高級腕時計をお持ちの方もそうでない方も、誰もが一度は「どのモデルが人気なんだろう?」と考えたことがあるかと思います。「人気の王道モデルが欲しい!」「人と被らないモデルが欲しい!」など、皆様それぞれの動機があるなか、実際にどれが人気なのか!?は、リアルタイムに情報を得なければなかなか手に入りません。

そこで今回は、【ロレックス】の6桁モデル(近年に発売された型番が6桁のモデル)を対象に、2025年下半期のコミット銀座(以下:当店)取り扱い数上位5本を公開いたします!是非とも皆様も一緒にランキングを想像しながら、楽しんでご覧ください。

 

 

第5位

サブマリーナー「Ref.126610LV」

第5位は、初代グリーンサブマリーナー「Ref.16610LV」と同様に、グリーンベゼル×ブラック文字盤の組み合わせで2020年に登場した『GMTマスターⅡ』「Ref.126610LV」がランクイン。

先代「Ref.116610LV」の40mmケースから、41mmへと変更され、ラグは1mm、ブレス幅も1mm太くなり、よりインパクトが増しています。また、針が太く、長くなり、ムーブメントもパワーリザーブ約70時間を誇る「Cal.3235」へとスペックアップするなど、実用性も抜群に向上しています。デザイン性に優れた”グリーンサブ”が更なる飛躍を遂げたことで、実需ともに【ロレックス】の顔となりつつあるモデルの一つです。

 

 

第4位

サブマリーナー「Ref.126610LN」

第4位は、2020年に登場した現行『サブマリーナー』「Ref.126610LN」がランクイン。

SS(ステンレススチール)のケース・ブレスレットに、ブラックの文字盤・ベゼルと、シンプルなデザインになっているため、オンオフ問わず使いやすく、万人から愛されています。レアなポイントなどは見られないものの、入荷してもすぐ販売に繋がる程の需要があるため、資産性にも十分期待出来ます。また、ダイバーズウォッチならではの防水性や堅牢性の他、視認性も高くなっておりますので、【ロレックス】の中でも日常使いに最適なモデルと言えるのではないでしょうか。

 

 

第3位

デイトナ「Ref.116500LN」ホワイト文字盤

第3位には、圧倒的なリセールバリューと知名度を誇り、『デイトナ』の中でも過去最高傑作との呼び声も高い、2016年発表の「Ref.116500LN」白文字盤がランクイン。

ベゼルの素材がステンレスからセラクロムへと変わり、よりメリハリがついたことで精悍な印象となったこちらは、皆さんご存知の通り爆発的な人気モデルとなりました。そんな同モデルは、2023年の”Watches and wonders Geneva”にてディスコン(廃盤)となり、後継機「Ref.126500LN」が登場。大きな話題を集めたことが記憶に新しいかと思います。しかしながら、過去最高傑作の名は伊達ではなく、未だに根強い支持を得ており、TOP5にランクインしました。まだまだ、高級腕時計市場全体の動きに直結してくる中心モデルに違いありませんので、気になる方は引き続き動向をチェックしておきましょう。

 

 

第2位

GMTマスターⅡ「Ref.126710GRNR」

第2位には、2024年に登場したブラック×グレーのセラクロムベゼルを搭載した『GMTマスターⅡ』「Ref.126710GRNR」がランクイン。

シックなベゼルカラーに「Ref.116710LN」を踏襲した”GMT MASTERⅡ”のレターや、GMT針にコーポレートカラーのグリーンを採用するなどのアクセントが加えられたこちらは、2023年のイエローロレゾール(コンビ)素材の「Ref.126713GRNR」、無垢素材の「Ref.126718GRNR」の発表に続いて、満を辞して登場しました。『GMTマスター』というと、カラフルなベゼルカラーが人気な傾向にありますが、こちらのような落ち着いたカラーリングの使い勝手が良いと、多くの方から支持を受けた結果の表れと言えるでしょう。

 

 

第1位

デイトナ「Ref.126500LN」

栄えある第1位には、『デイトナ』誕生60周年となる2023年に満を持して登場した「Ref.126500LN」がランクイン。

こちらは、金無垢、ロレゾールモデルともにフルモデルチェンジした第七世代の『デイトナ』で、セラクロムベゼルのフチにケースと同一素材のメタルを採用した点が大きな特徴となっています。また、”エルプリメロ”で知られる「Ref.16520」を彷彿とさせるダイヤルデザインは、先代「Ref.116500LN」に比べてシャープな印象となっています。このベゼルとダイヤルの組み合わせは、ヴィンテージモデルで最も人気がある手巻きデイトナを連想するのではないでしょうか。また、ムーブメントについても刷新されており、20年以上活躍した名機「Cal.4130」から、耐久性とエネルギー効率を高めた「Cal.4131」にブラッシュアップされています。王道モデルならではの魅力が詰まった一本です。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

やはり巷で人気が高いと囁かれている『デイトナ』強し、といった結果ではありましたが、『GMTマスターⅡ』や『サブマリーナー』などの人気モデルもしっかりとランクインしてきましたね。

今回ご紹介したような【ロレックス】の6桁モデルは、非常に人気が高いが故に価格変動も激しくなっております。買い時、売り時を見極めるのは難しいことかと存じますので、売買をご検討の際は、まず当店までお気軽にご相談ください。お客様のご要望や状況に応じて、適切にアドバイスさせていただきます。

本記事が皆さまの売買における参考になれば幸いでございます。次回以降の取り扱い数ランキングもお楽しみにお待ちください!

監修者のプロフィール

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コミット銀座

2015年の会社設立以来、"高く買い、安く売る"をモットーに、顧客第一主義を徹底。価格面におけるメリットのみならず、お客様が安心して買い物出来る環境づくり、お客様に最適な時計の提案も実現。
徐々にお客様からの信頼も得て、多くの顧客様を抱えることに成功。高い知識を要するヴィンテージロレックスや、パテックフィリップを始めとするハイエンド商材の取り扱いを得意とする、新進気鋭の高級腕時計専門店。

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