高級腕時計をお持ちの方もそうでない方も、誰もが一度は「どのモデルが人気なんだろう?」と考えたことがあるかと思います。「人気の王道モデルが欲しい!」「人と被らないモデルが欲しい!」など、皆様それぞれの動機があるなか、実際にどれが人気なのか!?は、リアルタイムに情報を得なければなかなか手に入りません。
そこで今回は高級腕時計の代名詞【パテックフィリップ】のモデルを対象に、2025年下半期のコミット銀座(以下:当店)取り扱い数上位5本を公開いたします!是非とも皆様も一緒にランキングを想像しながら、楽しんでご覧ください。
第5位
アクアノート エクストララージ「Ref.5167/1A-001」
第5位には、2008年に追加発表されたSS(ステンレススチール)ブレスレット仕様の『アクアノート エクストララージ』「Ref.5167/1A-001」がランクイン。
「Ref.5167A-001」とはブレスレット部分の仕様違いとなるこちらですが、トロピカルバンド仕様のモノに比べてラグジュアリー感があり、よりビジネスシーンにおいて使用しやすくなっています。別売りされているトロピカルバンドを購入して交換することも可能ですので、飽きずに使用出来るのも嬉しいポイントですね。徐々に価格が高騰してきている印象ですので、こちらも狙っていた方はお早めに手にすることをご検討ください!
第4位
カラトラバ「Ref.5226G-010」
第4位には、シンプルなデイト付きの三針モデルとして”Watches & Wonders Geneva 2022″で発表された『カラトラバ』「Ref.5226G-001」がランクイン。
ブラックグラデーションのテクスチャード文字盤に、アプライドのアラビア数字インデックスを配したこちらは、ヌバック仕上げのカーフスキンベルトや、注射器を連想させるシリンジ型の針がヴィンテージの雰囲気を纏った一本。また、ベゼル装飾として採用されることの多かった”クルー・ド・パリ”装飾を、ケースサイドに施すなど、細部へのこだわりも見られます。搭載ムーブメント「Cal.26-330 S C」においては、ハック機能(ストップセコンド)や、日付変更禁止時間帯がなくなった、利便性の高いモノが採用されています。デザイン性、機能性にも優れた魅力的なモデルとなっていますので、一度実機を見てその良さを実感していただきたいモデルの一つです。
第3位
アクアノート トラベルタイム「Ref.5164A-001」
第3位には、2011年に登場したSS(ステンレススチール)ケース仕様の『アクアノート トラベルタイム』「Ref.5164A-001」がランクイン。
“トラベルタイム機能”を有したムーブメント「Cal.324 S C FUS」を搭載したこちらは、2つのタイムゾーンを同時に表示することが可能で、海外渡航をする方にとっては特に利便性の高い仕様となっています。インパクトがある40.8mmのケース径×10.2mmのケース厚にブラック・エンボス加工が施された文字盤の組み合わせは、一見すると主張が控えめながらも、着用するとその存在感は抜群。スポーティーな雰囲気、且つシンプルなカラーリングにまとめられていることで、オンオフ問わず着用できる点が人気足る所以でしょう。
第2位
アクアノート「Ref.5167A-001」
第2位には、2007年の登場以来、今なお販売されているロングセラーモデル『アクアノート』「Ref.5167A-001」がランクイン。
“クロノグラフ”、”トラベルタイム”など、魅力的なデザインや機能を持ったモデルもございますが、デイト表示のみの三針モデルは、そのシンプルなデザイン故に飽きずに長くお使いいただける不動のモデルです。ケース径40.8mmの程よい大きさと、ケース厚8.1mmという腕馴染みの良さは、スーツなどのフォーマルな装いはもちろんのこと、オフの日のカジュアルスタイルにも合わせやすいサイズ感となっています。二次流通市場の価格も安定しており、資産性にも優れた一本として高い注目を集めています。
第1位
ノーチラス プチコンプリケーション「Ref.5712/1A-001」
栄えある第1位には、『ノーチラス』生誕30周年記念となる2006年に発表された『ノーチラス プチコンプリケーション』「Ref.5712/1A-001」がランクイン。
前モデル「Ref.3712/1A-001」から、デザインやムーブメント自体の変更はされておらず、ムーブメントの規格が”ジュネーブ・シール”から”パテック・シール”へ、ブレスレットのコマが”ネジ式”から叩いて抜く”ピン式”へと変更になっています。人気の三針『ノーチラス』に続く形で廃盤となったことで、徐々に二次流通での市場価格も高騰してきていますので、気になっていた方はお早めに手にしておくことをオススメいたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
やはり『ノーチラス』『アクアノート』強し、といった結果になりましたが、従来のカラトラバとは趣の異なる『カラトラバ』がランクインしてきましたね。ただ、二次流通市場においては、未だに『ノーチラス』『アクアノート』が圧倒的な強さを持っており、廃盤となった影響もあり、全体的に価格が押し上げられています。廃盤モデルは今後より一層個体数が減っていきますので、ピン!ときた方はお早目に手にしておくことをオススメいたします。
本記事が皆さまの売買における参考になれば幸いでございます。次回以降の取り扱い数ランキングもお楽しみにお待ちください!