高級腕時計をお持ちの方もそうでない方も、誰もが一度は「どのモデルが人気なんだろう?」と考えたことがあるかと思います。「人気の王道モデルが欲しい!」「人と被らないモデルが欲しい!」など、皆様それぞれの動機があるなか、実際にどれが人気なのか!?は、リアルタイムに情報を得なければなかなか手に入りません。
そんな皆様に向けて、コミット銀座(以下:当店)で直近1年間に取り扱った、各ブランド上位5本のモデル(=人気モデル)を全10回に渡って公開してきました。そして、最後となる今回は、今までご紹介出来ていなかったブランドを一括りにしてランキングにし、ご紹介していきたいと思います!果たして、どのブランドのどのモデルがランクインするのか、是非とも予想しながら楽しんでご覧ください。
・【パテックフィリップ】
・【オーデマピゲ】
・【ヴァシュロンコンスタンタン】
・【A.ランゲ&ゾーネ】
・【ブレゲ】
・【オメガ】
・【グランドセイコー】
第5位
【チャペック】『アンタークティック テールアデリー』
第5位には、フランスの探検家”ジュール・デュモン・デュルヴィル”が、南極探検の際に発見した半島の名をモデル名に冠した『アンタークティック テールアデリー』がランクイン。
こちらは、パートナーである【メタレム】社が開発した独特のラメ技術を文字盤に採用したことで、複雑な反射や質感が美しい仕上がりとなっています。「C」型リンクを用いた一体型のブレスレットは、ブラッシュ仕上げとポリッシュ仕上げが巧みに使い分けられた個性的なデザインで、ムーブメントにはCOSC認定を受けた完全自社製の「Cal.SXH5.01」が搭載され、その精巧な動きをスケルトンバックから鑑賞いただくことが出来ます。エレガントな雰囲気を漂わせながらも、スポーティに仕上げられた、汎用性の高い1本と言えるでしょう。
第4位
【カルティエ】『サントス ドゥ カルティエ』「Ref.WSSA0048」
第4位には、1904年に”ルイ カルティエ”とブラジル人飛行士”アルベルト サントス デュモン”の友情によって誕生した”世界初の腕時計”と言われている『サントス ドゥ カルティエ』「Ref.WSSA0048」がランクイン。
ストライプ柄の鮮やかなブルー文字盤とPVD加工されたベゼルが、スポーティーな印象のこちらは、飛行機の機体のパーツをつなぐネジをモチーフにしたビスが、ベゼル・ブレスレットに打たれたデザイン性の高い一本。また、簡単にベルト交換が行える”クイックスイッチ”や、サイズ調整可能な”スマートリンク”も採用され、実用性にも非常に優れています。SS(ステンレススチール)仕様のケース・ブレスレットとなっておりますので、初めて高級腕時計を購入する方や、デイリーユース可能なモデルをお探しの方に是非おすすめしたいモデルです。
第3位
【ゼニス】『クロノマスター スポーツ』「Ref.03.3100.3600/69.M3100」
第3位には、クロノグラフムーブメントの頂点ともされている”エルプリメロ”を搭載した、2021年発表の『クロノマスター スポーツ』「Ref.03.3100.3600/69.M3100」がランクイン。
爽やかなマット仕上げのホワイト文字盤に3色のインダイヤルが印象的なこちらは、耐久性に優れたセラミックベゼルや、武骨な印象のSS(ステンレススチール)ケース・ブレスレットを採用し、精悍でスポーティーな仕上がりとなっています。シースルーバックから覗く”エルプリメロ”のムーブメントは、毎時36,000振動のハイビート仕様。1/10秒単位での高精度な計測を可能としながら、パワーリザーブは約60時間と見事な仕上がりとなっています。これからの季節、ラフなTシャツにこちらのモデルを着けて、スポーティーな雰囲気を演出してみてはいかがでしょうか。
第2位
【パルミジャーニフルリエ】『トンダ PF マイクロローター』「Ref.PFC914-1020001-100182」
第2位には、【ブルガリ】の時計部門責任者で『オクト フィニッシモ』の生みの親の一人でもある”グイド・テレーニ”監修の『トンダ PF マイクロローター』「Ref.PFC914-1020001-100182」がランクイン。
イタリア語で”円形”を意味する『トンダ』ですが、その名の通りラウンド型ケースの流れるような曲線が美しいこちらは、きめ細やかなギョーシェ彫り、ソリッドゴールドのスケルトン針、PT(プラチナ)製のマルチフィニッシュベゼルと、高級感を更に高める演出が盛り込まれております。ケース径40mm、ケース厚7.8mmと、薄型で装着感の良いシンプルな2針モデルは、カジュアルスタイル良し、ドレススタイルでも良しと、使い勝手の良い1本となっています。
第1位
【ショパール】『アルパインイーグル ラージ』「Ref.298600-3001」
栄えある第1位は、【ショパール】の共同社長を務める”カール-フリードリッヒ・ショイフレ”が、1980年に生み出した最初の時計『サンモリッツ』をオマージュした『アルパインイーグル ラージ』「Ref.298600-3001」がランクイン。
こちらは、ワシの虹彩をイメージしたとされる、ガルヴァニック加工を施したアレッチブルー文字盤のデザインが特徴的なモデルです。ケースやブレスレットには4年もの歳月を費やして開発した、”ルーセントスティール A223“を採用。これは、高級腕時計に使用されることの多いSS(ステンレススチール)素材の”316L”と比べ、50%ほど高い硬度を誇っています。更には、抗アレルギー性も有しているため、金属アレルギーだった方には非常におすすめです。美しいデザインと実用性を兼ね備えた、次世代のラグスポウォッチを是非この機会に手にしてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
やはり、近年の”ラグスポ”人気が影響し、全体的にスポーティーな印象のモデルがランクインしていましたね。各社毎にデザインや仕様にオリジナルの特性を織り込んでおり、どれも魅力的なモデルばかりとなっていますが、ご自身の利用シーンを考慮して、楽しんで選んでみてください。
とにもかくにも、やはり高級腕時計は実物を見ることが一番です。是非ともお近くにいらした際には、コミット銀座へお立ち寄りください。
引き続き、皆さまに有意義な情報やサービスを提供できるよう、スタッフ一丸となって精進してまいります!