インターネット上での商品購入が当たり前となっている昨今。高級腕時計も例外ではございません。当店においても、ホームページ(以下:HPと表記)で公開している情報を、事前に検索して来店される方や、そのままインターネット上で購入される方も多数いらっしゃいます。実際に、アクセス数が多い商品に関しては即販売に至っているケースがほとんど。このことからも、市場での注目度や人気の度合いを測るうえで、HPアクセス数は重要な指標となるのです。
そこで、当店の直近半年間におけるアクセス数上位5本を、ブランド毎に複数回に渡ってご紹介していきたいと思います。こちらのランキングに注目し、是非とも実需の高いモデルを見極めるひとつの知見にしていただければと思います。
今回は、高級腕時計の代名詞【オーデマピゲ】のモデルにフォーカスを当て、ご紹介していきます!ぜひ最後までお楽しみください。
第5位
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ「Ref.15210OR.OO.A028CR.01」
第5位には、2019年登場の【オーデマピゲ】新コレクション『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック』「Ref.15210OR.OO.A028CR.01」がランクイン。
一般的なラウンド型時計に見えるこちらですが、実はケースが3層構造となっており、同ブランドを象徴する”八角形”をミドルケースに採用しています。グラデーションがかった文字盤には、光の反射が放射状に広がるサンバースト仕上げが施され、美しく妖艶な雰囲気を演出していますね。更には、パワーリザーブ約70時間を誇る自動巻ムーブメント「Cal.4302」を搭載し、28,800振動というハイビートで高い精度も実現しています。文字盤のブルーと18KPG(ピンクゴールド)ケースの組み合わせが、エレガントな印象を与える一本です。
第4位
ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン「Ref.15202ST.OO.1240ST.01」
第4位には、『ロイヤルオーク』誕生40周年を記念した復刻モデル『ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン』「Ref.15202ST.OO.1240ST.01」がランクイン。
こちらは、1972年発表のファーストモデル「Ref.5402」と同様の39mmケース、薄型の自動巻ムーブメント「Cal.2121」を搭載した、人気の復刻モデルです。当時と同じ仕様のプチタペストリーパターンや6時位置の”AP”ロゴを見る限り、まさにロイヤルオークファンのための時計と言えるでしょう。”39mm”と言えば今でこそ一般的なケースサイズではありますが、当時は非常に大きかったことから、”ジャンボ”と呼称され、その名残がこちらのモデル名にも継承されています。復刻モデルにも関わらず、古さを感じさせないモダンなデザインへと昇華しており、非の打ち所がない完成された一本と言えるでしょう。
第3位
ロイヤルオーク オートマティック「Ref.15500ST.OO.1220ST.03」

第3位には、【オーデマピゲ】不動の人気モデル『ロイヤルオーク』から、2019年に登場した「Ref.15500ST.OO.1220ST.03」がランクイン。
先代モデル「Ref.15400」からグランドタペストリーパターンは継承しつつも、インデックスが太くなったことで視認性が向上されたこちらは、文字盤6時位置のAUTOMATIC表記がなくなり、スッキリした見た目へと刷新されました。ケース径は41mmと、その存在感は抜群ながらブレスレットの装着感は非常に良くなっており、是非一度着用してみていただきたい一本です。現在は、相場が比較的落ち着いていますので、狙っていた方は今がチャンスかもしれません。
第2位
ロイヤルオーク オートマティック「Ref.15550ST.OO.1356ST.06」
第2位には、SS(ステンレススチール)×ナイトブルー文字盤の組み合わせが人気を博している『ロイヤルオーク オートマティック』「Ref.15550ST.OO.1356ST.06」がランクイン。
先代モデル「Ref.15450」からダイヤルデザインが変更となり、12時位置のAPロゴ、6時位置の”AUTOMATIC”表記が無くなったことで、すっきりしたデザインになっています。ブルー文字盤が特に人気の『ロイヤルオーク』ですが、こちらのナイトブルー文字盤は従来のモデルに使用されていたブルーより深い色味で落ち着いた印象を周りに与えるため、オンオフ兼用で使用される方も多いのではないでしょうか。またムーブメントには、前モデルで採用されていた「Cal.3120」からブラッシュアップされた自社製新ムーブメント「Cal.5900」を搭載しており、そのパワーリザーブは約60時間を誇ります。実用性も高く、資産価値も高いと、言うこと無しの魅力的な一本です。
第1位
ロイヤルオーク オートマティック「Ref.15450ST.OO.1256ST.01」
栄えある第1位には、『ロイヤルオーク』誕生40周年記念として、2012年に登場した「Ref.15450ST.OO.1256ST.01」がランクイン。
グランドタペストリーパターンのシルバーダイヤルが爽やかな印象のこちらは、ケース径37mmと、少し小ぶりなサイズで日本人には腕馴染みの良い一本となっています。また【オーデマピゲ】の基幹ムーブメントにあたる「Cal.3120」を搭載しており、パワーリザーブは約60時間と、デザインのみならず、実用性も抜群。「Ref.15450ST」は、ブルー、グレー、シルバーと3色展開となっていますが、どのモデルもオンオフ問わず活躍してくれますので、ご自身のスタイルに合わせて選ばれるのが良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
【オーデマピゲ】と言えば、やはり『ロイヤルオーク』ということで、ランキングのほとんどを歴代のモデルで埋め尽くしていましたが、その中に食い込んできたのは、『CODE 11.59』。やはりこのグラデーション掛かったブルー文字盤と18KPG(ピンクゴールド)ケースとのコントラストや、希少性といったところに惹かれた方が多かったのでしょう。これは『ロイヤルオーク』1強の時代が変わりそうな予感がしてきますね!
本記事が皆さまの売買における参考になれば幸いでございます。次回以降のアクセス数ランキングもお楽しみにお待ちください!