時計業界最大の新作見本市『Watches and Wonders Geneva 2022』が2022年3月30日~4月5日の日程で開催されました。かつては『SIHH(ジュネーブ・サロン)』と呼ばれていた見本市。2022年は【ロレックス】や【パテックフィリップ】、【ヴァシュロンコンスタンタン】をはじめ、日本が世界に誇る【グランドセイコー】も初参加となり、世界中で高い注目度を集めております。
今回は『Watches and Wonders Geneva 2022』で発表された【チャペック】の主要新作モデルにフォーカスし、ご紹介していきたいと思います!
【出典】Watches and Wonders Geneva 2022
【出典】チャペック
①アンタークティック Frozen Star S
【新作の特徴】
▶2020年発売の「アンタークティック」のケース径「40.5mm」から「38.5mm」へとサイズ変更
▶地球上で最も希少な貴金属であるオスミウムから製作された「フローズン・スター(Frozen Star)」と呼ばれるダイヤルは、光の加減でブルーを帯びたグレーや白みがかったブルーなど様々な表情を見せる
▶世界限定38本の販売予定
【出典】チャペック
➁アンタークティック Passage de Drake Salmon S & Glacier Blue S
【新作の特徴】
▶2020年発売の「アンタークティック」のケース径「40.5mm」から「38.5mm」へとサイズ変更
▶「Stairway to Eternity(永遠への階段)」と名付けられ、非定型のトラぺゾイド(台形)モチーフを組み合わせたフランケ・ダイヤル
▶クイックチェンジシステムを搭載し、ラバー・ストラップまたはレザー・ストラップに簡単に取り換えることが可能
【出典】チャペック
➂アンタークティック ラトラパンテ Ice Blue
【新作の特徴】
▶2021年発売「アンタークティック ラトラパンテ」にアイスブルー文字盤が追加
▶クロノード社と共同で製作された自社製ムーブメント「Cal.SXH6」を搭載
▶ダイヤル側に配されたオープンワークのスプリットセコンドは世界初の試み
▶世界限定99本の販売
【出典】チャペック
➃フォーブル・ド・クラコヴィ Purple Panda
【新作の特徴】
▶2018年に登場した【チャペック】初のクロノグラフモデルにパープルの新色が追加
▶メタレム社と共同で開発され、交差する円形の線と浅浮き彫り、ひし形のギョーシェ彫りが施されている「レゾナンス・モチーフ」
▶世界限定18本の販売
【出典】チャペック
⑤フォーブル・ド・クラコヴィ California Blue
【新作の特徴】
▶グレイン仕上げの深くて濃いブルー、上半分のインデックスがローマ数字、下半分はアラビア数字となっているカリフォルニア・スタイルのダイヤルが追加
▶世界限定18本の販売
【出典】チャペック
まとめ
ここのところ当店でも問合せが多くなっている【チャペック】を取り上げてみました。
他ブランドと比較しても、かなり力の入ったラインアップだったと思います。2022年の『Watches and Wonders Geneva 2022』における新作発表で、印象が良かったブランドのひとつでもありました。とりわけ、人気の「アンタークティック」にケース径38.5mmが追加されたことに歓喜された方も多かったのではないでしょうか。
他にもお気付きの点があれば皆さま是非ともお教えいただけますと幸いです!
ではまた!