本日は【2023年度版】機械式腕時計 “おすすめ『コンビネーション』モデル8選”をお送りいたします。

時計の印象を大きく左右する”素材”。そんな”素材”は、時計の印象(表情)だけでなく、耐傷性や重量までもを大きく左右するため、時計を選ぶ際の重要なポイントでもございます。

そこで全5回に渡り、オススメの”コンビネーションモデル”、”ホワイトゴールドモデル”、”ローズゴールドモデル”、”イエローゴールドモデル”、”プラチナモデル”をご紹介していきたいと思います。

第1回目となる今回は、”コンビネーション”モデルから、厳選した”8本“をご紹介していきますので、是非とも最後までお楽しみください。

*2023年7月時点の当店販売価格を参考に作成しております。

①【ヴァシュロンコンスタンタン】『オーヴァーシーズ クロノグラフ』「Ref.5500V/000M-B074」

*出典元:https://www.thewatchbox.com/shop/Vacheron-Constantin-Overseas-5500V-000M-B074.html

初めにご紹介するのは、2017年のSIHHで発表された人気ラグジュアリースポーツモデル『オーヴァーシーズ クロノグラフ』「Ref.5500V/000M-B074」

ベゼル、リューズ、プッシャー、インデックス、針に採用された18KPG(ピンクゴールド)と、ブラウンのアリゲーターストラップの組み合わせは、同系色のアースカラーということもあって相性は抜群。コンビネーションモデルに見られる華やかさはさほど強くなく、上品な仕上がりとなっています。同モデルは既にディスコン(廃番)となっていますが、【ヴァシュロンコンスタンタン】自体がコンビネーションモデルをほとんど製作していないということもあり、流通量は極めて少なく、「『オーヴァーシーズ』は欲しいけど、他の人と被りたくない」という方には特にオススメしたい1本です。

*出典元:https://luxwatch.ua/watch-news/view/4018

●概算予算 5,500,000円前後

➁【カルティエ】『サントス ドゥ カルティエ』「Ref.W2SA0006」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/cartier/santos-6/

続いては、【カルティエ】の中でも1、2位を争う人気を誇る『サントス ドゥ カルティエ』のコレクションより「Ref.W2SA0006」をご紹介。

ベゼルおよび『サントス』特有のビス(ブレスレット部分のみ)に、18KYG(イエローゴールド)を採用し、ローマンインデックスを配したホワイト文字盤とのコントラストが高級感溢れるこちらは、”クイックスイッチシステム”によって、工具無しで簡単にストラップを付け替え出来る仕様となっております。リューズに配されたカボションと、ブルースチール針がアクセントになり、【カルティエ】らしい上品さと、嫌味の無いエレガントな印象を与えるコンビネーションモデルです。

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/cartier/santos-6/

●概算予算 1,200,000円前後

③【オーデマピゲ】『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ』「Ref.26393CR.OO.A002KB.01」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/code-11-59/code-11-59-by-audemars-piguet-276297/

続いてご紹介するのは、スモークグレーのダイヤルがシックな印象の『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ』「Ref.26393CR.OO.A002KB.01」。

こちらは、オクタゴンのミドルケース、インデックス、針に18KPG(ピンクゴールド)が採用されていますが、正面から見るとコンビネーションモデルには見えないデザインとなっています。夏場はテキスタイルモチーフのラバー加工が施されたストラップ、冬場はアリゲーターストラップに換装して楽しめるのもポイントですね。18KPG(ピンクゴールド)が控えめに使用されているということもあり、オフはもちろん、ビジネスユースしやすいコンビネーションモデルではないでしょうか。

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/code-11-59/code-11-59-by-audemars-piguet-276297/

●概算予算 5,500,000円前後

④【オーデマピゲ】『ロイヤルオーク』「Ref.14790SA」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak/royal-oak-295984/

続いてご紹介するのは、【オーデマピゲ】のアイコンウォッチ『ロイヤルオーク』より、1992年に登場した「Ref.14790SA」。

オクタゴンベゼル、ブレスレットのリンク、インデックス・針に18KYG(イエローゴールド)を使用し、デザインのアクセントとなっているこちらは、その生産期間の前期と後期でバックルの仕様が変更されるなど、マイナーチェンジが多いモデルでもあります。腕馴染みの良い36mmケースが人気で、その内部には【ジャガールクルト】の「Cal.889/2」をベースに改良されたムーブメント「Cal.2225」を搭載しています。ダイヤルは、落ち着いた印象のグレー、華やかな印象のシャンパン、爽やかな印象のホワイトがラインアップされていますので、お好みのカラーをチョイスしてみてはいかがでしょうか。

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/audemars_piguet/royal-oak/royal-oak-295984/

●概算予算 3,000,000円前後

⑤【パテックフィリップ】『ノーチラス』「Ref.3800/1JA」

パテックフィリップ ノーチラス-3*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/nautilus/nautilus-31/

続いては、1981年頃~2005年頃まで製造されていたロングセラーモデルで、初代『ノーチラス』「Ref.3700」をやや小ぶりにしたサイズ感が特徴の「Ref.3800」。

ベゼル、ブレスレットのセンターリンク、インデックス、針に18KYG(イエローゴールド)を採用し、ブルー文字盤が引き立つカラーコントラストのこちらは、発売当初、振動数28,800の「Cal.335 SC」を搭載していましたが、1992年頃にあえて振動数を21,600に落とし、安定性を重視した「Cal.330 SC」へと変更されているのも面白いところ。人気の高い『ノーチラス』の中でも価格は抑えられていますので、狙い目な1本ではないかと思います。

パテックフィリップ ノーチラス-6*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/nautilus/nautilus-31/

●概算予算 7,000,000円前後

⑥【パテックフィリップ】『ノーチラス プチコンプリケーション』「Ref.5712GR-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/nautilus/nautilus-234040/

6本目は、2012年~2015年頃までの僅かな期間に製造され、極めて短命となった『ノーチラス』では珍しいコンビネーションモデル「Ref.5712GR-001」

こちらは、ベゼル、フラッシュフィット、インデックス、針に18KRG(ローズゴールド)、ケース素材に18KWG(ホワイトゴールド)を採用し、ブラウンがかったグレー文字盤との組み合わせが上品な大人の印象を与えるモデルです。通常コンビネーションというと、SS(ステンレススチール)×ゴールド素材で製作されることが多いですが、あえて2種類のゴールド素材を使うところに、【パテックフィリップ】の美学を感じることができますね。周りの人とは異なる『ノーチラス』をお求めの方にぜひオススメしたい1本です。

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/nautilus/nautilus-234040/

●概算予算 12,000,000円前後

⑦【パテックフィリップ】『ノーチラス クロノグラフ』「Ref.5980/1AR-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/nautilus/nautilus-106/

2013年から製造されている、SS(ステンレススチール)×18KRG(ローズゴールド)のコンビネーションモデル『ノーチラス クロノグラフ』「Ref.5980/1AR-001」

こちらは、ベゼル、ブレスレットのセンターリンク、インデックス、針に18KRG(ローズゴールド)、ケース素材にSS(ステンレススチール)が採用され、ブルーグラデーション文字盤との組み合わせが大人の色気を持つコンプリケーションモデルです。なんと言っても、光の加減によって”ダークネイビー”や、”光沢感がある鮮やかなブルー”など、異なる表情を見せてくれる文字盤が最大の特徴。市場への出回りが非常に少ないモデルでもあり、コンビネーションモデルの最高峰と言える1本ではないでしょうか。

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/nautilus/nautilus-106/

●概算予算 16,000,000円前後

⑧【ロレックス】『デイトナ』「Ref.16523」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-el-primero-304253/

最後にご紹介するのは、1988年頃~2000年頃まで製造されていた、エルプリメロのコンビネーションモデル『デイトナ』「Ref.16523」

SS(ステンレススチール)を使用した「Ref.16520」のダイヤルバリエーションはブラック、ホワイトのみとなっていますが、「Ref.16523」は、ブラック、ホワイトだけでなく、他にもシャンパン、グレー、シェルなど、幅広いラインアップがございます。こちらのバーインデックスが配されたブラックダイヤルは、インダイヤルとベゼルのゴールドカラーとの組み合わせが、男性なら誰しもがカッコイイと思う仕様ではないでしょうか。18KYG(イエローゴールド)を素材に使っているにも関わらず、SS(ステンレススチール)に比べて手に取りやすい価格帯であることも魅力の1本です。

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-el-primero-304253/

●概算予算 3,000,000円前後

まとめ

いかがでしたでしょうか。

コンビネーションモデルは、その華やかさゆえに敬遠される方も少なくなかった印象ですが、ここのところ敢えて異素材の組み合わせを楽しまれる方も増えてきました。現状では、使い勝手の良いSS(ステンレススチール)モデルの方が高値をつけており、価格の面でも非常に狙い目なモデルではないかと思います。まだコンビネーションモデルをお持ちでない方は、是非ともこの機会に”お気に入りの1本”を探してみてください。

どのモデルを選んだら良いか「分からない」「悩んでしまうな」なんて方!当店には知識豊富なスタッフが常駐しており、デザイン、機能、予算などに合わせて、的確にアドバイスさせていただきますので、まずはお気軽にご相談いただければ幸いです。

今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となることを願っております。

ではまた!

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