*出典元:https://www.nme.com/
映画やテレビなどで活躍する俳優の腕時計にフォーカスする「Actor’s Watch」。
第175弾の今回は、クリス・プラットの愛用時計をご紹介して参ります。
大ヒットシリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)の主役、宇宙のならず者「スターロード」役で人気が爆発したクリス・プラット。その後も『ジュラシックワールド』(2015)の恐竜愛に溢れた飼育員役で子供からの人気も獲得し、CGアニメ『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ではマリオ役の声優としても活躍の場を広げているのは皆さんご存知のことかと思います。
今回の「Actor’s Watch」は、そんなクリス・プラットの腕時計コレクションをご紹介して参りましょう。
ロレックス
デイトナ【Ref.116500LN】
*出典元:https://economictimes.indiatimes.com/
2019年1月、SNSで婚約を発表したクリス・プラットですが、そのお相手の名はキャサリン・シュワルツェネッガー。そう、彼女は『ターミネーター』(1984)でお馴染み、アーノルド・シュワルツェネッガーの娘。つまり、クリス・プラットはシュワちゃんの「義理の息子」になったワケです。
婚約の報告と共にSNSにアップされた二人のラブラブ写真。そこで彼が着用していたのは、ロレックス デイトナ(Ref.116500LN)でした。この時計は、彼がプライベートで着用している姿がたびたび目撃されている、オフタイムのお気に入りと思われる一本。婚約という人生のメモリアルに選んでいるくらいですから、彼の「最も愛用している腕時計」と言っていいでしょう。
カルティエ
サントス ドゥ カルテイェ【Ref.WGSA0030】
*出典元:https://www.esquire.com/
続いては2019年7月。ユニバーサルスタジオUSAの新アトラクション「ジュラシック・ワールド・ザ・ライド」のオープニングイベントに、映画『ジュラシック・ワールド』の主演俳優として登場したクリス・プラット。この時に彼が着用していた腕時計は、カルティエ サントス ドゥ カルティエ(Ref.WGSA0030)でした。
映画の役どころでも、スクリーンの外でも、どちらかと言えば「気のいい兄ちゃん」というイメージが強いクリス・プラットだけに、この腕時計のチョイスは意外でした。もしかしたら、アクションスターから、エレガントなダンディ俳優への脱皮を図ろうとしているのかと思いきや…
パネライ
ルミノール マリーナ【Ref.PAM01115】
*出典元:https://www.secondmovement.com/
2023年5月、ロサンゼルスで行われた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』のプレミアに登場したクリス・プラットが着けていたのは、パネライ ルミノール マリーナ(Ref.PAM01115)でした。やっぱりね。
クラシカルな青針が特徴の、世界限定70本の希少モデル。ネクタイに合わせて同色のベルトに交換しているのがオシャレです。おそらく本人ではなく、スタイリストさんのお手柄だと思いますが。でもやっぱり、アクションスターがパネライを着けていると、なんだかホッとしますね。鍛え上げられたガタイに、大ぶりのルミノール マリーナがひときわ映えております。
ルミノール 1950 GMT【Ref.PAM1441】
*出典元:https://www.orologioblog.net/
最後もやっぱりパネライから。2020年3月、クリス・プラットが声優を務めたピクサーのアニメ『2分の1の魔法』のプロモーションでのヒトコマ。ちなみに本作でクリス・プラットと共演したトム・ホランドは、映画の宣伝などで致命的なネタバレ発言をすることで知られ、映画ファンから「ネタバレ王子」という別名で呼ばれております。本作では、ネタバレ発言が出ないよう、トム・ホランドは公開直前まで完成した映画を見せてもらえなかったとか。
そんな「ネタバレ王子」と共に映画のイベントに登場したクリス・プラットが着用していたのは、パネライ ルミノール 1950 GMT チェラミカ(Ref.PAM1441)。1950年代のモデルをオマージュした、丸みのあるケースデザインが特徴のルミノール1950。ニットにジャケットを合わせたスタイルに、ブラックセラミックのパネライがカジュアルな雰囲気を演出しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
カルティエのサントスを着けている姿を見て、最初は「見た目に似合わず、エレガントな時計を着けてるじゃん」と上から目線で思ったものの、最後はやはりパネライに落ち着くのがアクションスター。義理の父であるアーノルド・シュワルツェネッガーの時計趣味も大きく影響しているような気がしてなりません。
*出典元:https://www.thestar.com.my/
そんなクリス・プラットの最新作は『ザ・ガーフィールド・ムービー(邦題未定)』(2024)。日本でも人気の猫キャラ、ガーフィールドの声を演じています。ちなみにガーフィールドの父、ヴィックを演じているのはサミュエル・L・ジャクソン。シュワルツェネッガーといい、サミュエルといい、公私に渡ってパンチの効いた父親に縁があるようです。
クリス・プラットと言えば、やはり『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの主役「スターロード」が最大のハマり役。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(2023)で物語は完結しましたが、インタビューなどでは、彼はスターロード役を再び演じる事について「あり得る」と答えています。
というワケで、しばらくは80年代のヒット曲でも聴きながら、スターロードの復活を気長に待ちたいと思います。
ではまた!