時計の業界用語として1度は耳にしたことのあるマニュファクチュール。

聞いたことはあってもどういう意味か、あなたはご存知ですか?

今回はマニュファクチュールの解説と、コミット銀座がおすすめする高級時計をご紹介します。

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マニュファクチュールとは?

時計メーカーがムーブメントやケースのデザインなど、すべて自社で製造している時計のことをマニュファクチュールと呼びます。

またマニュファクチュールとは自社ムーブメントと言われることもあります。

ムーブメントとは時計の中の部品のことで、針や日付を動かす重要な部分です。

車でいうエンジン部分にあたります。

マニュファクチュールは自社で一貫して製作された時計

正式なマニュファクチュールとはムーブメントからケース、ネジなどすべての部品を自社で一貫して作成し、組み立てまでを行なっている時計のことです。

しかしスイスの名門時計メーカーで、ムーブメントの設計は自社で製造をしても、ケースやネジは日本の部品を採用している時計もマニュファクチュールと言われています。

また機械式時計の中でも非常に重要なヒゲゼンマイの製造は、極めて高い技術がないと生産することができません。

マニュファクチュールである世界三大時計メーカーでさえ、外部からヒゲゼンマイを仕入れて製造を行なっています。

なので、マニュファクチュールには明確な定義はございません。

マニュファクチュールの時計が高い理由

すでに完成している他社のムーブメントを使用すれば、それに合わせて外装のデザインをするだけなので費用を抑えることができますが、自社で精密なムーブメントを作るとなるとそうはいきません。

マニュファクチュールの場合は、自社で外装のデザインからムーブメントの製造までを行うので、テストから販売までに多くの時間と人件費が発生し、値段が高くなってしまいます。

ただ自社で製造を一貫して時計を作ることで、リューズの位置を反対につけることもできますし、変わったデザインにすることもできます。

完全なマニュファクチュールは日本が誇るSEIKOだけ

ロレックスやウブロといった世界的にも有名な時計メーカーも、自社でムーブメントの製造を行なっているマニュファクチュールですが、明確な基準はないので細かな部品などは他から供給しています。

その点日本が世界に誇るSEIKOは、ムーブメントはもちろんバンドや小さなネジなども、開発から製造までを自社ですべて行なっているので、完全なマニュファクチュールと言えます。

エタブリスールは他社のムーブメントを使っているので安い

エタブリスールとはムーブメントや部品は専門のメーカーからの供給を受け、外装のデザインや組み立てを自社で行っている時計のことです。

汎用ムーブメントと言われることもあります。

ムーブメントの開発や製造を専門のメーカーに委ねることで、開発やテストにかかる費用をカットすることができるので、価格を抑えて販売することが出来るのです。

また故障した際も、パーツが多く出回っているため安く修理することができます。

ムーブメントの製造で有名なメーカーはETA社やセリタ社です。

他社のムーブメントを使用しているからといって、決してマニュファクチュールに機能や正確性が劣るということはございません。

ムーブメントの開発や製造を専門としていますし、タグホイヤーやオメガなど多くのスイス時計メーカーがエタブリスールを採用しているので、安心して身に着けることができます。

エタブリスールを採用している有名高級時計メーカー

スイスの時計メーカーの多くはエタブリスールを採用していることもあり、コミット銀座でも取り扱いはございます。

その中でもよく取引されるオメガ・タグホイヤーについてご紹介致します。

オメガ

1848年に懐中時計の製造をしたことで有名な高級時計メーカーのオメガ。

アメリカ航空宇宙局(NASA)の公式腕時計として初めて採用されたのは、当時から高い機能性があったからです。

他にもオリンピックやF1のレースなど多くの場に採用されていることもあり、技術力はお墨付。

価格は新品でも40〜60万円程度と、高級時計の中でも手を出しやすい価格なので、人気モデルは入荷してもすぐに売り切れてしまうことも。

タグホイヤー

テニスプレイヤーの錦織圭や、ハリウッドスターのブラッドピッドが着用していることで有名なタグホイヤー。

1860年に創業した老舗高級時計メーカーで、当初からクロノグラフやストップウォッチがを搭載したモデルが人気です。

新品の平均価格が30〜40万円で、安いモデルだと10万円台から販売されているので、初めて購入する高級時計として人気です。

マニュファクチュールの代表的な時計メーカー

コミット銀座がおすすめする、マニュファクチュールの高級時計をご紹介します。

マニュファクチュールに興味のある方や、時計探しでお悩みの方は参考にしていただければ幸いです。

パテック・フィリップ

世界三大時計ブランドのパテックフィリップは有名なロレックスよりも半世紀以上前に創業されており、高い技術力とステータスは折り紙付きです。

値段は高級時計の中でも群を抜いて高いのですが、2019年10月1日から消費税が10%に引き上げられてしまうので、さらに高くなってしまいます。

コミット銀座では、皆様の手にとっていただきやすい価格でご提供させていただいておりますので、お悩みの方は増税前に一度ご相談ください。

ロレックス

世界的に地位のあるロレックスは1905年に創業し、当初はマニュファクチュールではなく時計製造会社エグラー社からムーブメントを仕入れておりました。

1931年に革命的な自動巻き機構のパーペチュアルの開発をきっかけに、様々な自社ムーブメントのモデルが誕生しました。

そして2000年には他社から仕入れていたクロノグラフムーブメントなど、すべてのモデルの製造を自社で一貫するマニュファクチュールブランドとなりました。

世界的に認められているブランドなので値崩れがしにくく、モデルによっては購入した金額よりも高く売却することができるので、人気モデルはすぐに売り切れてしまいます。

ジャガールクルト

ジャガールクルト は1833年に創業した老舗高級時計メーカです。

1902年から30年程度、世界三大時計のパテックフィリップと共同でムーブメントの製造をしていたほど、当時から高い技術を持っていました。

設計や開発はパテックフィリップが行い、製造はジャガールクルト。

その高い技術力でオーデマピゲやヴァシュロン・コンスタンタンなどにも、ジャガールクルトが製造したムーブメントを供給していました。

腕の細い日本人にも合うモデルが多く、コミット銀座でも人気のあるブランドです。

パネライ

デカ厚ブームの火付け役となったパネライですが、創業当初はETA社からムーブメントを仕入れて製造しておりました。

2005年に自社ムーブメントの開発に成功してから、最大8日間連続で稼働するパワーリザーブモデルなど、様々な時計が販売されるようになりました。

他社ムーブメントを搭載していたモデルも、次々と自社ムーブメントに載せ替えているので、パネライで販売されるすべてのモデルがマニュファクチュールとなる日も近いでしょう。

まとめ

マニュファクチュールについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

マニュファクチュールとは、すべて自社で製造している時計のことです。価格は高いのですが、自社で一貫して時計を作ることで自由なデザインを設計することができ、ブランドの思いもたくさん詰まっています。

エタブリスールは他者から部品を仕入れて製造しているので、開発費を抑え、安い価格で販売することができます。機能性や歴史は十分にありますが、他者から仕入れたムーブメントに合わせて時計を作らなければいけません。

今回ご紹介したコミット銀座がおすすめするマニュファクチュールは、

  • パテック・フィリップ
  • ロレックス
  • ジャガールクルト
  • パネライ

です。

ぜひ、これから高級時計を選ぶ際にはマニュファクチュールかどうか、意識してみてはいかがでしょうか?

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