みなさん、こんばんは。

本日は【パテックフィリップ】のホームページからカタログ落ちし、2022年の生産終了が決まった人気モデルが複数本入荷したので、ご紹介していきたいと思います。

どのモデルかというと

「Ref.5990/1A-001」『ノーチラス』トラベルタイム・クロノグラフ SS
「Ref.5711/1R-001」『ノーチラス』 18KRG

です。是非とも最後までお楽しみください。

「Ref.5990/1A-001」
『ノーチラス』トラベルタイム・クロノグラフ SS

2014年に発表された、SS(ステンレススチール)ケースの『ノーチラス』トラベルタイム・クロノグラフ「Ref.5990/1A-001」。このモデルを初めて見た時に、今までの【パテックフィリップ】の時計には見ない”質実剛健”なイメージを抱きました。

SS(ステンレススチール)ケースに同系色のブラックグラデーション文字盤は、スポーティーな印象でありながらも、しっかりと高級感ある仕上がりとなっており、さすが【パテックフィリップ】の一言に尽きます。

【パテックフィリップ】のモデルの中で、『ワールドタイム』は機構も含め、個人的にとても好きな時計ではあるのですが、サマータイムに対応しておらず、実用面で考えると”トラベルタイムは”とても使い勝手の良い機構であると思います。

トラベルタイム
▶3時位置HOME、9時位置LOCALの小窓によって昼夜を判別
▶10時位置と8時位置のボタンを押してタイムゾーンを変更(短針操作)
▶8時位置のプッシュボタンを押すと1時間前進
▶10時位置のプッシュボタンを押すと1時間後進

実際に操作してみてボタンを後進させ前日に戻すと、日付も同時に前日に戻るところは非常によく考えられており、便利であると思います。

保証書の日付は2020年と高年式で、更には未使用品であるのもおススメポイントです。もちろん、付属品も完備でとてもキレイな状態です。

国内二次流通市場で販売されている個体もほぼなく、年式・状態を含めおススメの1本です。

「Ref.5711/1R-001」
『ノーチラス』 18KRG

2015年、「Ref.5711」の素材違いとして発表された「Ref.5711/1R-001」。18KRG(ローズゴールド)ケースに相性がいいブラウン・ブラック・グラデーション文字盤で登場したこちらは、統一感ある落ち着いた印象でありながらも、大人の色気を感じさせる1本です。

今回、なんと同じタイミングで2本!高年式(保証書日付 2018年、2021年)で非常に状態の良い個体が入荷してきました。

個人的な主観もありますが、SS(ステンレススチール)仕様と比べ、18KRG(ローズゴールド)仕様の生産数は圧倒的に少ないのではないかと思います。今回、非常に良い状態の個体が2本同時に入荷し、正直驚いております。

一足早く昨年に生産終了がアナウンスされていた、「Ref.5711/1A-010」の新キャリバー搭載モデルも、市場で流通している個体はかなり少ないと思いますが、こちらの18KRG(ローズゴールド)ケースの新ムーブメント「Cal.26‑330 S C」搭載モデルは、更に少ないと思います。新キャリバーに変わったことにより、ハック機能(秒針ストップ)が付き、日付変更の禁止時間帯が無くなりました。従来より時計としての利便性がグッと向上しましたね。

保証書日付2021年の新キャリバー搭載モデルの状態ですが、着用感の少ない、ほぼスレやキズが見られない極美品です。もちろん、ポリッシュはされておりません。付属品の状態も良く完備です。

保証書日付2018年のモデルは、こちらも時計の状態は良く、目立つスレやキズのない美品です。もちろん、ポリッシュはされておりません。付属品の状態も良く完備です。

国内二次流通市場でも販売されている個体はほぼなく、今回入荷した時計は保証書の日付も高年式と、状態も非常に良くどれもおススメです。

まとめ

昨年の終わり頃とここのところ直近での販売価格を見ると、リファレンス(型番)、状態、年式にもよりますが、『ノーチラス』の販売価格が1.5〜2倍ほどに上がっている気がします。このような状況がいつまで続くかは分かりかねますが、憧れの『ノーチラス』を是非ともこの機会に手に入れてください!

今年も早いもので1ヶ月が経過しましたが、魅力的な【パテックフィリップ】の時計が続々入荷しております。と、いつもならここで終わるのですが、なんと一番人気のこちらが入荷してきました!

『ノーチラス』と聞くと、ほとんどの方が連想する一番人気の「Ref.5711/1A-001」!

こちらは本日の新着商品でホームページに掲載されますので、是非ともお楽しみに!

では、また!

阿部泰治のパテック論