本日は【2022年最新版】機械式腕時計 “50代へのおすすめモデル5選”をお送りいたします。
人としてはもちろん、社会的地位も高くなり、円熟期を迎える50代。男性としての魅力を益々開花させていく方が多いかと思います。50代ともなれば、懐の深さや余裕、自信を周囲から見られ、図られる世代であり、身に着ける腕時計も一つのバロメーターとされることでしょう。
今回は、味のある”50代の方”に向けたおすすめモデルを、厳選して”5本”ご紹介していきたいと思います!是非とも最後までお楽しみください。
①【ロレックス】『デイデイト』「Ref.18039」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/day-date/day-date-220193/
【ロレックス】の最上位コレクションとして1956年に誕生した『デイデイト』。こちらは、1970年代後半から1980年代後半まで製造されていた18KWG(ホワイトゴールド)を採用したモデルです。『デイデイト』は、ゴールドやプラチナなどのレアマテリアルのみで展開されており、他のモデルには無い曜日表示と専用のプレジデントブレスが装着されていることもあり、数ある【ロレックス】のモデルの中でも特別な位置付けとされています。また、シルバーやブラックなどの定番カラーはもちろん、ターコイズ(天然石)やメテオライト(隕石)、シェル(貝殻)やアンモナイト(化石)、ウッドダイヤル(天然木)など、同素材であっても、一つ一つの模様が異なっているモデルもあり、唯一無二の個体を探す楽しみもあります。コーラル(珊瑚)のように絶滅危惧種に指定され、現在では製造することができないダイヤルは、その希少性から年を追うごとに市場相場が高騰しています。また、1970年代から1980年代にかけて、中東向けにカラフルなカラーバリエーションが魅力のステラダイヤルも発売されており、今回ご紹介している『デイデイト』はそのステラダイヤルとなります。その個性と派手さゆえに、当時はあまり人気がなかったようですが、現在では入手も難しく、オークションピースと化しています。唯一無二と言えるダイヤルの魅力は、現行モデルとは異なる魅力を持っており、【ヴィンテージロレックス】の選択肢として『デイデイト』を選ばれる方も少なくありません。大人の男性をさりげなく演出できるオススメの一本で、資産性だけでなくステータス性も抜群なので、お好みのダイヤルで腕元を飾ってみてはいかがでしょうか。
②【ロレックス】『デイトナ』「Ref.6265」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vintage_rolex/daytona-244046/
1971年頃に登場した『デイトナ』の第三世代にあたるのがこちらの「Ref.6265」。【ロレックス】愛好家の方なら一度は憧れるであろう手巻きの『デイトナ』です。前モデルよりプッシュボタンがねじ込み(スクリューダウン)式に、防水性は30mから50mへとスペックアップしており、バルジュー製「Cal.72」をベースにした手巻きクロノグラフムーブメントの完成型とも言われる「Cal.727」が搭載されています。37mmのやや小ぶりなケースは、華奢な印象に見えるかもしれませんが、その風貌がかえって後継モデルにはない味と雰囲気を醸し出しています。年代によってベゼル、ダイヤルがマイナーチェンジされていますが、ダイヤル上に印字されたやや大きめな書体が特徴の、通称”ビッグロゴ”の『DAYTONA』表記はとりわけ人気があり、二次流通市場における評価は高くなっています。パーツの整合性、夜光やケース・ブレスレットの状態によって相場が大きく変動するヴィンテージモデルになりますので、ご興味ある方は是非当店の経験豊富な鑑定士にご相談ください。50代の方と同年代に生まれたモデルである手巻き『デイトナ』。現在ではオークションピースとなりつつありますが、”上がり時計”としても、”お子様に受け継ぐ時計”としても、これ以上の時計はないのかもしれません。
➂【A.ランゲ&ゾーネ】『サクソニア オートマティック』「Ref.380.027」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/saxonia-automatic-239321/
創業者”アドルフ ランゲ”の故郷であり、ドイツでは技術開発の先進地としても知られる”ザクセン州”を意味するモデル名を冠した『サクソニア オートマティック』。2011年に自動巻きモデルとして登場し、2015年にはリニューアルされ、インデックスのサークルとドットを廃し、『サクソニア』の特徴でもあるシンプルさを更に際立たせたデザインへと変更されています。スモールセコンドを6時位置に配し、18KWG(ホワイトゴールド)ケース×シルバーダイヤルの組み合わせが上品な印象のこちらは、ケースサイズは38.5mm、ケース厚7.8mmの驚くべき薄さによって、腕に馴染むよう設計されており、シースルーバックからは手作業で美しく彫刻されたムーブメントを堪能することもできます。経験豊富な50代だからこそ、こういったシンプルでありながらも、細部の仕上げやデザインにこだわりが感じられる美しいモデルを選ばれてみるのはいかがでしょうか。
④【パテックフィリップ】『アニュアルカレンダー』「Ref.4947/1A-001」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/patek-philippe-other/annual-calendar-263344/
続いてご紹介するのは、2021年の新作モデル『アニュアルカレンダー』「Ref.4947/1A-001」。【パテックフィリップ】において、4および7から始まる型番はレディースモデルに該当しますが、こちらは38mmのラウンドケースにポリッシュ仕上げを施した、SS(ステンレススチール)モデルとなっており、サイズ感も含めて男性が着用しても全く問題ないモデル。革ベルト仕様が多い【パテックフィリップ】の中でも、5連リンクのブレスレット仕様は、汗ばむ季節に気兼ねなく使用することができる点もオススメです。ダイヤルは縦横サテン仕上げ(山東絹仕上げ)が施された上品なミッドナイトブルーで美しい仕上がりとなっています。また、【パテックフィリップ】が特許を取得している自動巻ムーブメント「Cal.324 S QA LU」は、1年に1度だけ日付修正を行なえば良いという、使い勝手も良いモデルでもあり、シースルーバックからはその美しいムーブメントを眺めることもできます。ここのところ、やや小型のケースサイズを選ばれる方も増えてきており、『ノーチラス』や『アクアノート』も素晴らしいデザイン性と資産性を有しておりますが、酸いも甘いも知る50代。あえて【パテックフィリップ】の中でも少し毛色が異なるモデルを着用されてみるのはいかがでしょうか。
⑤【パテックフィリップ】『カラトラバ』「Ref.6119G-001」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/nautilus/nautilus-254710/
最後にご紹介するのは、「Ref.5119」の意匠を汲みつつ、ケース経39mmへとサイズアップして登場した『カラトラバ』「Ref.6119G-001」。アプライドのゴールド植字インデックス、ゴールドのドルフィン針、サテン仕上げが施されたグレーダイヤルが相まって高級感が増しています。『カラトラバ』の元祖「Ref.96」の流れを踏襲し、ミドルケースから流れるようにラグが一体化され、これまで受け継がれてきた良い部分を現代的に落とし込んだ、非常に完成度の高い1本です。無駄を最大限に削ぎ落としたことで、シンプルで美しいのはもちろん、それでいて妥協のない丁寧な造りが、完成された究極のドレスウォッチと言われる所以なのでしょう。まさに味のある50代の方にぴったりなモデルですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
身につけるファッションによっても社会的地位とセンスが問われる50代。同年代の男性に差をつけるためにも、一味違う”こだわり”が感じられる腕時計を身に纏っていただけたらと思います。
当店では知識豊富なスタッフが常駐しており、デザイン、機能、予算などに合わせてアドバイスさせていただきますので、是非お気軽にご相談いただければと思います。
今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となれば幸いです。
ではまた!