本日は高級腕時計 パーツ紹介~”ダイヤル”バリエーション~デイトナ ホワイトゴールドモデル編をお送りいたします。
高級腕時計のダイヤルは、モデルごとにカラー、素材、デザインの違い等、数多のバリエーションが展開されています。その種類はシンプルなモノから宝石があしらわれたモノまで多岐に渡り、皆様が存在すら知らないダイヤルも多くあることかと思います。
そこで複数回に渡り、カラーや素材、デザインなどに着目して、バリエーション豊富な【ロレックス】の『サブマリーナー』、『GMTマスター』、『ヨットマスター』、『デイトナ』、『デイトジャスト』、『デイデイト』のダイヤルを、代表的なモデルと合わせてご紹介していきたいと思います。
第7回目となる今回も前回に続き、圧倒的人気を誇る”デイトナ“から18KWG(ホワイトゴールド)モデルに搭載されたダイヤルをご紹介していきたいと思います。是非とも最後までお楽しみください。
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◆ 18KWG(ホワイトゴールド)モデル
- ①ブラックダイヤル
- ➁ブラックダイヤル(8Pダイヤ)
- ➂エキゾチックダイヤル(ルマン100周年モデル)
- ➃ブルーダイヤル
- ⑤スチール×ブラックダイヤル
- ⑥シルバーアラビアダイヤル
- ⑦グレーアラビアダイヤル
- ⑧ブラックアラビアダイヤル
- ⑨ホワイトアラビア(パンダ)ダイヤル
- ⑩ホワイトアラビアダイヤル
- ⑪シェルアラビアダイヤル
- ⑫ブラックシェルローマンダイヤル
- ⑬シェルダイヤル(8Pダイヤ)
- ⑭メテオライトダイヤル
- ⑮ソーダライトダイヤル
- ⑯グロッシュラー(ルベライト)ダイヤル
- ⑰ターコイズダイヤル(ビーチ)
- ⑱クリソプレイズダイヤル(ビーチ)
- ⑲ピンクシェルダイヤル(ビーチ)
- ⑳イエローシェルダイヤル(ビーチ)
- ㉑タイガーダイヤル
- ㉓パヴェ8Pダイヤル
- ◆ 番外編:①パヴェアラビアダイヤル
- ◆ 番外編:➁パヴェローマンダイヤル
- ◆ 番外編:➂ブラックダイヤル
- ◆ 番外編:➃サーモンダイヤル
- ◆ 番外編:⑤ブラックダイヤル(8Pダイヤ)
- ◆ まとめ
18KWG(ホワイトゴールド)モデル
①ブラックダイヤル
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-636/
定番とも言えるこちらのダイヤルは、1998年頃(U番頃)に初めてラインアップされました。ダイヤルデザインはSS(ステンレススチール)製と同様ですが、新作ではインダイヤルのデザインが変更され、よりスタイリッシュなデザインへと昇華しています。日常使いしやすいカラーでありながら、精悍な印象のカッコ良い個体をお探しの方は、こちらのダイヤルを選んでみてはいかがでしょうか。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-307088/
*出典元:https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona
*出典元:https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona
➁ブラックダイヤル(8Pダイヤ)
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-765/
インデックスに8Pダイヤを配したこちらは、ブラックダイヤルにダイヤモンドがプラスされたことで、スポーティーな印象の中に煌びやかなアクセントをもたらしています。意外にも18KWG(ホワイトゴールド)製『デイトナ』では常にラインアップされているダイヤルであり、2023年発表の新作ではインダイヤルのデザインおよび15・30・45のインデックスが植字アラビア数字からバータイプへと変更されております。ラグジュアリー感が欲しい方には是非ともオススメしたいダイヤルです。
・『デイトナ』「Ref.116519G」
・『デイトナ』「Ref.116519LNG」
・『デイトナ』「Ref.116509G」
・『デイトナ』「Ref.126509G」
・『デイトナ』「Ref.126519LNG」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-vt5zsj46/
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-710/
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-294939/
*出典元:https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona
*出典元:https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona
➂エキゾチックダイヤル(ルマン100周年モデル)
*出典元:https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona
2023年の新作の中でも特に反響が大きかったこちらは、”エキゾチックダイヤル”と呼ばれている文字盤をオマージュした、ルマン24時間レース100周年記念モデルです。独特なフォントデザインが採用されたインダイヤルの9時位置には、通常であれば12時間積算計となっているところ、ルマンの24時間耐久レースにリスペクトを捧げて24時間積算計を採用しています。二次流通市場では初期ロットが定価の数倍で販売されるなど、コレクター垂涎のレアピースとなっています。
*出典元:https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona
➃ブルーダイヤル
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-300565/
サンレイ調のブルーを採用したこちらは、18KWG(ホワイトゴールド)仕様にのみラインアップされている爽やかな印象のダイヤルです。インダイヤルの内側のフチや”DAYTONA”のレターに採用されているレッドカラーがデザインの良いアクセントになっています。2016年に「Ref.116509」に追加されましたが、2023年の新作発表に伴い、惜しまれつつもディスコン(廃番)となっています。出回りが少ないこともあって、相場も高値を維持しており、他の人と違うモデルをお探しの方には是非オススメしたいダイヤルです。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-300565/
⑤スチール×ブラックダイヤル
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-347377/
スチールカラーのダイヤルにブラックのインダイヤルが特徴的なこちらは、18KWG(ホワイトゴールド)ケースとの組み合わせがエレガントかつスポーティーな装いとなっています。特に、2017年にラインアップへと加わったオイスターフレックス仕様の「Ref.116519LN」は、セラクロムベゼルの採用により4桁の手巻き『デイトナ』「Ref.6263」を彷彿とさせ、非常に高い人気を誇りました。2023年の新作においても引き続き採用されている、実用性、デザイン性に優れた『デイトナ』と言えるでしょう。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-268810/
*出典元:https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona
*出典元:https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona
⑥シルバーアラビアダイヤル
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-333477/
サンレイ調のシルバーダイヤルに大きめのアラビア数字を配したこちらは、インダイヤルの針や外周部の数字に採用されたレッドカラーがアクセントになり、スポーティー感が強く表現されています。「Ref.116509」にのみ採用されていましたが、既にディスコン(廃番)となっているため、希少ダイヤルのひとつと言えます。二次流通市場での出回りが少なく、従来の『デイトナ』からは一風変わったデザインが人気を博しているダイヤルです。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-333477/
⑦グレーアラビアダイヤル
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-340040/
サンレイ調のグレーダイヤルに大きめのアラビア数字を配したこちらは、インダイヤルの針やフチに採用されたレッドカラーがアクセントになり、スタイリッシュな印象のダイヤルとなっています。シルバーアラビアダイヤルと同様に、「Ref.116509」にのみ採用されていましたが、既にディスコン(廃番)となっているため、希少ダイヤルのひとつと言えます。これまた二次流通市場での出回りが少なくなっているため、他の人とは一線を画す時計をお探しの方にオススメです。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-340040/
⑧ブラックアラビアダイヤル
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-185039/
マット調のブラックダイヤルに大きめのアラビア数字を配したこちらは、レッドカラーとの2トーンがインパクトあるデザインとなっています。シルバーアラビア、グレーアラビアダイヤルと同様に「Ref.116509」にのみ採用されていましたが、既にディスコン(廃番)となっているため、希少ダイヤルのひとつと言えます。ダイヤル外周部に赤巻きの目盛りが配されていることで、引き締まった印象の仕上がりとなっています。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-185039/
⑨ホワイトアラビア(パンダ)ダイヤル
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-237143/
ホワイトダイヤルに大きめのアラビア数字を配したこちらは、6桁の金無垢およびコンビネーションモデルにラインアップされていましたが、既にディスコン(廃盤)となっています。インダイヤルがブラックになっていることから、通称”パンダ文字盤”とも呼ばれており、二次流通市場でも出回りが少なく、人気のデザインとなっています。少しカジュアルに着用したい人には打って付けのダイヤルです。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-155904/
⑩ホワイトアラビアダイヤル
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-339408/
ホワイトダイヤルにやや小さめのアラビア数字を配したこちらは、”エルプリメロ”で知られる「Ref.16519」から登場したダイヤルです。文字盤外周に沿うように、角度を変えてアラビア数字が配されている”パンダダイヤル”とは異なり、正面から見た際にインデックスが正位置にくるようになっているのが特徴です。アリゲーターストラップ仕様のみラインアップされた珍しいダイヤルで、こちらも少しカジュアルに着けたい人に是非オススメしたいダイヤルです。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-479/
⑪シェルアラビアダイヤル
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-26/
天然素材のシェルダイヤルにやや小さめなアラビア数字を配したこちらは、スポーティーかつ上品さが際立つデザインとなっています。光の加減や当たり方によってシェルが独特の色味を放ち、様々な表情を見せてくれる点が最大の特徴です。シェルアラビアダイヤルには2パターン存在しており、インデックスに1~11を配したパターンと、5分刻みにアラビア数字を配したダイヤルがあります。どちらも二次流通市場での出回りが少なく、既にディスコン(廃番)にもなってしまっているため、今後の動向に期待が高まる魅力的なダイヤルのひとつです。
*出典元:https://www.christies.com/lot/lot-5493557
⑫ブラックシェルローマンダイヤル
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-797/
天然素材のシェルダイヤルにアプライドのローマ数字を配したこちらは、6桁モデルから登場した比較的新しい文字盤です。スポーティーな『デイトナ』にシェルダイヤルとローマンインデックスを採用したことで、高級感や上品さがプラスされ、ラグジュアリー感溢れる印象のデザインへと昇華しています。ドレスシーンでも利用しやすい美しい仕上がりのダイヤルです。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-445/
⑬シェルダイヤル(8Pダイヤ)
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-302809/
天然素材のシェルダイヤルに8Pダイヤを配したこちらには、ホワイトシェル、ピンクシェル及びブラックシェルの3種類が存在しています。高貴な印象のホワイトシェル、柔らかい印象のピンクシェル、妖艶な雰囲気を纏ったブラックシェルと、カラー毎に大きく印象が変わりますので、ご自身の服装や利用シーンを想像して選ばれると良いでしょう。特にシェルダイヤルの『デイトナ』は2021年に全てのモデルでディスコン(廃番)となっており、他の人と一線を画す時計をお探しの方には、特にオススメしたいダイヤルです。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-216473/
⑭メテオライトダイヤル
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-165747/
天然石(メテオライト)を文字盤に採用したこちらは、「Ref.116509」「Ref.116519」にて登場した人気のダイヤルです。当初は、インデックスにローマ数字、クロノ針およびインダイヤルの針に”レッドカラー”が採用されていましたが、惜しまれつつも2017年頃にディスコン(廃番)となっています。しかしながら、2021年に突如としてインダイヤル、インデックスのデザイン変更などを加え、「Ref.116509」および「Ref.116519」のラインアップに追加されました。そして、その後の2023年のモデルチェンジにて、再度ディスコン(廃番)となってしまっています。流通量も極めて少ない希少な文字盤で、コレクター憧れの文字盤のひとつと言えるでしょう。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-235294/
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-330004/
*出典元:https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona
⑮ソーダライトダイヤル
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-164564/
天然石であるソーダライトを文字盤に採用したこちらは、1998年頃に登場した「Ref.16519」にて初めて搭載されたダイヤルで、インデックスに8Pダイヤを配したモノや、アラビア数字を植字したモノが存在しています。6桁モデルの18KWG(ホワイトゴールド)素材のモデルにもラインアップされていましたが、既にディスコン(廃盤)となっています。天然石ならではの唯一無二の表情と爽やかなブルーが非常に人気のダイヤルで、二次流通市場でも出回りが少なくなってきていますので、お探しの方は早めに押さえておくことをオススメいたします。
*出典元:https://www.christies.com/lot/lot-6424345
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-254156/
⑯グロッシュラー(ルベライト)ダイヤル
*出典元:https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2023/important-watches/reference-16519-zenith-daytona-a-white-gold-and
天然石であるグロッシュラーを採用したこちらは、「Ref.16519」で登場したダイヤルで、インデックスには8Pダイヤが配されています。色や質感が似ているルベライトと呼ばれることもありますが、ルベライトはトルマリンに分類されるため、鉱石としては全く異なる素材となります。グロッシュラーとルベライト、どちらの鉱石が採用されていたのか、あるいは年代により切り替えられたのかは謎に包まれており、希少性だけでなく【ロレックス】の奥深さを感じられるモデルとなっています。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-287838/
⑰ターコイズダイヤル(ビーチ)
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-302432/
天然素材のターコイズにローマンインデックスを配したこちらは、2000年に登場した通称”ビーチ”で知られるダイヤルで、付属品には専用のボックスやパスケース、リザードを使用したストラップなど、そのどれもに特別感が溢れております。発売当初からその独特なカラーリングで大きな話題を集め、二次流通市場でも未だに出回りが少ないです。その希少性から、『デイトナ』の中でもプレミアム価格での取引が続いている魅力的なダイヤルのひとつです。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-302432/
⑱クリソプレイズダイヤル(ビーチ)
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-178409/
天然素材のクリソプレイズにローマンインデックスを配したこちらも、2000年に登場した通称”ビーチ”で知られるダイヤルです。ちなみにクリソプレーズとは和名で”緑玉髄”、”緑翠”と呼ばれているカルセドニー(玉髄)の一種で、産出量が極めて少ない素材とされています。二次流通市場での出回りはこちらも少なく、その希少性から『デイトナ』の中でもプレミアム価格での取引が続いている魅力的なダイヤルのひとつです。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-178409/
⑲ピンクシェルダイヤル(ビーチ)
*出典元:https://onlineonly.christies.com/s/watches-online-dubai-edit/rolex-white-gold-beach-daytona-pink-mother-of-pearl-dial-ref-116519-157/102507
天然素材のピンクシェルにローマンインデックスを配したこちらも、通称”ビーチ”で知られており、ピンクの優しい風合いにローマ数字の端整な印象がプラスされた、特別感溢れるダイヤルとなっています。『デイトナ』の男性らしさから一変して、女性らしさ溢れる仕様となっていますので、非常に高額ではありますが、パートナーの方へプレゼントしたら喜ばれること請け合いです。
*出典元:https://onlineonly.christies.com/s/watches-online-dubai-edit/rolex-white-gold-beach-daytona-pink-mother-of-pearl-dial-ref-116519-157/102507
⑳イエローシェルダイヤル(ビーチ)
*出典元:https://www.christies.com/lot/lot-6378281
天然素材のイエローシェルにローマンインデックスを配したこちらも、2000年に登場した通称”ビーチ”で知られるダイヤルで、光の当たり方と眺める角度によって優しい印象のシャンパンカラーを見せてくれます。男女どちらでも使用可能なカラーリングは、パートナーの方と兼用で使用することを検討してみても良いのではないでしょうか。
*出典元:https://www.christies.com/lot/lot-6378281
㉑タイガーダイヤル
*出典元:https://wristaficionado.com/products/rolex-daytona-eye-of-the-tiger-white-gold-116589tbr
ブラックラッカー文字盤に243個のダイヤモンドを配したこちらは、2021年に発表されたインパクトあるダイヤルです。インダイヤルは通称”タイガー”の名の通り、虎の目を表現したデザインとなっており、インデックスには台座つき8Pダイヤ、15・30・45には18KWG(ホワイトゴールド)が植字されています。ダイヤルのみならずベゼルにも36個のバケットダイヤが惜しげもなく配されている、指折りの贅を尽くしたモデルと言えるでしょう。
㉓パヴェ8Pダイヤル
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-323349/
パヴェダイヤをダイヤルに敷き詰め、台座インデックスにはルビー、サファイアなどを採用したこちらは、ゴージャス感満載のダイヤルとなっています。ベゼルにダイヤ、サファイアを配したシークレットモデルなども存在しており、まさに豪華絢爛と呼ぶに相応しい1本です。海外オークションでしか見かけることがほぼ無い、レアピースです。
*出典元:https://www.phillips.com/detail/rolex/HK080222/1032?fromSearch=16519&searchPage=1
番外編:①パヴェアラビアダイヤル
*出典元:https://www.christies.com/lot/lot-6212828
パヴェダイヤをダイヤルに敷き詰め、インデックスにアラビア数字を採用したこちらは、ゴージャスでありながらどこかカジュアルさも感じさせてくれるダイヤルとなっています。ベゼルにダイヤ、サファイアを配したシークレットモデルも存在し、バリエーションも様々です。こちらも海外オークションでしか見かけることがほぼ無い、レアピースと言えるでしょう。
・『デイトナ』「Ref.116599」
*出典元:https://www.christies.com/lot/lot-6424348
番外編:➁パヴェローマンダイヤル
*出典元:https://www.phillips.com/detail/rolex/CH080123/86?fromSearch=116589&searchPage=1
パヴェダイヤをダイヤルに敷き詰め、インデックスにローマ数字を採用したこちらは、ゴージャスさと知的な印象を兼ね備えたダイヤルとなっています。こちらにもベゼルにダイヤ、サファイアを配したシークレットモデルが存在していますが、海外オークションでもほぼ見掛けない、レアピースとなっています。
・『デイトナ』「Ref.116599」
*出典元:https://www.christies.com/lot/lot-4982713
番外編:➂ブラックダイヤル
*出典元:https://www.sothebys.com/en/buy/auction/2022/important-watches-part-i/fifa-world-cup-2010-netherlands-edition-daytona
こちらは、2010年のサッカーワールドカップ(南アフリカ大会)に出場したオランダ代表のために製作された特別仕様のダイヤルとなっています。オランダ代表は、アムステルダムの【ロレックス】正規店「ガッサン ジュエラーズ」を通して、30本の記念ウォッチを依頼し、オランダ代表のユニフォームに使用されているオレンジをダイヤルの差し色に使った、18KWG(ホワイトゴールド)製の『デイトナ』「Ref.116509H」を製作しました。ブレスレット仕様が15本、レザーストラップ仕様が15本の計30本が製作され、出場した選手とスタッフに贈られたとのことです。ケースバックには各選手の名前と背番号が刻まれた、特別な『デイトナ』となっております。
番外編:➃サーモンダイヤル
*出典元:https://catalog.antiquorum.swiss/en/lots/rolex-ref-16519-daytona-lot-310-367
サーモンダイヤルのインデックスにアラビア数字を配したこちらは、公式に販売されることのなかった希少な『デイトナ』「Ref.16519」に搭載されています。真偽は定かではありませんが、プロトタイプとして製作されたとも、VIP顧客のための”特別仕様”であったとも言われています。海外オークションでも、アンティコルムおよびクリスティーズに出品された2例しか確認されていない超絶希少モデルです。
番外編:⑤ブラックダイヤル(8Pダイヤ)
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-254105/
こちらは、2012年に発表された18KWG(ホワイトゴールド)製の「Ref.116599RBOW」通称”レインボー”に搭載されたダイヤルで、インダイヤルにはゴールドクリスタルが採用されています。インデックスのダイヤモンドはもちろんのこと、ベゼルに虹色のグラデーションを描くようにセットされたバケットカットサファイアが特徴的な、コレクター垂涎のモデルです。
まとめ
18KWG(ホワイトゴールド)は色味がシルバー系のため、素材に合うカラーや逆にコントラストをハッキリとさせていたダイヤルが数多く見受けられましたね。金無垢のなかでも日常使いしやすいカラーであり、18KYG(イエローゴールド)や18ERG(エバーローズゴールド)とはまた違った1本をお探しの方、まずはやはり実物を手に取ってご自身の目で見ることが大切です。ビビッと来る個体が必ず見つかると思いますので、是非ともお近くにいらした際は、コミット銀座へお立ち寄りください。
今回も、本記事がお気に入りの高級腕時計を見つける一助となることを願っております。
ではまた!