本日は【2023年度版】機械式腕時計 “おすすめ『イエローゴールド』モデル8選”をお送りいたします。
時計の印象を大きく左右する”素材”。そんな”素材”は、時計の印象(表情)だけでなく、耐傷性や重量までもを大きく左右するため、時計を選ぶ際の重要なポイントでもございます。
そこで全5回に渡り、オススメの”コンビネーションモデル”、”ホワイトゴールドモデル”、”ローズゴールドモデル”、”イエローゴールドモデル”、”プラチナモデル”をご紹介していきたいと思います。
第4回目となる今回は、”イエローゴールド”モデルから、厳選した”8本“をご紹介していきますので、是非とも最後までお楽しみください。
*2023年7月時点の当店販売価格を参考に作成しております。
- ①【ロレックス】『デイトナ』「Ref.16528」
- ➁【A.ランゲ&ゾーネ】『ランゲマティック パーペチュアル』「Ref.310.021」
- ③【パテックフィリップ】『カラトラバ』「Ref.5196J-001」
- ④【オーデマピゲ】『ロイヤルオーク フロステッドゴールド “キャロリーナブッチ”』「Ref.15454BA.GG.1259BA.02」
- ⑤【ロレックス】『デイデイト』「Ref.128238A」グリーンオンブレ文字盤
- ⑥【パテックフィリップ】『ワールドタイム』「Ref.5110J-001」
- ⑦【パテックフィリップ】『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』「Ref.3970EJ」
- ⑧【ロレックス】『デイトナ』「Ref.6263/8」
- ◆ まとめ
①【ロレックス】『デイトナ』「Ref.16528」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-el-primero-318373/
1本目は、1988年の登場以来、その完成されたデザインで長きに渡りクロノグラフの王様とも呼ばれている『デイトナ』から、金無垢モデルの「Ref.16528」をご紹介。
ムーブメントに【ゼニス】社製の”エルプリメロ”をブラッシュアップした「Cal.4030」を搭載し、その名の通り”エルプリメロ”の愛称で広く知られているこちらは、製造された年代により通称”逆6”と呼ばれる個体(12時間積算計の”6”が反転して”9”に見える)や、夜光塗料にトリチウムが使用された個体、バックルの仕様が異なる個体、”ポーセリン”と呼ばれる文字盤がエナメル調の個体など、その一本一本が唯一無二の輝きを放ちます。資産性もさることながら、率直にカッコイイ一本は、まさに一生モノとして強くおすすめできるモデルです。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-el-primero-318373/
●概算予算 6,800,000円前後
➁【A.ランゲ&ゾーネ】『ランゲマティック パーペチュアル』「Ref.310.021」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/lange-matic-315438/
2本目は、アウトサイズデイトと永久カレンダーの両機構を初めて搭載した機械式時計としても知られている、2001年発表の『ランゲマティック パーペチュアル』「Ref.310.021」。
こちらは、18KYG(イエローゴールド)ケース×クラシカルな印象のローマンインデックスとレイルウェイミニッツを配したシルバー文字盤の組み合わせが、高級感漂うモデルです。ダイヤル上にシンメトリーに配された永久カレンダーとムーンフェイズはとても美しく、【A.ランゲ&ゾーネ】の哲学を堪能できますね。美しい仕上げが施された自社製自動巻きムーブメント「Cal.L922.1」をケースバックから鑑賞することもでき、上品さとエレガントさを兼ね備えた至極のドレスウォッチと言えるでしょう。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/a-lange_and_sohne/lange-matic-315438/
●概算予算 6,800,000円前後
③【パテックフィリップ】『カラトラバ』「Ref.5196J-001」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/calatrava/calatrava-179028/
続いてご紹介するのは、【パテックフィリップ】の伝統的なデザインを受け継いで誕生した『カラトラバ』「Ref.5196J-001」。
「Ref.3796」の後継機として2004年に誕生したこちらは、18KYG(イエローゴールド)ケース×ドルフィン針×バーインデックスを配したシルバー文字盤の組み合わせが、クラシカルな印象で、ドレスウォッチの名作とも称される一本。37mm径の絶妙なケースサイズに、王道とも言えるシンプルなスモールセコンドを備え、長く受け継がれてきた【パテックフィリップ】の伝統を感じることができます。特にケースサイドのフォルムの美しさは、ぜひとも一度手に取ってご覧いただきたいです。残念ながら2022年にディスコン(廃番)となりましたが、ドレスウォッチをお探しの方は、選択肢の一つに加えていただきたいおすすめモデルです。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/calatrava/calatrava-179028/
●概算予算 3,000,000円前後
④【オーデマピゲ】『ロイヤルオーク フロステッドゴールド “キャロリーナブッチ”』「Ref.15454BA.GG.1259BA.02」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak/royal-oak-frosted-gold-selfwinding-304479/
続いてご紹介するのは、フィレンツェのジュエリーデザイナー”キャロリーナ・ブッチ”と【オーデマピゲ】がコラボレーションで発表した、2018年登場の世界300本限定モデル『ロイヤルオーク フロステッドゴールド “キャロリーナブッチ”』「Ref.15454BA.GG.1259BA.02」。
こちらのケース、ブレスレットに使用されている18KYG(イエローゴールド)の表面は、鍛金技法でつや消し加工が施された、通称”フロステッド加工”が採用されています。光の当たり加減によって異なる表情を見せてくれるミラー文字盤との組み合わせが、より一層高級感を引き立ててくれますね。37mm径の腕馴染みの良いサイズ感、フロステッドゴールドの圧倒的なラグジュアリー感は、このモデルならでは。ぜひ皆さんの目でその美しさを体感してみてはいかがでしょうか。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak/royal-oak-frosted-gold-selfwinding-304479/
●概算予算 16,000,000円前後
⑤【ロレックス】『デイデイト』「Ref.128238A」グリーンオンブレ文字盤
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/day-date/day-date-316111/
続いては、【ロレックス】の最上級モデルに位置付けされている『デイデイト』より、美しいグリーンオンブレ文字盤が目を引く、2019年発表の「Ref.128238A」。
こちらは、中心に向かって明るくグラデーションになったグリーンオンブレ文字盤と、華やかな印象の18KYG(イエローゴールド)ケース・ブレスレットの組み合わせが美しい、近年発表された『デイデイト』の中でも高い人気を誇っている一本。プレジデントブレスやフルーテッドベゼル、文字盤インデックスに配されたダイヤモンドが高級感をより一層引き立て、これらの高いデザイン性はもちろんのこと、パワーリザーブ約70時間の「Cal.3255」を搭載し、機能性も抜群となっております。【ロレックス】最高峰のコレクションとして相応しい品質を堪能できる、おすすめのモデルです。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/day-date/day-date-316111/
●概算予算 6,500,000円前後
⑥【パテックフィリップ】『ワールドタイム』「Ref.5110J-001」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/patek-philippe-other/worldtime-43/
続いてご紹介するのは、世界主要都市の時刻が瞬時に判別可能な『ワールドタイム』「Ref.5110J-001」。
中央にある時分針がメインの時刻表示、外周にあるディスクが世界主要都市の時刻表示という画期的な仕様のこちらには、1920年代~1960年代にジュネーブで活躍した独立時計師”ルイ コティエ”の開発による「Cal.515 HU」をベースに製作されたムーブメント「Cal.240 HU」が搭載されております。もちろん機能性だけでなく、リーフ針と美しいギョーシェ彫りが施された文字盤には、見る者を魅了する美しさがあります。【パテックフィリップ】のアイデンティティの一つとも言えるモデルで、人とは異なるドレスウォッチをお探しの方に是非おすすめしたい一本です。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/patek-philippe-other/worldtime-43/
●概算予算 4,500,000円前後
⑦【パテックフィリップ】『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』「Ref.3970EJ」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/patek-philippe-other/perpetual-calendar-173845/
続いてご紹介するのは、1986年頃から2004年頃まで製造されていた『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』「Ref.3970」。
こちらの「Ref.3970」は、製造初期のインデックスはバトン型、針はリーフ型、後期になるとインデックスはトライアングル型、針はバトン型に変更されるなど、多くのマイナーチェンジが行われているモデルです。特に、裏蓋は重要なポイントで、第一世代はスナップバック(はめ込み式)、第二世代はスクリューバック(ねじ込み式)、第三世代はシースルーバック(クローズドバック付き)となっています。文字盤にはパーペチュアルカレンダー機構とクロノグラフ機構がバランス良く配されており、この美しさには誰もが圧倒されてしまうのではないでしょうか。数ある【パテックフィリップ】のモデルの中でも、上がり時計の候補としておすすめしたいモデルです。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/patek-philippe-other/perpetual-calendar-173845/
●概算予算 20,000,000円前後
⑧【ロレックス】『デイトナ』「Ref.6263/8」
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vintage_rolex/daytona-2/
最後にご紹介するのは、『デイトナ』第三世代の金無垢モデル「Ref.6263/8」。
こちらの「Ref.6263/8」は、数あるヴィンテージモデルの中でも、最も人気で希少性の高いモデルのひとつである手巻き『デイトナ』であり、既にオークションピース化していることは、ご存知の方も多いかと思います。前モデルからプッシュボタンがねじ込み(スクリューダウン)式に変更となり、防水性は30mから50mへとスペックアップしました。後継モデルにはない独特のオーラがあり、【ヴィンテージロレックス】の中でも存在感は一際抜群。【ロレックス】愛好家の方なら一度は憧れるであろう、コレクター垂涎のモデルとなっています。金無垢の手巻き『デイトナ』は、当店でも極めて取扱いが少ないレアピースとなっていますので、仮に入荷した際は迷わず購入されることをおすすめいたします。
*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vintage_rolex/daytona-2/
●概算予算 30,000,000円前後
まとめ
いかがでしたでしょうか。
18KYG(イエローゴールド)は、その色味の華やかさ故に敬遠される方も多くいらっしゃいましたが、近年では敢えてチョイスされる方が非常に多くなってきました。過去最高水準まで高騰している金相場ということもあり、SS(ステンレススチール)モデルに比べて割安感があることも需要増大の要因の一つかもしれません。これからの暑い季節に、腕元を飾る一本としてぜひ選んでみてはいかがでしょうか。
どのモデルを選んだら良いか「分からない」「悩んでしまうな」なんて方!当店には知識豊富なスタッフが常駐しており、デザイン、機能、予算などに合わせて、的確にアドバイスさせていただきますので、まずはお気軽にご相談いただければ幸いです。
今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となることを願っております。
ではまた!