著名人が身に着けている腕時計が欲しい。皆さん、そう思ったことはありませんか?

腕周りをよく注目して見ると「オシャレなデザイン」や「豪華で存在感のある時計」など、著名人の中には一流の高級腕時計を身に着けている人が多く存在していることがわかります。

今回は、世界的にも有名な『料理人の腕元にフォーカス。ミシュランも認めた有名シェフが登場します。是非最後までお楽しみください。

レストラン「カンテサンス」
『岸田周三』オーナー・シェフが愛用する

【ヴァシュロンコンスタンタン】
『パトリモニー レトログラード デイ/デイト』
「Ref.86020/000G-9508」


最初にご紹介するのは、ミシュラン3つ星を14年連続して獲得し、日本のフレンチ界をリードする『岸田周三』シェフ。

さまざまなレストランで修行し、現在「カンテサンス」というレストランを経営し、木村拓哉さんが主演されたドラマ『グランメゾン東京』の監修もしたシェフとしても有名です。

そんな岸田シェフは、腕利きの料理人という顔だけではなく、時計選びにもそのセンスが発揮されています。中でも目に留まったのは【ヴァシュロンコンスタンタン】『ダブルレトログラード』です。

12時側に日付、6時側に曜日のダブルレトログラード機構を備えるこちらは、18KWG(ホワイトゴールド)ケースに自動巻きのジュネーブシール取得ムーブメントを搭載しております。

料理人という職人気質が【ヴァシュロンコンスタンタン】のモノ作りへの拘りと職人技に惹かれ、これを選んだ背景に納得ですね。岸田シェフは普段、衛生上の理由から厨房では時計を着けないので、休日に楽しんでいるそうです。

レストラン「KEI」
『小林圭』シェフが愛用する

【オーデマピゲ】
『ダブルバランスホイール オープンワーク』
「Ref.15407ST.OO.1220ST.01」

二人目にご紹介するのは、世界一厳しいと言われる「ミシュランガイド フランス版」で、日本人として初の三つ星を獲得した『小林圭』シェフ。

日本人シェフ初の三ツ星は、フランスでも大きなニュースになるほどで、歴史的な快挙を成し遂げたレストラン「KEI」は、いまやパリでも有数の”予約のとれない店”として話題を集めています。

そんな小林シェフは、渡仏して20年以上自分を磨き続け、フランス料理の歴史に刻まれる2020年のミシュラン授賞時に、【オーデマピゲ】『ダブルバランスホイール オープンワーク』を着けていました。

完成までに約5年もの歳月を経たと言われる同モデルは、スレートグレースケルトンのフェイスから、精緻な動きを眺めることができる芸術品のような逸品です。2つのテンプとヒゲゼンマイを同軸上にセットし、ヒゲゼンマイが交互に伸縮を行い、お互いに補完をしながら精度と安定性を確保しています。

このような、従来の『ロイヤルオーク』のデザインを踏襲しながら、ムーブメントを進化させた1本は、【オーデマピゲ】が世界三大時計ブランドといわれる老舗でありながらも、常に革新し続けている証であり、人を惹きつけてやまない所以と言えるでしょう。小林シェフの確固たる信念が共通し、同モデルを愛用する理由が良く分かります。

レストラン「ジョエル・ロブション東京」
カエル・ミカエリディス』シェフが愛用する
【ブランパン】
『ヴィルレ ウルトラスリム』
「Ref.6224-3642-55B」


最後にご紹介するのは、老舗高級時計メーカー【ブランパン】のブランドフレンドであり、ジョエル・ロブションレストラン東京のエグゼクティブシェフ『ミカエル・ミカエリディス氏』。

ミシュランの3つ星はもちろん、さまざまな国で功績を挙げ、ジョエル・ロブションファミリーの一員に加わり、一流シェフが名を連ねる【ブランパン】のブランドフレンドとして、2021年から仲間入りを果たしたミカエリディス氏。

そんなミカエリディス氏は、【ブランパン】発祥の地を冠した最もクラシックなコレクション『ヴィルレ』を愛用しています。


引用元:BLANCPIN

こちらは、【ブランパン】のルーツと美意識を体現し、創業当時の伝統的なベーシックデザインを継承しつつ、シンプルでありながらも洗練されたフォルムを追求した超薄型時計です。

【ブランパン】は、ミシュランガイドのパートナーや有名な料理コンテストの公式タイムキーパーを務めるなど、”料理人=シェフ”との結びつきが深く、有名シェフの手元を30年以上にわたり飾り続けています。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか?

洗練された料理人=職人は、繊細なモノ作りをする時計職人の拘りや歴史的背景、またブランドが持つコンセプトに共感し、自分に相応しい1本を選んでおり、大変感銘を受けました。

皆さんもこういった拘りや背景を基に、自分に相応しい高級時計を探してみてはいかがでしょうか。

今回も、この記事がご自身のお気に入りの一本を選ぶ際の一助となれば幸いです。

では、また!

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