本日は【2023年度版】機械式腕時計 “おすすめ『ローマンインデックス』モデル5選”をお送りいたします。
時計の顔とも言える”ダイヤル”。そこに配される”インデックス”は、時間を読み取る目盛りの役割だけでなく、その時計の表情を決める重要なポイントであり、購入を決定付ける大きな要素の1つでもあります。そこで、全4回に渡って、”ダイヤインデックス”、”ローマンインデックス”、”アラビア数字インデックス”、”バーインデックス”を備えたモデルを、ご紹介していきたいと思います。
第2回目となる今回は、”ローマンインデックス”を備えたモデルから、厳選した”5本“をご紹介していきたいと思いますので、是非とも最後までお楽しみください。
*2023年6月時点の当店販売価格を参考に作成しております。
①【ロレックス】『デイトジャスト36』「Ref.126200」スレート文字盤
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/datejust/datejust36-305253/
テニスコートの芝をイメージしたようなグリーンのローマンインデックスが特徴の『デイトジャスト36』「Ref.126200」。
世界的テニスプレイヤーであり、【ロレックス】のアンバサダーとしての顔も持つ”ロジャー・フェデラー”の偉業をリスペクトして、発売されたと言われるこちらは、”ウィンブルドン”の愛称でも親しまれており、発売当初から高い人気を誇ります。
(※愛称の由来は、【ロレックス】が公式インスタグラムにて、オフィシャルタイムキーパーを務める”ウィンブルドン選手権”のテニスコートの芝生でプロモーションを作成したことがきっかけと言われております。)
『デイトジャスト』には、
SS(ステンレススチール)を採用した”スムースベゼル”(Ref.126200)と、
18KWG(ホワイトゴールド)を採用した”フルーテッドベゼル”(Ref.126234)の
2種類がございます。スッキリとした印象がお好みであれば”スムースベゼル”を、ラグジュアリー感がお好みであれば”フルーテッドベゼル”をお探しになってみてはいかがでしょうか。
*出典元:https://www.instagram.com/sato_shik2021/
●概算予算 1,200,000円前後
②【カルティエ】『サントス ドゥ カルティエ』「Ref.WGSA0029」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/cartier/santos-313732/
続いては、【カルティエ】の中でも1、2を争う人気を誇る『サントス ドゥ カルティエ』のコレクションより「Ref.WGSA0029」をご紹介。
こちらは、18KYG(イエローゴールド)ケース・ブレスレットと、ローマンインデックスを配したホワイト文字盤のコントラストが、高級感溢れるデザインとなっています。ホールディングバックル付きのアリゲーターストラップも付属し、”クイックスイッチシステム”によって工具無しで簡単にストラップを付け替え出来る点もポイントです。【カルティエ】らしい上品さと嫌味の無いエレガントな印象を与える、是非ともオススメしたい1本です。
*出典元:https://www.instagram.com/johnson.collection/
●概算予算 4,000,000円前後
③【パテックフィリップ】『ノーチラス』「Ref.3800」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/nautilus/nautilus-252333/
通称”ジャンボ”で知られる初代『ノーチラス』の後継モデルとして、1981年頃に登場した「Ref.3800」。
「Ref.3800」の中でも最終仕様となるのが、今回ご紹介の黒文字盤にローマンインデックス、リーフハンドの組み合わせとなります。初代『ノーチラス』「Ref.3700」はケースサイズが42mmでしたが、「Ref.3800」では37mmとやや小ぶりになっており、しなやかなブレスレットとともに、腕馴染みの良さが抜群のモデルとなっております。バーインデックスの仕様も魅力的ではありますが、ひと味違う『ノーチラス』をお探しの方、少々価格を抑えて購入したいとお考えの方に、是非オススメしたい1本です。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/nautilus/nautilus-252333/
●概算予算 9,000,000円前後
④【A.ランゲ&ゾーネ】『ランゲマティック パーペチュアル』「Ref.310.037」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/lange-matic-312462/
『ランゲマティック パーペチュアルカレンダー』の誕生20周年記念となる2021年に、50本限定で登場した「Ref.310.037」。
アウトサイズデイトと、月・曜日表示を備えたパーペチュアルカレンダー機構を絶妙なレイアウトで文字盤に配したこちらは、6時位置のムーンフェイズが18KPG(ピンクゴールド)ケースの質感と、上品な印象のローマンインデックスと相まって、これぞ【A.ランゲ&ゾーネ】のデザインと言える美しいモデルに仕上がっています。また、リューズを引き出した瞬間にムーブメントが停止して、秒針が自動的にゼロ位置に戻る”ゼロリセット機構”も搭載し、デザイン性だけでなく、充実した機能面も持ち合わせているオススメの1本です。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/lange-matic-312462/
●概算予算 10,000,000円前後
⑤【ロレックス】『デイトナ』「Ref.116509」メテオライト文字盤
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-304066/
最後にご紹介するのは、希少なメテオライトを文字盤に使用した『デイトナ』「Ref.116509」。
ローマンインデックスを配した『デイトナ』は、こちらの「Ref.116509」、アリゲーターストラップ仕様の「Ref.116519」(メテオライト文字盤)、2000年に発表された『デイトナ ビーチ』など、実はそれほど多くありません。基本的にはバーインデックス仕様のため、このモデルを見て良い意味で違和感を覚えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。文字盤のシルバーカラーに映える、クロノ針・インダイヤル針・”DAYTONA”表記の”赤”の差し色が、よりスポーティーな印象を与え、多くを語らずともシンプルに格好良い1本は、2023年に全てディスコン(廃盤)となり、今後、益々注目される可能性を秘めたオススメのモデルです。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-220650/
●概算予算 9,000,000円前後
まとめ
いかがでしたでしょうか。
“ローマンインデックス”を文字盤に配したモデルは、どこか上品な印象を抱かせ、オンオフ問わずご利用いただきやすいかと思います。今回ご紹介こそ出来ませんでしたが、【ブレゲ】『マリーン』や【ショパール】『アルパインイーグル』など、人気のモデルも多数ございますので、どのモデルを選んだら良いか悩んでしまう方も少なくないかと思います。当店には知識豊富なスタッフが常駐しており、デザイン、機能、予算などに合わせて、的確にアドバイスさせていただきますので、是非ともお気軽にご相談いただければ幸いです。
今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となることを願っております。
ではまた!