本日は、【2022年最新版】機械式腕時計 “リシャールミルのおすすめモデル5選”をお送りいたします。

超が付く程の高級腕時計ブランドと言えば、真っ先に思い浮かぶのが【リシャールミル】ではないでしょうか。究極を追い求める生産体制やイメージ戦略で、他ブランドとは一線を画す独自路線を突き進んでいます。簡単に手が出せる価格ではもちろんございませんが、今回は人気やデザイン性もさることながら、資産性にも注視して、厳選した5本をご紹介していきますので、是非とも最後までお楽しみください。

⇩”2021年最新版 リシャール・ミル おすすめ8選”も、この機会に是非ご視聴ください⇩

①『オートマティック フライバック クロノグラフ マクラーレン』
「Ref.RM11-03」

こちらは、2018年にジュネーブモーターショーにて発表された、【マクラーレン】と【リシャールミル】初のコラボレーションウォッチです。優れた耐久性と軽量性を持ち、独自開発した素材”オレンジクオーツTPT®”と”カーボンTPT®”を織り合わせて製作されたことで、オレンジのカラーリングが際立つデザインとなっています。チタン製プッシャーは【マクラーレン】のスポーツカー「720S」のヘッドライト、チタン製リューズはホイール、ベゼルに埋め込まれたチタンパーツは”F1″の吸気口と同じ形状にしているなど、細部へのこだわりがファンの心を捉えているのでしょう。アニュアルカレンダー、オーバーサイズデイト、フライバッククロノグラフ、カウントダウンタイマー等、複雑機構を搭載した最新鋭の自動巻きムーブメント「Cal.RMAC3」が搭載されています。生産本数はスポーツカー「マクラーレン・セナ」の生産台数と同じ500本の希少モデルで、【マクラーレン】のアルティメットシリーズを購入した顧客様に優先販売されたようです。「Ref.RM11-03」で言うと、ホワイトセラミックスをベゼルに採用し、クラシックカーレース「ルマン クラシック」を象徴した150本限定のモデルも非常に人気がありますね。

②『バッバワトソン』
「Ref.RM055」

191cmという長身で「稀代の飛ばし屋」として知られるプロゴルファー「バッバワトソン」。「Ref.RM055」は、『バッバワトソン トゥールビヨン』「Ref.RM038」の意匠を受継いだ、手巻きモデルです。ベゼルに採用した”ATZセラミックス”は、傷がつきにくい性質に加えて、変色もしにくく、ダイヤモンドに次ぐ硬度を誇る素材と言われています。搭載ムーブメント「Cal.RUML2」は、5000Gもの加速度に耐える構造となっており、その耐久性の高さが伺えますね。こちらは、ブラックカラーを採用したモデルとなりますが、同型番(Ref.)でミドルケースとケースバックにホワイトラバーコーティングを施したモデルや、ブティック限定でリリースされたオールグレー仕様のモデルも非常に人気となっています。

③『ラファエルナダル』
「Ref.RM035」

歴代最多のグランドスラム22勝を成し遂げた男子プロテニス選手「ラファエルナダル」。当初、時計を着けてコートに立つことを頑なに拒んでいたようですが、世界で最も軽いトゥールビヨンを【リシャールミル】と共同開発するなど、徐々に関係性を深めた結果生まれたのが、こちらの『ラファエルナダル』です。同ブランドの中でも抜群の人気と知名度を誇り、シリーズ化までされているこちらは、「ラファエルナダル」が試合中に着用していたことでも有名ですね。ケースには高強度を誇る”マグネシウムWE54″と”アルミニウム2000″と呼ばれる素材が採用され、その重量はおよそ”40グラム”と、着用していることを忘れてしまうほどの軽さとなっています。搭載されている手巻きムーブメント「Cal.RMUL1」は、スケルトン加工が施されており、パワーリザーブは約55時間を誇ります。圧倒的な知名度と人気から、資産性で考えても抜群なモデルかと思います。ちなみに「ラファエルナダル」着用モデルというと、2016年夏に発表され、鮮やかな赤と白のコントラストが美しい「Ref.RM035」のイメージを持つ方も多いかと思いますが、そちらのモデルももちろん人気、且つ価格高騰しています。

④『ヨハンブレイク』
「Ref.RM61-01」

*出典元:https://www.richardmille.com/ja/collections/rm-61-01-yohan-blake

「ビースト」の愛称でも知られるジャマイカのスプリンター「ヨハンブレイク」の名を冠した第三弾モデル「Ref.RM61-01」。こちらは、ブラックとホワイトによるモノクローム仕様の100本限定という希少な1本。彼は、慈善団体「YBアフレイド」を通じてジャマイカの恵まれない子どもたちへの支援に尽力しているそうで、その活動と人間性に感銘を受けた【リシャールミル】がパートナーシップを結んだとされています。「ヨハンブレイク」モデルの特徴として、人間工学に基づいて作られた左右非対称のケースや、ムーブメントに走る曲線が美しいブリッジが挙げられます。このアシンメトリーなケースデザインは、リューズが走者の手首に擦れることのないように設計されています。ベゼルとケースバックには耐傷性が高く、熱伝導係数が低い”TZPブラックセラミック”、ミドルケースには”カーボンファイバー”を何層にも積み重ね、圧力をかけて成形されたハイテク素材”NTPTカーボン”を採用しています。「ヨハンブレイク」モデルといえば、ジャマイカ国旗をイメージカラーに、トゥールビヨンを搭載した50本限定「Ref.RM59-01」が真っ先に思い浮かぶ方も多いかと存じますが、こちらのモデルの方が実用性が高いこともあり、オススメしたい1本として選出いたしました。

⑤『オートマティック デクラッチャブル ローター』
「Ref.RM030」

*出典元:https://rm-guide.com/product/rm-030-japan-red/

最後は、日本の国旗を模したカラーリングが特徴的な、日本50本限定モデルをご紹介いたします。「Ref.RM030」の魅力と言えば、【リシャールミル】の中でも比較的シンプルなデザインが採用されていること、そして何と言ってもクラッチ機構「デクラッチャブルローター」が搭載されていることです。

デクラッチャブルローター」とは
ゼンマイが完全に巻き上げられると同時に、香箱がローターの巻き上げ機構から自動的に切り離され、パワーリザーブが50時間に達した時、ギアシステムによって自動的にクラッチオフし、香箱の巻き上げを停止します。そして、パワーリザーブが40時間を切ると、ローターは自動的にクラッチが入り、インジケーターが50時間を示すまで巻き上げを行います。12時位置に配した巻き上げインジケーターでパワーリザーブを確認することができるため、ローターが巻き上げ状態か、停止状態かを容易に確認することもできます。

「デクラッチャブルローター」は、【リシャールミル】ならではのイノベーションの一つであり、他に類を見ない仕様です。他にも、3針モデルに初めて50.00mm×42.70mmの大型ケースが採用されたことも特徴の一つです。(*「Ref.RM011」と同じ)「Ref.RM030」は、様々なカラーバリエーションが存在しますが、人気どころでもある配色のホワイトやブラックは使い勝手も良いため、特にオススメしたいモデルです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

数億円の値が付くモデルも多数ラインアップされている【リシャールミル】のコレクションは、そのどれもが最高品質の素材や技術が注ぎ込まれており、製造に至る背景も興味深いものばかり。二次流通での市場価格は、一時期に比べると多少落ち着いてきた印象こそございますが、それでも流通量が極端に少ないため、高水準を維持しています。特に生産数が少ない限定モデルなど、多くのモデルで資産性も担保されていますので、そういった側面を踏まえつつ、購入されることを検討してみてはいかがでしょうか。

当店では、販売に限らず、お預かり販売も強化しておりますので、ご売却をご検討の方は是非ご相談ください。

今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となれば幸いです。

ではまた!

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