
2025年もいよいよ終盤を迎え、一本の時計とじっくり向き合いたいとご相談を受けることも増えてきました。近年の高級腕時計市場では価格の上昇が続いていますが、400万円以内という現実的な予算の中にも、完成度・満足度ともに高い魅力的なモデルは数多く存在しています。
そこで今回は、400万円アンダーで手に入るおすすめ腕時計を5本厳選。ブランドの個性や機構の完成度、実用性といった観点から、専門店ならではの目線でセレクトしました。年末のご褒美や、長く付き合える一本を探す際の参考として、ぜひご覧ください。
ご興味ある時計がございましたら、この機会に是非インタレスト(再入荷希望)をご登録ください!
①【カルティエ】『タンクシノワーズ』「Ref.WGTA0088」

2022年に発表された世界限定150本の希少モデル【カルティエ】『タンクシノワーズ』「Ref.WGTA0088」 。『タンク』の系譜の中でも東洋的な美意識を取り入れたシノワーズは、東アジアの寺院などの入り口を着想源とし、縦枠の上に横枠を重ね、左右および上下に枠が張り出した独特のケースデザインが特徴です。
ケース素材には18Kイエローゴールドを採用し、コンパクトなサイズながら確かな高級感を演出。ローマンインデックスとレイルウェイミニッツを備えたクラシックなシャンパンカラーダイヤルに、ブルースチール針が美しく映えます。薄型ケースによる優れた装着感も魅力で、ドレスウォッチとしての完成度の高さが際立ちます。
ムーブメントには手巻きキャリバー「Cal.430 MC」を搭載し、機械式時計ならではの操作感を楽しめる点もポイント。限定150本のみの生産となるため市場での流通は極めて少なく、入荷の機会は非常に限られています。
400万円アンダーで検討できる金無垢の限定モデルとして、希少性とデザイン性を重視する方に、ぜひおすすめしたい一本です。
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👉https://commit-watch.co.jp/products/wden7yd6
②【ヴァシュロンコンスタンタン】『パトリモニー レトログラード デイ/デイト』「Ref.4000U/000R-B516」

パトリモニーコレクションならではの端正なラウンドケースと洗練されたプロポーションが、上品な印象を持つ【ヴァシュロンコンスタンタン】『パトリモニー レトログラード デイ/デイト』「Ref.4000U/000R-B516」。
ケース素材には18Kローズゴールドを採用し、温かみのある色調がクラシックな雰囲気を一層引き立てています。ダークブルーダイヤル上部にはレトログラード式の日付表示を配し、6時位置には曜日表示を配置。曲線を描きながら針が戻る独特の動きが、視覚的な楽しさを演出します。
ムーブメントには自社製自動巻き「Cal.2460 R31R7/3」を搭載し、高い精度と美しい仕上げを実現。シースルーバックからは、ジュネーブ・シールを取得したムーブメントの丁寧な仕上げを鑑賞することができます。
エレガントなデザインと実用性を兼ね備えながら、400万円アンダーで検討できる【ヴァシュロンコンスタンタン】のレトログラード搭載モデルとしては非常に魅力的な存在。クラシックな中に個性を求める方に、ぜひおすすめしたい一本です。
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👉https://commit-watch.co.jp/products/dzu3bcvk
③【オーデマピゲ】『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ』「Ref.26393CR.OO.A009CR.01」

ラウンドケースに八角形のミドルケースを組み合わせた独創的な構造により、角度によって表情を変える立体的な存在感を放つモデル【オーデマピゲ】『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ』「Ref.26393CR.OO.A009CR.01」。
ケース素材には18Kホワイトゴールドと18Kピンクゴールドのコンビネーションを採用し、シルバー文字盤との組み合わせによって、スポーティさとエレガンスを高い次元で両立しています。クロノグラフのレイアウトも整然としており、視認性とデザイン性のバランスに優れた仕上がりです。両面にカーブを描くサファイアクリスタル風防により、どの角度から見てもクリアで奥行きのある表情を楽しめる点も、本モデルならではの魅力といえるでしょう。
ムーブメントには自社製自動巻きクロノグラフキャリバー「Cal.4401」を搭載。フライバック機能を備え、操作性・実用性ともに非常に優れています。さらにこちらの個体には、通常は付属しない純正フォールディングバックルが装備されており、尾錠も付属品として揃っている点も大きなポイントです。
400万円アンダーで検討できる自社製クロノグラフモデルとして完成度は非常に高く、現代的なラグジュアリーウォッチを求める方に、ぜひおすすめしたい一本です。
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👉https://commit-watch.co.jp/products/m4amotzo
④【オーデマピゲ】『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ ボリショイ限定モデル』「Ref.15210BC.OO.A321CR.99」

ロシアのボリショイ劇場とのパートナーシップ10周年を記念し、2019年に世界限定99本で発表された特別モデル【オーデマ ピゲ】『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ ボリショイ限定モデル』「Ref.15210BC.OO.A321CR.99」。
『CODE 11.59』ならではの、ラウンドケースと八角形のミドルケースを組み合わせた立体的な構造を踏襲しながら、記念モデルならではの特別感が随所に感じられます。
ケース素材には18Kホワイトゴールドを採用し、深みのあるスモークブルーエナメルダイヤルとの組み合わせが、落ち着きと気品を兼ね備えた印象を演出。ダブルカーブサファイアクリスタル風防により、文字盤の奥行きや立体感がより一層引き立てられています。シンプルな3針レイアウトながら、洗練されたデザインが際立つ仕上がりです。
ムーブメントには自社製自動巻きキャリバーを搭載し、日常使いにも十分な実用性を確保。ローターにはボリショイ劇場の紋章がエングレーブされており、限定モデルならではの特別感を味わうことができます。生産数が99本に限られるため市場流通は非常に少なく、400万円アンダーで検討できる『CODE 11.59』の限定モデルとして、希少性とデザイン性の両面で魅力の高い一本といえるでしょう。
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👉https://commit-watch.co.jp/products/hr3fv9e9
⑤【ロレックス】『スカイドゥエラー』「Ref.326139」

【ロレックス】が誇る高度な機構を備えたコンプリケーションモデル『スカイドゥエラー』「Ref.326139」。本個体はブラックダイヤルにローマインデックスを配した仕様で、グレーがかったマットな質感の文字盤が、落ち着いた大人の雰囲気を演出しています。
ケース素材には18Kホワイトゴールドを採用し、スポーティさとラグジュアリー性を高次元で両立。ブラックダイヤルとのコントラストが全体を引き締め、新品状態の純正レザーベルトとの組み合わせによって、『スカイドゥエラー』の中でもひときわシックで洗練された佇まいに仕上がっています。
ムーブメントはキャリバー「Cal.9001」を搭載し、年次カレンダーとデュアルタイム表示を備えています。リングコマンドベゼルによって各機能を切り替えて操作できる点も大きな特徴で、実用性と革新性を高い次元で融合させた、ロレックスらしい完成度を誇ります。
市場での流通量が少なく、保証書を含む付属品が揃っている点も大きな魅力です。400万円アンダーで検討できるホワイトゴールド無垢のスカイドゥエラーとして、落ち着いた大人の一本をお探しの方に、ぜひおすすめしたいモデルです。
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👉https://commit-watch.co.jp/products/x2xb7ynq
まとめ
今回ご紹介した5本はいずれも、400万円アンダーという価格帯でありながら、各ブランドの技術力やデザイン性、そして所有する満足感をしっかりと味わえるモデルばかりです。限定仕様や独自機構、素材使いなど、それぞれに明確な魅力があり、単なる価格以上の価値を備えています。実用性、希少性、デザインの好みといった視点から比較しながら、ぜひ納得のいく一本を見つけていただければと思います。年末の時計選びの参考として、少しでもお役に立てば幸いです。
ではまた!






