され、売却をご検討されている方がいらっしゃいましたら、ぜひ当店コミット銀座の預かり販売・買取をご利用いただければ幸いです。

おすすめ〇〇選