みなさま、こんばんは!
機械式時計について技術者視点で語る本コラム。第27回となる今回は、
『ビジネスシーンにふさわしい腕時計とは?』
こちらをテーマにお話ししていきます。
新しい生活がスタートする4月。新社会人となる方や、人事異動、転職などで新たなステージに進まれる方など、それぞれ形は違えど、気分も新たに時計を新調される方も多くいらっしゃいます。
ただ近年、オフィスカジュアルが推進されてきていることで、スマートウォッチを選ばれる方や、時計をそもそも着用しないなんて方も増えてきています。もちろんそれも一つの選択肢ではあるものの、やはりスーツやジャケットにビシッと合わせて"デキる男"を演出したいですよね。
そこでお勧めしたいのが、相手に不快な印象を与えず、さりげなく自己主張も可能な高級腕時計。そして仕事に一番大切な「正確な時間を把握する」という観点からも、オススメの時計をピックアップし、ご紹介していきたいと思います。
新人ビジネスマンにオススメの時計
ビジネスの世界に足を踏み入れたばかりの方であれば、第一印象は何よりも重要で、スーツや靴と同じように、腕時計もあなたの"信頼感"や"品格"を語る名刺代わりの存在となります。
そんなこれからを期待されている若手の方にオススメの時計をご紹介させていただきます。
①TUDOR
ロレックスの弟分的ブランドから独自路線を歩み始めて早20年以上。ヴィンテージテイストを上手に盛り込んだ新作モデルを多く発表し、時計好きからの評価を揺るぎないものにしているチューダー(チュードル)。
『ロイヤル』「Ref.28600」
コストパフォーマンスの高さから、2020年の発表以来、高い人気を誇っている「ロイヤル」。
2025年のロレックス新作『ランドドゥエラー』に似た雰囲気を感じるのは私だけではないはず。こんなさわやかな時計を、フレッシュな新人ビジネスマンが着けていたら、上司、取引先から一目置かれること間違いないですね。
『ペラゴス FXD クロノ』「Ref.25807KN」
ややカジュアルなドレスコードの職種なら、こんなクロノグラフもオススメです。
【アリンギ レッドブル レーシング】と【チューダー】とのパートナーシップにより生まれたモデルで、カーボン製ケースにファブリックストラップとスポーティーな仕様ながら、今どきのカジュアルなセットアップに合わせたらかなり"カッコいい"のではないでしょうか?
中堅ビジネスマンにオススメの時計
仕事をバリバリこなし、収入も増えてくる30~40代。更なるキャリアアップを目指して異動、転職、独立など様々な選択肢が増えてくる年代でもありますね。
そんな中堅ビジネスマンにオススメの時計をご紹介させていただきます。
①グランドセイコー
日本が世界に誇る人気ブランド【グランドセイコー】。
日本らしさを前面に出した文字盤デザインやカラーリングが、特に海外で高く評価されています。桜や白樺など、日本の美しい自然をモチーフにした魅力あふれる時計たちは、脂の乗ってきた中堅ビジネスマンの品格を表すのに最適です。
『ヘリテージ コレクション U.S.リミテッドエディション』「Ref.SBGA387」
"セイコースタイル"を確立した「44GS」を現代的に解釈したデザインと、1960年代の【グランドセイコー】の中でも実用性の進化を遂げた「62GS」を現代的に解釈したデザインが採用されているこちらのモデルは、US限定モデルで、国内では出回りが殆ど無い希少モデル。「雲母摺(きらずり)」と名付けられた文字盤が非常に美しい仕上がりとなっています。
こんな希少モデルをさりげなく着けていたら、時計好きの取引先との商談も盛り上がるのではないでしょうか?
②ヴァシュロンコンスタンタン
世界最古の時計ブランドの一つとして知られる【ヴァシュロンコンスタンタン】。
その歴史は260年以上にわたり、芸術性と技術の両面で画期的な成果を上げ続け、時計好きの憧れるブランドとして、必ず名前が挙がるのも納得です。
『ヒストリーク トリプルカレンダー 1942』「Ref.3110V/000A-B426」
【ヴァシュロンコンスタンタン】の過去の歴史的モデルを現代の技術で再構築する「ヒストリーク」シリーズ。こちらは1942年に発表されたトリプルカレンダーウォッチ「リファレンス4240」の復刻モデルです。
プラスティック風防を思わせるボックス型のサファイアクリスタルと、1942年当時の形状を再現したラグがヴィンテージ感を醸し出しています。
リアルなヴィンテージウォッチは、毎日使用するのが不安・・・という方も、こちらのような復刻モデルでしたら安心。クラシカルな雰囲気を味わいつつ、ビジネスシーンでも振動等にそれほど神経質にならずにご使用いただけます。ビシッとしたスーツスタイルで決めた腕もとに、こんな素敵な革バンド時計が覗いていたら、仕事ができる人に見えること請け合いですね!
③ブレゲ
時計を単なる装飾品ではなく「科学と技術の結晶」として発展させた、高級時計の歴史を語るうえで外せないブランド【ブレゲ】。
クラシックなデザインを得意としているため、ビジネスの場にふさわしいモデルを多数揃えています。
『レギュレーター』「Ref.1747BA」
こちらは、天才時計師アブラアン・ルイ・ブレゲの生誕250年を記念して発売された、世界限定300本のレギュレーターウォッチ。
【ブレゲ】は1775年にパリで創業した、200年以上の歴史を持つ老舗時計メーカーで、技術力に定評がありますが、このクラシックシリーズは、シンプルで控えめではありますが、洗練されたデザインが特徴となっています。
時針と分針を別々に配置していることで、読み間違いすることがなく、慌ただしい毎日を送っている方々に適しています。現代ではあまり見られない意匠を有していることで、クラシカルな雰囲気がビジネスシーンにピッタリ。スーツはもちろんのこと、ジャケパンスタイルに小粋に合わせても素敵ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ビジネスシーンにふさわしい腕時計と言えば、今も昔も革バンドのシンプルなモデルが中心となりますね。しかし昨今のオフィスカジュアル化、スマートウォッチの台頭により、腕時計のドレスコードもカジュアル化が進んでいる印象ですので、皆様それぞれ、TPOに合わせたビジネスウォッチを選択していただければと思います!
本記事が皆さまにとって有益な情報となり、高級腕時計に対する興味が少しでも湧いたようであれば幸いでございます!また、ご不明点は直接ご質問いただければしっかりとお答えさせていただきますので、みなさま是非ご来店、お問い合わせをお待ちしております。
次回もお楽しみに!ではまた!