本日は【2023年度版】機械式腕時計 “夏目前!『NATOストラップ』おすすめモデル5選”をお送りいたします。
銀座界隈では夏の装いでショッピングを楽しまれている方を多く見かけるようになった今日この頃。シンプルな半袖姿には”高級時計”が良く映えますが、一方でこれからは汗ばむ季節でもあり、アリゲーター・カーフ等、革ベルトのご使用を控える方も多いかと思います。
そこで前回ご紹介した”ラバーベルト”に続き、今回は夏場にオススメしたい”NATOストラップ”モデル、または”NATOストラップ”に換装して楽しみたいモデルを厳選して”5本“ご紹介していきたいと思います!是非とも最後までお楽しみください。
*2023年5月時点の当店販売価格を参考に作成しております。
①【ブランパン】『フィフティ ファゾムス ミルスペック HODINKEE』「Ref.5008-11B30-NABA」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/blancpain/fifty-fathoms-303350/
世界的に有名な時計メディア”HODINKEE”と【ブランパン】とのコラボレーションモデルで、発売後に即完売した250本限定モデル『フィフティ ファゾムス ミルスペック HODINKEE』「Ref.5008-11B30-NABA」。
サテン仕上げとなっているSS(ステンレススチール)ケースと、”blancpain”の刻印が無い9時位置のケースサイドが、従来の『フィフティ ファゾムス』とは異なる仕様となっています。オリジナル同様に、文字盤6時位置の水密性表示ディスクは、何らかのアクシデントでケースの中に液体が入り込んだ際、ディスクがホワイトからレッドに変わることによってダイバーに異常を知らせる、本格ダイバー仕様となっています。また、シリコン製ヒゲゼンマイを採用した約100時間のロングパワーリザーブを誇る自動巻きムーブメント「Cal.1154」を搭載しており、機能性も抜群です。市場での出回りが少なくなっておりますので、見つけたらすぐ手にしておくことをオススメいたします。
*出典元:https://limited.hodinkee.com/blancpain-milspec/
●概算予算 2,800,000円前後
②【オメガ】『スピードマスター スピーディ チューズデー』「Ref.311.32.42.30.01.001」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/omega/speed-master-299613/
2017年1月に『スピードマスター スピーディ チューズデー』設立5周年を記念し、世界限定2012本で発表された「Ref.311.32.42.30.01.001」。
こちらは、『スピードマスター』には珍しい逆パンダ文字盤(ブラック文字盤×ホワイトインダイヤル)に、大きめの数字を放射状に配した”ラディアル サブダイヤル”の組み合わせが、視認性の高いモデルです。ケースバックにはNASAの宇宙開発にちなんだ”アラスカプロジェクトⅢ”の文字が刻印されておりますので、歴史的背景も含めて『スピードマスター』愛好家なら是非ともコレクションしておきたい一本ですね。オリジナルの付属品として、ホワイト×ブラックの”NATOストラップ”が付いていますので、夏場は”NATOストラップ”、冬場は”カーフストラップ”に換装してご使用されることをオススメします。
*出典元:https://subdial.co/products/omega-speedmaster-speedy-tuesday-311-32-42-30-01-001
●概算予算 1,800,000円前後
③【IWC】『パイロットウォッチ Mark XV』「Ref.IW325307」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/iwc/iwc-5/
パイロットウォッチながらもミリタリーテイストの効いたデザインが人気の『パイロットウォッチ Mark 15』「Ref.IW325307」。
1999年の登場後、後継機である『Mark 16』が誕生するまでの約6年間製造されたこちらは、【ロレックス】『エクスプローラー』と人気を二分するほど、人気を博していました。武骨な印象の38mmケース・ブレスレットですが、文字盤はデイト表示付きの3針仕様と、シンプルなモデルになっています。軟鉄製インナーケースを備え、耐磁性にも優れていますので、オンオフ問わず使いやすいのはポイントですね。実は『パイロットウォッチ Mark XV』はいくつものマイナーチェンジを繰り返してきた為、バリエーションが豊富で、中でも最初期のトリチウム夜光×”魚”リューズを備えた個体は希少性が高く、特にオススメです。
*出典元:https://forums.timezone.com/index.php?t=msg&th=237298&rid=0
●概算予算 700,000円前後
④【ロレックス】『サブマリーナー』「Ref.5513」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vintage_rolex/submariner-279575/
【ヴィンテージロレックス】の入門モデルとしても注目されている「Ref.5513」。
こちらは、1963年頃~1990年頃まで製造されていた『サブマリーナー』きってのロングセラーモデルであり、マイナーチェンジによる仕様の違いが大きな魅力を持ちます。『サブマリーナー』=”NATOストラップ”のイメージは、1964年の『007 ゴールドフィンガー』でショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドが着用している『サブマリーナー』「Ref.6538」の影響が大きいと思います。その後継機に当たる「Ref.5513」は、初期のミラーダイヤルをはじめ、マットダイヤルへ変更された後も様々なバリエーションが存在しており、それゆえコレクターの心を捉えて離さない、不滅の人気ダイバーズウォッチとなっています。現在のところ、比較的出回りも多く、自分好みの仕様を探すことができる、数少ない【ヴィンテージロレックス】と言えます。夏場の腕元をスポーティーに飾る1本として、”NATOストラップ”に交換して使用されてみてはいかがでしょうか。
*出典元:https://www.jamesbondlifestyle.com/
●概算予算 1,800,000円~
⑤【ロレックス】『エクスプローラー』「Ref.1016」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vintage_rolex/explorer-305649/
1960年頃~1990年頃までの約30年間製造されていたロングセラーモデル『エクスプローラーⅠ』「Ref.1016」。
シンプルなデザインから長きに渡り【ロレックス】ファンに愛され続けている王道ヴィンテージモデル「Ref.1016」。文字盤は初期のミラーダイヤルなどを含めて5型まで存在し、後継機には存在しない”フチなし”インデックスの風合いと、ヴィンテージ感がなによりの魅力と言えるでしょう。特にカーキの”NATOストラップ”に換装することで、ミリタリーテイストが溢れるスタイルとなり、ファッションのポイントになってくれると思います。デザイン、機能ともにシンプルが故に飽きが来ず、一生モノの1本としてオススメです。
*出典元:https://www.analogshift.com/products/rolex-explorer-1016-1967
●概算予算 1,800,000円~
まとめ
いかがでしたでしょうか。
汗や水に強いだけでなく、軽量で腕馴染みが良く、手持ちの時計の印象をガラリと変えることも可能な”NATOストラップ”。簡単に取り外しできるモノがほとんどで、洗剤を使って水洗い出来る点もオススメのポイントです。
最後に、NATOストラップをあまり知らない方へオススメしたいのが、NATO軍に正式採用されているPHOENIX(フェニックス)社製の”NATO G10ストラップ”。5,000円ほどで簡単に購入できますので、気になる方は是非1度お探ししてみてはいかがでしょうか。
今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となれば幸いです。
ではまた!