みなさん、こんばんは。
今年は例年になく遅い梅雨入りとなりましたがいかがお過ごしでしょうか。私の話になりますが、暑く、湿度が高いのが非常に苦手で、梅雨明け後に控えているであろう猛暑が既に恐怖で仕方ありません。(笑)
さて本日は、当店待望の初入荷のモデルが登場しましたので、そちらをご紹介していきたいと思います!早速、ご紹介してまいりましょう!!ぜひ最後までご覧ください!!
「Ref.5326G-001」
『アニュアルカレンダー トラベルタイム』18KWG
2022年の新作として発表された「Ref.5326G-001」。
デザイン性はもちろんのこと、機能面で驚かれた方も多いのではないでしょうか。というのも、これまで"トラベルタイム"機構に"クロノグラフ"を搭載したモデルはございましたが、まさかまさかの"アニュアルカレンダー"を搭載(統合)して登場し、良い意味で裏切ってきたモデルなのです。
同様の文字盤デザインで同年に登場した『カラトラバ』「Ref.5226G-001」も偶然ではございますが、在庫しておりましたので、2ショットをお見せしたいと思います。
「Ref.5226G-001」では、ケース径40mm、ケース厚8.53mmとなっておりますが、「Ref.5326G-001」はケース径41mm、ケース厚11.07mmと一回り大きいサイズに仕上げられています。
それにしても、複雑な機構を二つも搭載していながらもこのサイズ感に納まっているのは、もはや驚きでしか無いですね。
搭載している"テクスチャード ラック アントラサイト文字盤"は、思わず触ってみたくなるようなざらついた質感で、今までにないようなスタイリッシュな表情を持っています。また、中央部から外周部にかけてのグラデーションや、注射器を連想させるシリンジ型の針、アラビア数字が組み合わさっていることにより、表情豊かな仕上がりになっていますね。
従来の"トラベルタイム"機構搭載モデルは、8時位置と10時位置にプッシュボタンがあり、8時位置のプッシュボタンを押すことで、'LOCAL TIME(現地時間)”を1時間前進、10時位置のプッシュボタンを押すことで1時間後進することが出来ました。しかしながらこちらの「Ref.5326G-001」を見ると、プッシュボタンの存在も無いし、その位置に調整ピンなどで突いて調整する箇所もございません。
では、どうやって"トラベルタイム"機能を使用するかというと、リューズを一段引いて、時計周りに進めることにより"LOCAL TIME(現地時間)”を1時間前進、半時計周りに進めると1時間後進させることが出来るようになっているのです。これにより、"LOCAL TIME"を誤って動作させてしまうことがなくなり、利便性がグッと上がっていますね。
ここで更に疑問が一つ。8時位置の”LOCAL TIME(現地時間)”が”4時位置のHOME TIME(出発地)’’より前日であった場合、日付表示は前日に戻りますが、複雑機構の"アニュアルカレンダー"はどうなってしまうのか?壊れてしまわないのか?という懸念です。
また、従来の"アニュアルカレンダー"では、真夜中に日送りの動作が約90分かけて行われるため、この間に仮にタイムゾーンを調整すると、日付表示がずれる可能性がありましたが、本機に搭載されたムーブメントは、調整不可な時間が約5分の1の18分間のみとスケールアップしています。
サファイアクリスタルのスケルトンバックから鑑賞いただける、新しい自動巻きムーブメント「Cal.31-260 PS QA LU FUS 24H」は、プラチナ製の単方向巻き上げ式マイクロローターが採用されております。このムーブメントに複雑な二つの機構が納まっていると思うと、見ていてワクワクが止まらないですね。(笑)
保証書日付は2024年4月。付属品は完品で、現在付いているヌバック仕上げのベージュ色のカーフベルトは使用感なく、付属のファブリック柄の黒色カーフベルトは未使用となっています。個体についても、試着時に付いたと思われる微細なスレが見られる箇所こそございますが、着用感がほぼない極美品となっております。
気になる販売価格は、12,430,000円(税込)
直近日付の保証書や、付属品、個体の状態を考慮しても非常に魅力的な一本であると思います。お早目のご連絡お待ちしております!
まとめ
当店初入荷の『カラトラバ』「Ref.5326G-001」をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
実用性も抜群で非常にカッコ良いモデルとなりますので、気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お手に取ってみてください!今後も面白く魅力的な【パテックフィリップ】のモデルを入荷出来るよう邁進してまいりますので、引き続き楽しみにお待ちください!新店舗へのご来店も心よりお待ちしております!
ではまた!