皆さまこんにちは!
今回は時計界でも人気が高い【クロノグラフ搭載モデル】についてお話ししていきたいと思います。
今やどの時計ブランドからもラインアップされている【クロノグラフ搭載モデル】は、どのモデルも完成されたデザインで人気と注目を浴びています。そこで、まだクロノグラフについてあまり知らない方に向けて、各ブランドのおすすめモデルをご紹介していきたいと思います。
是非最後までお楽しみください。
クロノグラフとは
まずはクロノグラフについてお話ししていきたいと思います。
端的に申し上げるとクロノグラフとは「ストップウォッチ機能」のことを指します。語源はギリシャ語で「時間」を意味する「クロノス(Chronos)」と、「記す」という意味を持つ「グラフォス(graphos)」を組み合わせた言葉です。
クロノグラフを搭載するモデルに関しては、文字盤上に“インダイヤル”と呼ばれる、計測時間を表示する機構が備わっております。これは“スモールセコンド”とも呼ばれていたりしますね。インダイヤルの存在は、クロノグラフが備わった時計のアイコンであり、そのデザイン性を高めてくれている大きな要素のひとつです。
使い方とインダイヤルが示す時間
写真のデイトナを例にお伝えしていきます。
♦12時を指している針は「クロノグラフ針」と呼ばれ、60秒で1周します。
♦2時位置のプッシュボタンを一度押すと“スタート”、もう一度押すと“ストップ”します。
♦4時位置のプッシュボタンを押すと“リセット”されます。
♦文字盤上の3時位置に配置された”30分積算計”は、クロノグラフ針が1周するごとに1目盛り進みます。(1分目盛り)
♦文字盤上の9時位置に配置された”12時間積算計”は、クロノグラフ針が60周=1時間経過するごとに、1目盛り進みます。(1時間目盛り)
皆さまお分かりの通り、使い方は至って簡単ですね。ただ、実際に生活している中で必要あるかと言われると、、、まず使う機会は少ないと言えるでしょう(笑)それでもインダイヤルが文字盤上にあるということが、デザイン面での完成度を高めてくれるのは間違いありません。
この後紹介する時計達を見てもらえれば、お分かりになっていただけると思いますので、ぜひご覧ください!!
各ブランドの代表的なクロノグラフ搭載モデル
続いて、各ブランドで主力となっている代表的な【クロノグラフ搭載モデル】をご紹介していきます。*こちらはコミット銀座に現在(7/28時点)在庫があるモデルを中心にご紹介していきますので、気になる方はHPをご覧いただければ幸いです。
ロレックス:デイトナ
最初にご紹介するのはロレックスが誇るクロノグラフの代表作『デイトナ』。クロノグラフと聞いて「デイトナ」を思い浮かべる方は多く、それだけ有名なモデルということが言えます。
1963年に誕生したコスモグラフ・デイトナは、プロのカーレーサーのニーズに応えるよう設計されたモデルとして世間では認知されており、誕生から50年経った今でもスポーツクロノグラフにおける比類なき存在として君臨しています。
こちらは『デイトナ』の中で4代目にあたる「Ref.16520」の白文字盤です。
ロレックス デイトナ エルプリメロ 白文字盤 SS Ref.16520
Serial.A (1999年頃)自動巻(保証書日付1999年12月)
弊社提携工房にて、オーバーホール・外装仕上げを行っておりますので、安心して使っていただける綺麗な個体です。また、ベゼル/ケース/ブレスレットの印象も良く、保証書・シリアルタグが付属しているので、リセール面においてもオススメできる1本になります。
【⇩Ref.16520の詳しい内容に関してはCOMMIT TVでご紹介しております⇩】
オーデマ ピゲ:ロイヤルオーク クロノグラフ
続いてご紹介するのは、オーデマ ピゲの代表作でもあるロイヤルオークにクロノグラフを搭載した人気モデル「ロイヤルオーク クロノグラフ」です。
オーデマ ピゲ ロイヤルオーク クロノグラフ SS Ref.26331ST.OO.1220ST.01
3針のイメージが強いロイヤルオークですが、クロノグラフを搭載したこちらもカッコ良いですね。人気のブルー文字盤にシルバーインダイヤルが、絶妙なアクセントとなっています。
もう一本。こちらの色合いも見逃せません。
オーデマピゲ ロイヤルオーク クロノグラフ ブティック限定 SS Ref.26315ST.OO.1256ST.01
2019年に発表されたブティック限定モデル。シルバー×ブルーインダイヤルが、何とも言えない上品さを醸し出しています。別名「ブルーパンダ」と呼ばれたりもしています。
ヴァシュロン・コンスタンタン:オーヴァーシーズ クロノグラフ
今年、セカンドマーケットにおいて急激な価格の上昇を見せたオーヴァーシーズ。ノーチラス、アクアノートに続き、ようやく市場で台頭してきたモデルですね。こちらは、そんなオーヴァーシーズにクロノグラフを搭載した「オーヴァーシーズ クロノグラフ」
ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ SS Ref.5500V/110A-B148
オーヴァーシーズもロイヤルオーク同様に3針モデルが主流ではありますが、このクロノグラフ搭載モデルも注目を浴びております。2016年にはフルモデルチェンジが行われ、裏蓋がシースルーバックに変更されました。ケースサイズは大きめの42.5mmと、腕周りがしっかりしている方には、特におすすめできるモデルになります。
チューダー:ブラックベイ クロノ
最近何かと話題の多いチューダーですが、クロノグラフモデルもカッコよく展開しています。ベースとなるのは60年に及ぶダイビングの歴史が凝縮された、チューダーの象徴的なモデル「ブラックベイ」。最近のモデルでは2カウンタークロノグラフが採用され、本家デイトナとの差別化が図られているようにも思えます。2021年新作モデルのこちらは、ロレックスの手巻きデイトナを彷彿とさせるようなカラーリングです。
チューダー ブラックベイ クロノ SS Ref.79360N
状態に関しては、非常にきれいな美品個体。また、ブンドストラップも付属しており、お得な仕様となっています。
そしてチューダーからもう一つおすすめモデルをご紹介します。
先ほどご紹介した新作の1世代前のモデル「Ref.79350」です。こちらはベゼルがステンレススチール仕様で、第5世代のデイトナ Ref.116520を彷彿とさせますね。状態は、ケース側面やバックルに保護シールが残っており、コマ調整されていない未使用品。白タグも付属しており、中々見られないレアな状態です。
オメガ:スピードマスター
最後は、クロノグラフを語る上で外すことのできない「オメガ スピードマスター」。
オメガ スピードマスター 東京2020 リミテッド エディション SS Ref.522.20.42.30.01.001
オメガを代表するモデル、スピードマスターですが、今回ご紹介するのは、2020年東京オリンピック記念モデルです。現在白熱した毎日で日本を熱狂させてくれている東京オリンピック。2020本限定発売となっており、生涯記念に残る素晴らしい限定モデルではないかと思います。未使用品のこちらはコレクションにも最適な1本です。オリンピックで盛り上がっている今こそ、この感動の記憶と共に購入してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は5つのブランドを選定し【クロノグラフ搭載モデル】をご紹介させていただきましたが、どれもブランドの顔といっても良いほどの人気モデルばかりでしたね。
何故こんなにもカッコいいのか、、、書いている最中も「格好良いなぁ」という感情の嵐でした(笑)
ただ、このように思う人が多いからこそ、総じて【クロノグラフ搭載モデル】は人気があるのだと認識させられます。
初回は代表的なモデルのみご紹介しましたが、他にも様々な機能を備えたクロノグラフがございます。次回以降にそちらの紹介もしていきたいと思いますので、是非お楽しみにお待ちください!!
今回の内容をご覧いただき、【クロノグラフ搭載モデル】に興味を持っていただければ幸いです。
ではまた!!