本日は、【2024年最新版】機械式腕時計 “A.ランゲ&ゾーネのおすすめモデル10選”をお送りいたします。

機械式時計好きの玄人からの支持が厚い印象の【A.ランゲ&ゾーネ】ですが、ブランド特有の実用性、審美性に優れたムーブメントと、無駄のないシンプルなデザインによって新たなファンを着実に獲得しています。近年では正規店で入手すること自体が難しくなってきておりますが、二次流通市場では比較的安定した価格で推移しています。

今回は、そんな【A.ランゲ&ゾーネ】のおすすめしたいモデルを厳選して紹介していきますので、是非とも最後までお楽しみください。

①『1815』「Ref.235.026」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/1815-396349/

創業者である”アドルフ・ランゲ”の誕生年をコレクション名に持つ『1815』。

こちらは、18KWG(ホワイトゴールド)製のケース、クラシカルな印象のアラビア数字とレイルウェイミニッツを配したシルバー文字盤、美しいブルースチール針の組み合わせが魅力のモデルです。時分針とスモールセコンドのみのミニマルなデザインは【A.ランゲ&ゾーネ】ならでは。美しい仕上げが施された自社製手巻きムーブメント「Cal.L051.1」をケースバックから鑑賞することもでき、上品さとエレガントさを兼ね備え、オンオフ問わず使用可能な究極のドレスウォッチの一本です。

②『サクソニア』「Ref.380.033」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/saxonia-359631/

創業者”アドルフ・ランゲ”の故郷であり、ドイツでは技術開発の先進地としても知られる”ザクセン州”をモデル名に冠した『サクソニア』。

18KPG(ピンクゴールド)ケース×シルバーダイヤルの組み合わせが上品な印象のこちらは、ケース径38.5mm、厚さは7.8mmと【A.ランゲ&ゾーネ】が製作してきた自動巻き時計の中で最も薄いモデルとなっています。インデックスのサークルとドットを廃止することで、よりシンプルさを際立たせたデザインが特徴で、シースルーバックからは、自動巻きムーブメント「Cal.L086.1」の美しい仕上げ、その動作も鑑賞することができます。『サクソニア』の特徴でもある”シンプルながらもこだわりが感じられるデザイン”が美しいオススメの一本です。

③『リトル ランゲ1 ムーンフェイズ』「Ref.182.086」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/little-lange-1-moon-phase-315439/

18KWG(ホワイトゴールド)製ダイヤルに、コッパーブルーのゴールドストーン(紫金石)の微細な結晶を重ねたデザインが目を惹く『リトル ランゲ1 ムーンフェイズ』「Ref.182.086」。

ゴールドストーン(紫金石)とは、溶かしたガラスの中に亜酸化銅の粉末を混ぜ込んで作られた、人口の砂金石のことで、まるで夜の星空を思わせる造形は美しいの一言に尽きます。『ランゲ1』のデザインをそのままに、やや小ぶりである36.8mmのケースサイズにした通称『リトル ランゲ1』は、小振りな腕周りの方が多くいらっしゃる日本人からすると腕馴染みが良く、使い勝手も良い、魅力的な仕上がりとなっています。

④『ランゲ1 デイマティック』「Ref.320.021」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/lange1-daymatic-276004/

2010年、コレクション初となる自動巻きムーブメント搭載モデルとして登場した『ランゲ1 デイマティック』「Ref.320.021」。

『ランゲ1』を鏡に映したような左右非対称のデザインで登場したこちらは、レトログラード式の曜日表示を備えた『デイマティック』と呼ばれるモデル。文字盤のシルバーカラーと、18KYG(イエローゴールド)ケース、針とのコントラストが華やかながらも上品に仕上げられています。搭載されている「Cal.L021.1」は、新生【A.ランゲ&ゾーネ】初のセンターローターを採用した自動巻きムーブメントとなっており、ローターの美しい仕上げにも注目です。『ランゲ1』のデザインが好みで、自動巻の利便性を備えた時計が良いとお考えの方にオススメの一本です。

⑤『ランゲ1 ムーンフェイズ』「Ref.192.025」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/lange1-381510/

【A.ランゲ&ゾーネ】2017年のSIHHで新キャリバーを携えて発表されたPT(プラチナ)素材の『ランゲ1 ムーンフェイズ』「Ref.192.025」。

こちらのモデルはなんと言っても、デイ/ナイト表示と一体化したムーンフェイズが特徴で、日中は星のない青空が広がり、夜になるとダークブルーの夜空に星々が煌めくなど、1日の時間帯に応じて異なる色調のブルーに変化する美しい天空ディスクを備えています。自社製手巻きムーブメント「Cal.L121.3」は、ストップセコンド機能を有しているため、利便性に優れているだけでなく、シースルーバックからその美しい仕上げを鑑賞いただくことも出来ます。流通量が極めて少なく、デザイン性、機能性に加えて資産性にも期待出来る、オススメのモデルです。

⑥『オデュッセウス』「Ref.363.179」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/odysseus-346054/

2019年発表、【A.ランゲ&ゾーネ】初のラグジュアリースポーツモデル、『オデュッセウス』。

金無垢素材でしか製造していなかった(ごく僅かですが、SS(ステンレススチール)素材のモデルは一部製造されていました)同ブランドが、レギュラーモデルとして初めてSS(ステンレススチール)素材をケースに採用し、更には初となるスポーツモデルを発表したということもあり、大きな話題を集めました。また、計算されつくした美しいケースライン、使用場所を選ばない色味のダークブルー文字盤、左右対称に配されたアウトサイズデイトと、美しさに加えて実用性も高いことから、人気もうなぎ上りとなっています。ちなみに18KWG(ホワイトゴールド)×グレー文字盤、250本限定のTI(チタン)仕様のモデルもラインアップされておりますので、お気に入りのモデルはどれなのか見比べてみてはいかがでしょうか。

⑦『ランゲマティック パーペチュアル』「Ref.310.037」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/lange-matic-312462/

『ランゲマティック パーペチュアルカレンダー』の誕生20周年記念となる2021年に、50本限定で登場した「Ref.310.037」。

アウトサイズデイトと、月・曜日表示を備えたパーペチュアルカレンダー機構を絶妙なレイアウトで文字盤に配したこちらは、6時位置のムーンフェイズがピンクゴールドケースの質感と、上品な印象のローマンインデックスと相まって、これぞ【A.ランゲ&ゾーネ】のデザインと言える程の美しさ際立つモデルに仕上がっています。また、リューズを引き出した瞬間にムーブメントが停止して、秒針が自動的にゼロ位置に戻る”ゼロリセット機構”も搭載しているなど、デザイン性だけでなく、充実した機能面も持ち合わせているオススメの一本です。

⑧『1815 クロノグラフ』「Ref.414.028」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/1815-chronograph-320951/

【A.ランゲ&ゾーネ】の創始者アドルフ・ランゲに捧げる時計であり、彼の生誕年をモデル名に冠した『1815』から、”ドクターズクロノグラフ”との異名を持つ「Ref.414.028」。

こちらは、ダイヤル外周に脈拍数を表示するパルスメーターやアラビア数字インデックスを配した、クラシカル且つスタイリッシュな印象のデザインとなっています。ムーブメントには、1999年に『ダトグラフ』が採用した「Cal.L951.1」から、デイト表示を省いた手巻きクロノグラフ「Cal.L951.0」を搭載。直径39.5mm、厚さ11mmと腕馴染みも良く、デザイン・性能ともに、機械式時計の中でも高い評価を得ているモデルの一つです。機械式腕時計ならではの”美しさ”を堪能したい方に、是非オススメしたい一本です。

⑨『サクソニアアニュアルカレンダー』「Ref.330.026E」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/saxonia-annual-calendar-168439/

2010年のSIHHで発表された【A.ランゲ&ゾーネ】初となるアニュアルカレンダー搭載モデル『サクソニア アニュアルカレンダー』「Ref.330.026E」。

38.5mmの18KWG(ホワイトゴールド)ケースとシルバー文字盤に配されたブルースチール針が、上品で爽やかな印象のこちらは、文字盤上のダブルディスクのアウトサイズデイト、月・曜日、ムーンフェイズも美しいバランスで配され、その全てを調整プッシャーで簡単に合わせることが出来ます。シースルーバックからは、手作業で施された彫刻の美しいムーブメント「Cal.L085.1」を堪能でき、表裏どちらからも楽しめる一本となっています。

⑩『ダトグラフ』「Ref.403.031」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/datograph-237475/

1999年に発表された【A.ランゲ&ゾーネ】を代表するクロノグラフモデル『ダトグラフ』「Ref.403.031」。

こちらはアプライドのローマンインデックス、外周のタキメータースケール、ツーカウンタークロノグラフを配した美しい文字盤デザインと、搭載ムーブメントが特徴的なモデルです。機械式時計の中で最も美しいと称されているムーブメント「Cal.L951.1」は、その精巧な動きをシースルーバックから鑑賞いただくことが出来ます。この芸術作品とも言えるムーブメントは、腕時計愛好家でなくても誰もが魅了されるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

伝統、美しさ、機能性を備え、人々を魅了してやまない【A.ランゲ&ゾーネ】。”watch and wonders 2023”では『オデュッセウス クロノグラフ』のみの発表でしたが、2024年の新作発表は一体どんな内容となるのか。今から非常に楽しみですね!

今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となれば幸いです。

ではまた!

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