著名人が身に着けている腕時計が欲しい。皆さん、そう思ったことはありませんか?

腕周りをよく注目して見ると「オシャレなデザイン」や「豪華で存在感のある時計」など、著名人の中には一流の高級腕時計を身に着けている人が多く存在していることがわかります。

今回の【著名人シリーズ】は『ファッションデザイナー』の腕元にフォーカス。国内外のデザイナーが身に着ける腕時計はどのようなモデルを着けているのでしょうか。是非最後までお楽しみください。

【N .HOOLYWOOD(エヌハリウッド)】
『尾花大輔さん』が着用する
【ホイヤー】『プロフェッショナル 200M』
「Ref.980.013」

時計愛好家としても広く知られる【N.HOOLYWOOD】デザイナーの『尾花大輔』さんのインスタグラムには、たくさん時計の写真が投稿されています。その中でも目に留まったのが、【ホイヤー】の初期ダイバーズウォッチです。

こちらは、ホイヤー社とタグ社が合併する直前の希少な「TAG」表記のない「HEUER」表記のみのモデルです。【ホイヤー】唯一のボンド・ウォッチとして知られる同モデルは、クオーツ・ムーブメントを採用し、ケースにPVDコーティングを施したデザインが特徴です。

ファッションはもちろん、腕時計にも強いこだわりを持つ尾花さんらしいチョイスと着けこなしは、まさに【N.HOOLYWOOD】を体現する1本と言えるでしょう。このモデルは『GQオンライン』で尾花さんの取材記事でもご紹介されており、「サラッと気軽に合わせて、いいレストランにも行ける」と語る、尾花さんのスタイルが垣間見れ、つい私も欲しくなってしまいました(笑)。

【NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)】
『滝沢伸介さん』が着用する
【ロレックス】『ミルガウス』
「Ref.6541」

1994年に東京・原宿でスタートし、今や東京を代表するブランドの一つ【NEIGHBORHOOD】。そんなブランドのデザイナー『滝沢伸介』さんは【ヴィンテージロレックス】『ミルガウス』のファーストモデル「Ref.6541」を着用しています。

世界に先駆け1000ガウスの耐磁性能を持つモデル『ミルガウス』は、1956年に誕生し、『ミルガウス』とはフランス語で1000ガウスの意味をあらわしています。耐磁構造を納める大振りな37mmケースに、同モデルのアイデンティティーとも言えるイナズマ針が特徴です。当時、耐磁時計という特殊性は評価されず、わずか数年でセカンドモデルへ移行しましたが、もともとの生産数が少なく、現在は市場どころか世界的なオークションでも滅多に出品されない希少なモデルです。

そんな希少モデルを極上のコンディションで所有している滝沢さんは流石の一言ですね。車やバイクに造詣が深く、ヴィンテージのハーレーに乗っている滝沢さんにぴったりなモデルですね。お洒落過ぎます!

【CELINE(セリーヌ)】デザイナー
『エディ・スリマン』が着用する
【ロレックス】『エアキング』
「Ref.5500」

エディ・スリマン「セリーヌ」のファーストショーは、メンズ&ウィメンズの合同ショー | WWDJAPAN引用元:WWD

いくつものメゾンブランドを手掛け、世界的に活躍するデザイナー『エディ・スリマン』。これまでに【ディオール・オム】【サン・ローラン・パリ】を経て、現在は2019年より【セリーヌ】のデザイナーに就任し、活躍されています。エディが手掛けるブランドは、誰もが注目し、セレブやファッショニスタを虜にし続けております。

そんな『エディ・スリマン』が着用しているのは【ヴィンテージロレックス】の『エアキング』です。シンプルかつ不変的なデザインが魅力の『エアキング』は、1950年代後半に最も有名なこちらの「Ref.5500」が誕生しました。その後マイナーチェンジを繰り返しながら1988年頃まで製造されたロングセラーモデルです。

『エディ・スリマン』が作り出すモードなロックスタイルには、ケース径34mmの小ぶりなサイズ感がぴったり合うこと請け合いです。きっと、シルバーダイヤルが焼けた雰囲気抜群のオールドエアキングに間違い無いでしょうね。

FRAGMENT DESIGN(フラグメント デザイン)】
『藤原ヒロシさん』が着用する

【ロレックス】『オイスターパーペチュアル』「Ref.126000」


最後にご紹介するのは、時計愛好家として超有名なファッションデザイナー『フラグメント・デザイン】主宰『藤原ヒロシ』さんです。パンク、スケートボード、ヒップホップのストリートカルチャーをハイファッションとミックスし、裏原系ブームのカリスマとして名を馳せ、現在に至るまで日本のファッションシーンを牽引しているデザイナーです。世界中のファッション関係者からも「キング・オブ・ストリート」と称されるほど有名ですね。

そんな『藤原ヒロシ』さんが着用するのは、キャンディピンクが目を惹く【ロレックス】『オイスターパーペチュアル』「Ref.126000」。『藤原ヒロシ』さんと言えば【ヴィンテージロレックス】のイメージが強いですが、ストリートスタイルにこのキャンディピンクを選ぶところが、何ともニクいの一言です!

余談ですが、今月13日に国際オークションハウス「サザビーズ」が香港で開催するオークション『Important Watches』にて、なんと『藤原ヒロシ』さん本人による出品【ロレックス】『GMTマスター』「Ref.6542」のティファニーWネームモデルが登場します!

どういう展開となるのか、今からとても楽しみですね。その模様は後日「コミットTV」でも配信致しますので、是非とも楽しみにお待ちください。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか?

どれも欲しくなるモデルばかりだったかと思います。やはり影響力のある人が選ぶモデルは、必然的にそう思わせるモノが多いように感じますね。

お洒落の極意は、自分がお洒落だなと感じた人からそのエッセンスを”盗む”ことだと思います。まずは真似してみて、自分のスタイルへ落とし込む。

今回も、この記事がご自身のお気に入りの一本を選ぶ際の一助となれば幸いです。

では、また!

著名人シリーズ